【旧国立駅舎】国登録有形文化財沖本家住宅洋館建設90周年記念展

2023年12月12日(火)～21日(木)、国立駅からすぐの旧国立駅舎・展示室にて、昭和の別荘建築を鑑賞できる「国登録有形文化財沖本家住宅洋館建設90周年記念展」を開催します。

展示内容は、国登録有形文化財「沖本家住宅」の建物としての美しさを知ってもらう内容をメインに組み立てています。建物の外観や内装など、意匠を凝らしたデザインを展示を通してお伝えします。

また、「昭和レトロを感じてほしい」というのも今回の展示のメッセージの一つです。実際に昔に使われていた陶器、ティーカップセットなどやストーブなどを展示する予定です。

■沖本家住宅修復・保全プロジェクト運営事務局とは
沖本家住宅修復・保全プロジェクト運営事務局は、国立駅南口から歩いて7分ほどのところにある、丘の上にある国登録有形文化財「沖本家住宅」の修復や保全をサポートしていくことを目的とした有志の団体です。

昭和初期当時、国立から国分寺崖線周辺は別荘地として栄えてきた過去があり、旧国立駅舎などが現存する例です。
沖本家住宅もその流れを汲む別荘建築であり、洋館・和館とも持ち主の家を維持する努力もあって現在までほとんど変わらない状態で残っています。
そのような沖本家住宅でしたが、経年劣化や近年発生する異常気象、強い台風などの影響で前々から崩れかけていた洋館と和館をつなぐ渡り廊下の一部が崩落してしまいました。
それを受けて沖本家住宅に関わっているもの、またそうでない有志も集まって沖本家住宅修復・保全プロジェクトは始まりました。

「沖本家住宅」は、広い庭からも、まるで東京ではないような心地がします。そのような美しい風景にプロジェクトスタッフ一同も感動しなんとか保全していきたいという気持ちで、まずはこの沖本家住宅を広く知ってもらう事が重要だという事を考えております。

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主催：「沖本家住宅修復・保全プロジェクト」沖本倶楽部事務局