すべては土づくりから 若手農家が育てる伝統野菜
青梅駅
第3回
繁昌(はんじょう)農園のごせき晩生(ばんせい)小松菜
ふかふかの黒い土に、やさしい緑の葉が育つ。江戸東京野菜のひとつ、ごせき晩生小松菜だ。お浸しや漬物、正月の雑煮にも欠かせない、東京を代表する万能菜っ葉といえよう。「一般的な小松菜より色が薄くて、えぐみがなく、甘くて柔らかいんです」と、土からすっと摘み、おいしそうに頬張る、繁昌知洋さん。ここ青梅市で新規就農して3年目の若きファーマーだ。大学時代に環境生態学を学び、自然に関わる仕事を目指した。まず青果店で働き野菜の知識を学び、体験農園、農業学校、さらに農家での研修を経て独立。現在は小規模農地を10カ所借りて、年間140種類もの野菜を作っている。「東京でやるなら東京の伝統野菜にも挑戦だ」と腕まくりする笑顔は、野菜同様生き生きしている。
2017年にスタートし、すっかり定着したエキナカマルシェ。地元生産者から、収穫したばかりの野菜や果実を直接購入できるのが醍醐味だ。JR五日市線・青梅線・八高線拝島駅構内にて(駅利用者以外は入場券が必要)。開催日時は、12月5日・19日の15時~19時。
※詳細及び今後の予定に関するお問い合わせは050-3644-2804(JR東日本リテールネット)
※野菜の生育状況などで中止の場合もあります。
DATA
JR青梅線東青梅駅北口から西武バスで約15分の「岩蔵温泉」下車、徒歩約1分。
青梅市富岡3-1050-7
電話番号:080-5406-7654
*金16時~18時はJR青梅線小作駅西口「岩蔵マルシェ inココスム」に出店。
上記の情報は2020年11月現在のものです。
※料金・営業時間・休園(館)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業休止や営業時間・形態の変更、イベントの延期・中止など、掲載内容と異なる場合があります。
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