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異国を旅する気分が味わえるユニークな菓子
御茶ノ水駅
DOCE ESPIGA(ドース イスピーガ)[ポルトガル菓子店]
偶然出会ったポルトガル人の少年がきっかけで、ポルトガルに興味を持ち、1年限定でポルトガルに渡ったというオーナーの髙村美祐記さん。「ポルトガルはカフェ文化が発達していて、素朴なお菓子が多くて興味深い国でした」。
日本に戻るとポルトガル料理の店で働き、ポルトガル人の女性シェフから引き継いだデザートメニューを作り始める。その後、店舗を持たず、自転車でポルトガル菓子を売り歩いたという行動派の髙村さん。その間にも「ポルトガルの青い空が見たいな」とポルトガルを再訪したことも。
日本よりも小さな国ながら、それぞれの地方で特有のお菓子が作られているそうで、現在、店頭に並んでいるのも、髙村さんが現地で出合ったものがベースになっているそうだ。ポルトガルは大航海時代、世界一豊かな国だったという歴史的背景がある。そのため卵や砂糖など、当時の贅沢品だった食材を使ったものが多いそうだ。
この季節におすすめのお菓子は、「ごあいさつボール」。練乳と卵、バター、ココナッツなどを鍋でよく練って、さらにココナッツをまぶしてアクセントにアーモンドをトッピング。1つ180円と手頃なのもうれしい。2個入りの箱も用意されているので、新生活で出会った人への“ごあいさつ”にピッタリ!
「リス川のそよ風」(320円)というポルトガル中部を流れる河川にちなんだロマンチックな名前のお菓子も。卵、アーモンド、砂糖シロップを蒸し焼きしたもので、もっちりとした食感が独特だ。
DATA
JR中央線御茶ノ水駅御茶の水橋口から徒歩10分。
7時~18時(土・祝は8時~15時30分)、日休(月休の場合あり)。
東京都千代田区神田小川町3-2-5
☎非公開
https://www.instagram.com/doceespiga/
取材・文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2024年4月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。