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約10種を揃える、ふかふかもちもち系
上野原駅
永井酒饅頭店 [上野原駅]
甲州街道沿いで目を引く青地の看板が目印。御殿場から出てきた初代夫妻が上野原の人に作り方を教わり、明治20年(1887)ごろに専門店を出したのが始まりだ。
「生麹も加えた酒種だからか、香りがいいって言ってもらえるね」と4代目店主の永井利夫さん。
噛むと生地がふわもちで、素朴な甘みがじわりと広がり、あんなしを好む人も少なくない。
創業当初は、あんまんと、塩味のあんこ入り塩まんの2種だったが、永井さん曰く「母や妻がアイデアマン」で、今や約10種。種類の豊富さは他店の追随を許さない。
不動の1番人気はあんまん100円で、次いで3種の味噌をブレンドした濃いめの甘辛のみそまん100円が評判。蒸し直すととろけるチーズまん130円など、どれも味わい深し。まかないから始まった魚(とと)まん130円は、上野原ならではの味。近所の魚屋から仕入れる塩マスの切り身入りで、塩気の塩梅がいい。
「トト(父)があるならカカ(母)もねって、おかかまんも作ったんですよ」。
また、季節限定もある。2月中旬から4月の桜あんまんは桜の蕾が愛らしいし、夏の辛味噌、秋のシャインマスカットと巨峰入りも楽しみ。4個以上で紙包みにしてくれる。
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DATA
JR中央本線上野原駅北口から徒歩22分。または、駅南口から光電製作所前行き富士急バス約9分の日大明誠高校入口バス停下車、すぐ。
8時30分〜18時(売り切れ次第終了。予約が確実)、木(祝は営業)・月1回月休。
上野原市上野原1596 ☎0554-63-0109
https://r.goope.jp/sr-19-192121s0103/
取材・文=林 さゆり 撮影=加藤熊三
上記の情報は2024年3月現在のものです。
※料金・営業時間・定休(休館・休園)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
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