徳川吉宗も訪れた新宿十二社熊野神社。600年以上、新宿の発展を見守ってきた鎮守様
新宿駅
新宿十二社熊野神社(じゅうにそう くまのじんじゃ)
創建されたのは応永10(1403)年。中野区の中野長者橋などの地名の由来で、商売や開拓で成功し、「中野長者」と呼ばれたと言い伝えられている鈴木九郎が、故郷・紀州の熊野三山より12の神様、十二所権現を勧請して神社を建てたとされる。
主祭神は、商売繁盛と厄除けの神である櫛御気野大神(クシミケヌノオオカミ、別名 須佐之男大神=スサノオノオオカミ)と、家内安全や縁結びを司る伊邪奈美大神(イザナミノオオカミ)。普段は静かな神社だが、9月に行われる例大祭では近隣の高層ビルに入居する企業も神輿に参加し、ビル街を練り歩くという都会らしさもある神社だ。
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DATA
JR中央線新宿駅西口から徒歩約17分。
授与所9時~16時30分、閉門時間なし、無休。
東京都新宿区西新宿2-11-2
☎03-3343-5521
公式サイト
取材・文・撮影=野崎さおり
上記の情報は2024年12月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。
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