- トップ
- スイーツ・テイクアウト
- Cinq jours(サンクジュール)[洋菓子]
ザクザクッと香ばしいパイ生地がアクセントのシュークリーム
阿佐ケ谷駅
Cinq jours(サンクジュール)[洋菓子]
阿佐ケ谷駅から中杉通りを北に進むと、松山通りに分岐して程なく、こぢんまりとしながらも、フランスの街角を感じさせるようなパティスリーと出会う。通り沿いのショーケースを、道行く人がかわるがわるのぞいていく。
ここには以前、PÂTISSERIE TATSUYA SASAKI という店があった。オーナーシェフの佐々木さんが西八王子の本店に注力することを受け、佐々木さんのもとで菓子作りを学んだ山根克也さんが場所を引き継ぎ、2023年6月にオープンしたのがこの店だ。店頭にはTATSUYA SASAKI の焼き菓子も並び、その様子からも、師弟の絆がうかがい知れる。
店の看板商品は2種のパイシュー各420円だ。そのうちの一つ、阿佐ヶ谷パイシューは、マダガスカル産バニラビーンズを使用した香り豊かなカスタードクリームがたっぷり。生クリームを加えず、カスタードをそのまま贅沢に使用。濃厚だが甘さ控えめで、軽やかささえ感じる。一方、カスタードの上に上質な生クリームをあしらったのはサンクジュールパイシュー。品質にこだわったリッチなミルク感が加わり、こちらもまた軽やかだ。
そして特筆すべきは、シュー生地の下に敷いて高温で焼き上げたパイの驚くほどの存在感! 小規模店ゆえに作り置きせず、少しずつクリームを詰めて店頭に出す。そんなひと手間がパイのザクザク感をキープしているのだろう。パイシューにはこの2種のほか、季節のフルーツなどを取り入れたものも。
また、バスクのチーズケーキ1カット490円もおすすめだ。こちらはPÂTISSERIE TATSUYA SASAKIでも人気が高かった佐々木さん直伝のレシピで作られている。
DATA
JR中央線阿佐ケ谷駅北口、徒歩約5分。
12時〜18時、月および隔週木休。
東京都杉並区阿佐谷北1-33-5
☎03-4291-0902
https://www.instagram.com/cinq_jours/
文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2025年10月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。















