日野駅と豊田駅のパン屋さんを結ぶ　華麗なるカレーパンめぐり

スタートは JR 中央線日野駅から！　歴史感のあるデザインの日野駅から、線路沿いを南に歩いて約10分ほど。

最初に訪れたのは 「ベーカリー・モリ」。ログハウスのようなかわいいお店で、店内はアットホームな雰囲気。

焼きカレーフランス160円は、真ん中にあいた穴から中のカレーがのぞいている。カレーはとってもフルーティー。もっちりとしたフランスパン生地にもぴったり。使用する水は天然水で、ご主人自ら山梨県へ汲みに行くというこだわりようだ。

次に訪れたのは、国道20号沿いで日野郵便局南の交差点にある 「ベーカリー プラート」。お客さんで賑わう人気店で、お店の隣に駐車場も完備されており、車で買いに来る人も多数。

ふんわりとした薄めのパン生地にジャガイモのゴロッとした存在感が印象的な、自家製 焼きカレーパン220円。辛さも控えめでお子さまでも食べやすそう。

ちなみに僕は、ベーカリー・モリさんから、ベーカリー プラートさんまでは歩いて行ったのだが、途中に抜けた住宅地には細い路地や坂道、森のようなところもあったりと、歩いていてワクワクする場所が多かった。

日野市を流れる浅川を渡った先、北野街道沿いにあるのが 「ムッシュイワン日野店」。ウッドデッキのテラス席がオシャレ。

今回食べたなかで、唯一の揚げたカレーパン。手作りビーフカレーパン237円。ゴロッとお肉が入ったこれぞ“王道”。ピリッとスパイシーなカレーはシェフのこだわりだ。

次は再び国道20号に戻る。 「石窯パン工房 アイグラン 泉塚店」は、レンガ調の温かい雰囲気のお店。

ピリッと焼キーマカレー216円は、パンとカレーのバランスが特徴的。フワフワのパンを頬張ると、たっぷりのタマネギが辛さを引き出すカレーの香りが鼻を抜ける。ツウの人にも納得してもらえるようなカレーにこだわっているとのこと。ちなみに当店の、ごろっと牛肉カレーパンは、カレーパングランプリ2021の東日本揚げカレーパン部門にノミネートされた逸品だ。

最後は、「社会福祉法人夢ふうせん」の工房で作られる人気のカレーパン、華麗になるひののめぐみ180円。「第4回ニッポン全国 ご当地おやつランキング」で準グランプリに輝いた逸品だ！　豊田駅北口にあるショップ「わーく・わーく」で購入できる。

地元の野菜と地元の人材がコラボレーションした農福連携の賜物。ふっくら厚めのパンに、野菜の甘みが効いた辛さ控えめのカレーが相性よく、優しい味わい。

……というわけで、5店舗それぞれの個性的なカレーパンに出会えた。どれも本当に美味で、そして作った人の愛情と情熱でおなかも心も満腹満足！　

ゴールは豊田駅。本日の取材はこれにて終了！

カレーパンを食べて、カレー度 MAX！　すっかり華麗（カレー）に変身したのでした。皆さんも華麗なるカレーパンの旅にぜひ！