三鷹駅
三鷹でゆっくりまったりと。おすすめカフェ6選
武蔵野市との境界にまたがる井の頭恩賜公園など大きな公園があり、自然と都会がバランスがよく住みやすいと人気の街、三鷹。最近は、まったりできるおしゃれなカフェや、インスタ映えするスイーツのお店も増えている。そんな三鷹でおすすめしたい、絶対に行きたくなるカフェをご紹介。
この記事の目次
1.
珈琲 松井商店[三鷹駅/カフェ]
太宰治ゆかりの地、三鷹であのころをイメージした1杯を
太宰治が9年間暮らした三鷹。『珈琲 松井商店』の前身である「松井商店」は酒・たばこを売る商店で、太宰もたばこを買いに訪れていたのだそう。そんなゆかりもあり、太宰が生きた時代をイメージしたブレンドコーヒーDazai COFFEE600円は人気の1杯。Dazai COFFEEのほかにも様々な自家焙煎のブレンドコーヒー(豆・ドリップコーヒーパック)を販売しており、それらを買いに来る人も多い。フードメニューには煮卵付きの黒ビーフカレーライスやコンビーフ丼などもあり、ゆったりしたカフェタイムだけではない魅力も。
店内に設置された大きな焙煎機を眺めながら、ひとりでも、友達同士でも、豊かな時間を過ごすことができそう。
アンティークの調度品も店主・松井さんのセレクト。ウッディな空間に癒やされる。
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2.
cafe 海猫山猫[三鷹駅/カフェ]
心も身体も元気になるひとときを
三鷹駅と吉祥寺駅の間にある『cafe海猫山猫』。入口が引き戸になっており、床も土間なので、ベビーカーや車椅子を利用している方でも入りやすい造り。そのためか、赤ちゃんを連れた方から近所のご年配の方までとお客さんの年齢層も幅広い。看板メニューのひとつ、スコットのスムージー700円は、スーパーフードのスピルリナに、バナナ、パイナップル、さらに味噌を使ったもの。腸内環境が整い、身体のバランスもよくなると好評だ。2022年11月末からは、週2回の夜カフェもスタートした。豊富なデザートメニューのうち、ローケーキは小麦粉・白砂糖不使用のグルテンフリー。他にも昔ながらの固めプリンや本日のデザートなども必見だ。
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3.
よつば舎[三鷹駅/カフェ]
身体に優しいおやつやベーグルを、コーヒーとともに
三鷹駅南口から徒歩3分の場所にあるカフェ『よつば舎』。パステルブルーの外観と、黒板に書かれた「おいしいコーヒーいかがですか?」の文字に惹かれる。1人で訪れる方だけでなく、子ども連れも多いそう。
身体に優しいおやつや、北海道十勝産のとかち野酵母を使用したベーグルなどを提供している。卵(シフォン除く)・牛乳・バター・白砂糖不使用。ベーグルは常時4種類ほど提供している。米粉100%使用、グルテンフリーのシフォンケーキも人気。イートインのカフェだけでなく、テイクアウトも可となっている。ビーガンマフィンやベーグルの味は日替わりで、Twitterでもお知らせしている。毎日違う味が楽しめるので、何度でも通いたくなる魅力にあふれている。
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4.
フォスフォレッセンス[三鷹駅/カフェ]
太宰ファンによる、太宰ファンのための古本カフェ
古本カフェ『フォスフォレッセンス』。自身も太宰治のファンである店主・駄場みゆきさんが、短編小説『フォスフォレッスセンス』から店名をとり、2002年に開業。20周年を迎えた。太宰治ゆかりの地とあり、文学散歩の最終地点として初版本に触れたり、コーヒーを飲んだりする人が多いそう。店内の古書は一部非売品を除いて販売されており、カフェ利用なら自由に読むことができる。20周年にあたり、記念冊子『思い出のダザイベート』を刊行した。季節ごとに開催していた読書会「ダザイベート」の記憶を過去の参加者に綴ってもらったエッセイ集。限定200冊で、『フォスフォレッセンス』で購入できる。カフェの利用で飲める人気の太宰ラテは600円。
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5.
Café Ichifuji[三鷹駅/カフェ]
おしゃれなカフェでフルーツをいっぱい召し上がれ!
三鷹で65年以上愛される果実店・一富士フルーツが手掛けるカフェ『Café Ichifuji』は、オーナーの田中眞紀子さんが「いろんな種類の果物を召し上がってほしい」というコンセプトでオープンさせた。そんな思いが表現されたかのようなプリン・ア・ラ・モード1100円は、店1番の人気メニュー。約10種類の旬のフルーツがたっぷり乗っていて、目でも舌でも季節を感じることができる。
大きなイチゴのフルーツサンドは甘すぎないクリームが人気の秘密。
フルーツティーはティーポットに残った果物もしっかりと楽しめる。果実店ならではの瑞々しさはじけるフルーツは、甘みや酸味が凝縮されていて、それぞれの食感も楽しい。
店内のくつろいだ雰囲気は、テーブルがゆったりと配置されていることに加え、親しみやすさときめ細かな心づかいが両立している接客によって作られているのだと気づく。メニューに使われるフルーツは季節ごとに変わる。「次に行くときはどんな果物が楽しめるのか」と、毎回わくわくできるのも醍醐味のひとつだ。
6.
さらさら[三鷹駅/カフェ]
ほっとする日本茶はいかが?
三鷹駅のほど近くにあるティーハウス『さらさら』は、今年でちょうど40周年を迎える。オープン当時は日本茶の店というのは珍しく、雑誌に取り上げられることも多かったそうだが、「最近はSNSを見ていらっしゃる方も多い」とオーナーの花岡郁美さん。人気メニューの抹茶うす茶750円は、茶碗もお菓子も季節によって変えているという。
注文の多い抹茶ゼリー650円は、奥深い抹茶の風味とまろやかなクリームが合わさった上品な味わい。ゼリーに付いてくる番茶は、店で飲むお茶の魅力を教えてくれる香り高さだ。
ほっとするお茶を楽しみ、玉川上水沿いの並木を眺めながらゆっくりとした時間を過ごせる温かい雰囲気は、「2世代、3世代にわたって来てくださるお客さまもいらっしゃる」というのも頷ける。
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構成=ASTER、取材・文・撮影=KijiLife、取材・文=糸川憬
上記の情報は2023年3月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。