神馬と戯れ、占い・おみくじを司る神社で運を占う
下吉田駅
冨士山下宮小室浅間神社(ふじさん しもみや おむろ せんげんじんじゃ) [下吉田駅]
晩秋、落ち葉がハート形に掃き集められ、ほっこり和む。大同2年(807)の創祀で、御神徳は占い・おみくじ。古来、数々の占い神事が伝承され、その一つが1月14日の夜から翌朝にかけて行われる「筒粥祭(つつがゆさい)」だ。作物の出来、天候、観光客の動向などを占い、深夜の斎行ながら見学可能だ。
ふと境内の東側を見れば馬場があり、サラブレッド3頭、小型の木曽馬2頭、大型のばん馬、ポニーの計7頭が愛らしい姿で出迎えてくれる。彼らは、馬が駆けた蹄の跡で吉凶を占う他に類をみない流鏑馬祭(9月開催)の主役たち。とはいえ、朝晩のえさやり300円に参加できたり、街のイベント時にふれあい体験が開催されたり。「甲斐は農耕馬の産地。第一の神の使いである神馬とふれあえる場にしたい」と、宮司の渡邊平一郎さん。
御神徳にあやかり、運気を占っていくのも一興だ。富士山、馬のおみくじ各500円なら、占ったあと、デスク周りに飾っておきたくなるキュートさ。
参道を歩けば、桜の木にハート形のこぶが。桜の花の語源と言われる御祭神の木花咲耶姫の思し召しか、今では“縁結びの神桜樹”として祀られている。ご利益、いただくべし。
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DATA
富士急行線下吉田駅から徒歩4分。
社務所は9時〜17時(年末年始は変更あり)、無休。
山梨県富士吉田市下吉田3-32-18 ☎0555-22-1025
http://www.fgo.jp/~yabusame
※上記の情報は2023年11月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。
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