友人や家族など大切な方と会うときは、中央線沿線ならではの手みやげを持っていこう。
地元の素材を取り入れていたり、その土地の個性が表れていたりと、中央線の手みやげには地域の話題がたくさん詰まっている。そんな一品を持参すれば、あなたが暮らす街の話題で盛り上がるかも。
中央線沿線にお住まいの方、中央線をよく利用される方必見の連載。
新宿駅三鷹駅
ふたを開ければ笑顔こぼれる! 新生活のご挨拶にもぴったりなクッキー缶
春は新生活がスタートする季節。新しい出逢いも多いこの時期には、ご挨拶がわりのプレゼントが大活躍。“はじめまして”のあの人はどんなものが好きかしら? そんなときに選びたいのは老若男女みんな大好き、定番おやつのクッキー缶。ふたを開ければ香ばしい小麦の香りがふわりと広がって、きっと誰をも笑顔にしてしまう。魔法のようなクッキー缶をどうぞ。
絵本のような世界観に心つかまれる
MOVE CAFE(ムブカフェ)[新宿駅/カフェ・焼き菓子]
ふたを開けた瞬間、白猫のアイシングクッキーと目が合う。そしてお団子頭の“私クッキー”もにっこり。絵本の世界に誘われるような愛らしさに、思わず顔がほころんでしまう。「開けたときのワクワク感を大切にしています」というのはパティシエの田中鮎美さん。手間ひまかけて丁寧に焼き上げられたクッキーたちは、素朴だけど小麦のおいしさが感じられる優しい味わい。種類によって素材はもちろん、食感の違いもあり、ともにバランスよく組み合わせられている。取材時の内容は桜花の和三盆漬けをのせた桜クッキーや苺のスノーボールなど、春の素材も取り入れた12種のアソート。次は母の日に父の日、それが過ぎると夏のアソート…と、季節やイベントを追いかけていく楽しみもある。
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フランス伝統の正統派クッキー缶
フランス菓子ル リス[三鷹駅/洋菓子店]
店名の由来にもなっているユリの花のイラストをあしらったオリジナル缶は、季節に合わせたカラー展開。デザイン性の高いクッキー缶は、食べ終わった後も大切に使いたいアイテム。贈った後にも想いが続いていく。缶の中に丁寧に詰められた焼き菓子は、サブレ系3種にスティックパイ、ブールドネージュ、メレンゲの全6種類。全体の色のバランスも考えて配置している。オーナーパティシエの須山慎吾さんは“日本のショコラティエの先駆者”と称される川口行彦シェフの元で学んだこともあり、チョコレートの扱いを得意としている。小麦の香りとともに、ふわりと漂うカカオのサブレがなんとも香ばしい。常に新しいものを販売できるよう、数を絞って生産。完売してしまうこともあるので事前確認がおすすめだ。
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取材・文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2022年3月現在のものです。
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