ひとり飲みの街・阿佐ヶ谷でカウンターデビュー! 細い急階段に守られた居心地の良い店
阿佐ケ谷駅
のみくい処 青月[阿佐ケ谷駅/ダイニングバー]
店を切り盛りするのは、青木遼太さんと妻のあやさん。遼太さんはフレンチやイタリアン、居酒屋など、幅広く料理の経験を積み、この店をオープンした。
彩りも綺麗なお任せ小鉢盛は、ピクルスやアチャール(インドの漬物)、煮物や和え物など、3種650円と5種1000円。その日の状況によるが、日々変わる10〜15種前後の中から、オーダーしたお酒や料理とのバランス、その人の好みなどによって組み合わせを変えるようにしているとか。細やかな心遣いがうれしい。
自家製リエットにはワインがよく合う。フレンチ出身の遼太さんならではの一品だ。
素材に合わせてスパイスが変わるカレーもおすすめ。ルーのみ600円でも注文できるのがうれしい。
店の名物“しぞ〜かおでん”は、静岡出身の遼太さんが地元のおでんを食べ歩いて研究したこだわりの一品。静岡独特のネタはもちろん、最後に振りかけるイワシ節も静岡産を使用。おでんにはやっぱり日本酒! 店では静岡の地酒を揃えている。
一見ハードルの高い印象がある雑居ビルの店。だが「実は、この階段のせいで酔っ払った人が入ってこない(笑)。意外と安心して飲める環境なんですよ」というあやさんの言葉は目から鱗。
DATA
JR中央線阿佐ケ谷駅 西口から徒歩約2分。
18時〜24時(23時LO)、火水休
東京都杉並区阿佐谷北2-2-1 ジュネス阿佐ヶ谷 3F
公式Instagram
取材・文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2025年2月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。