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- 「三鷹市星と森と絵本の家」で、遊びながら絵本と自然科学をもっと好きになる

中央線沿線には、子供たちを歓迎するスポットが盛りだくさん。
特別な体験が待っていたり、親子にうれしいサービスがあったり、そんな施設やお店なら、子供たちもたちまちキラキラの笑顔に!
授乳スペースやキッズメニューの有無、休憩スポットなど、おでかけのときに気になる情報もしっかりチェック。
中央線に乗って、子供たちとのおでかけを思いっきり楽しもう!
武蔵境駅
「三鷹市星と森と絵本の家」で、遊びながら絵本と自然科学をもっと好きになる
おすすめ度 0歳~★★/2歳~★★★/4歳~ ★★★
\ 年齢や興味に合わせて自由に過ごそう /
子供が絵本に親しむ機会を増やしたいと思っても、乳幼児がいるとゆっくり本を選ぶのは至難の業。せっかく用意した絵本に興味を持ってもらえなかったり、図書館に行ってもすぐに飽きて帰ることになったり、なんてことは日常茶飯事だ。
その点、「三鷹市星と森と絵本の家」は、子供が喜ぶ仕掛けがいっぱい! 遊んでいるうちに絵本や自然科学に親しめる施設なので、1日じっくり遊ぶつもりで出かけてみよう。
この記事の目次
くつろげる空間に、体験展示がたっぷり。絵本をもっと好きになろう

大正時代の建物を保存活用した、風情たっぷりの展示施設。

畳敷きの和室や書斎で絵本を読めば、昭和の時代にタイムスリップしたような気分が味わえる。

季節ごとに変わるテーマで並べられた絵本に、子供たちは興味津々!

毎年テーマが変わる絵本展示室。写真は2024年度の展示「はじまり」。(写真提供=三鷹市星と森と絵本の家)
2025年7月7日からは「星と光」をテーマにした最新の展示が公開されている。

壊れてもすぐ直せるよう展示物は手作りにしているという。思いっきり触って遊ぼう!

絵本と紐づいた展示物が、絵本への興味を高めてくれる。
お庭で外遊びもできて、活発な子も大喜び!

中庭には、スタッフが手作りしたという昔懐かしい遊び道具が置かれている。

絵本や図鑑を読んで自然科学に興味が出たら、外で実際に植物などを観察してみて。

ドミノ倒しに夢中の子供たち。外にもテーブルとベンチがあるので、保護者ものんびりできる。
気軽に参加できるイベント・ワークショップも

季節の星に関するお話を聞けるイベント「星のおはなし」。(写真提供=三鷹市星と森と絵本の家)

木工作ができる「森のクラフト」コーナー。たくさんの材料から好きなものを選ぼう。

スタッフの説明を聞きながら、木づちを使って真剣にタイヤを取り付ける。
なお、「森のクラフト」は屋外活動なので、悪天時や熱中症の恐れがあるときなどは中止になることもある。
乳児向けの設備も万全で、赤ちゃん連れでも安心

3畳ほどのおもちゃ室。畳敷きで赤ちゃんも快適だ。
絵本展示室の奥にはおもちゃ室があり、おままごとや電車遊びなどの乳幼児向けおもちゃが2カ月おきに入れ替えで用意される。

赤ちゃん向けの絵本が飾られた授乳室は、落ち着ける空間だ。
なお、旧1号官舎には快適な授乳室も用意されている。

休憩スペース横にはベビーベッドもあるので、寝てしまった子供を下ろして休むこともできる。
なお、館内はバリアフリーだが、旧1号官舎は畳敷きなのでベビーカーは入れない(車椅子は別途対応可)。

国立天文台の第一赤道儀室。守衛所で受付すれば無料で天文台の各施設が見学できる。
一人ひとりの興味に合わせて楽しめる!
絵本が好きな子もそうでない子も、夢中になって遊べる「三鷹市星と森と絵本の家」。赤ちゃんから小学校低学年くらいまでなら、丸一日飽きずに過ごせるに違いない。なお、もし天文に興味があるなら、国立天文台の見学をあわせて楽しむのもおすすめだ。
「三鷹市星と森と絵本の家」から帰るときは、管理棟でリピーターカードにスタンプを押していこう。25回来館すると、木製のリピーターメダルが貰えるという。入館無料なのに最初から最後までワクワクさせてくれる、子供連れにイチオシの施設である。
DATA
写真・文=岡村朱万里
※上記の情報は2025年6月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。