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三代にわたり大切に守られ続ける最中
神田駅
神田三原堂[和菓子店]
1922(大正11)年創業。100余年の歴史を紡ぐこの店があるのは、神田駅東口からすぐ。創業からずっとこの場所で、移ろいゆく時代と人々を見つめてきた。
店の看板は最中だ。なかでも定番なのが、北海道産小豆を使った粒餡がぎっしり詰まった「大最中(おおもなか)」1個350円。伝統的な製法で手づくりするコクのある餡をパリッと香ばしい最中種(最中の皮)にはさんだ、初代から続く名刺がわりの一品だ。
「最中種はほとんどの場合、和菓子店が作るのではなく、専門の種屋(たねや)さんのものを使うんです。うちも六代続く浅草の種屋さんの最高級種を使っているんですよ」と、店の看板を守る三代目・野見朗子さんが教えてくれた。この大最中をひと回り小さくしたのが「神田っ子最中」1個230円だ。神田の名を冠した最中は、神田の手みやげにちょうど良い。
また、「塩せんべい」1枚50円も人気が高い。うるち米の粒感を残した薄焼きの醤油味のせんべいで、伯方の塩とドイツのクリスタル岩塩をブレンドした塩気がアクセントに。
神田っ子最中と塩せんべいを組み合わせた「神田っ子最中セット」2040円〜や最中3種をセットにした「三代最中」、塩せんべいは可愛らしい巾着入りの10枚セットから最大132枚化粧箱セット7420円まで、多彩な組み合わせで幅広い用途の贈答用セットが用意されている。
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DATA
JR中央線神田駅北口からすぐ。
9時30分~18時(土は11時〜17時)、日・祝休。
東京都千代田区鍛冶町2-2-7
☎03-3256-3037
https://www.kandamiharado.com
文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2024年6月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。