駅員さんがみつけた駅のまわりのゆる~い景色をご紹介。
いつもの駅で、いつもの道で、ゆる画探しに出かけよう。
いつもの景色がちょっと変わるかも。
国分寺駅
国分寺駅に降り立ったら、下を向いて歩いてみよう。面白いものが見つかるかも?
国分寺駅北口駅前広場のタイル
今回の『ゆる画ログ』は国分寺駅から。国分寺駅は中央線開業時からある駅の一つで、西武鉄道の国分寺線・多摩湖線も乗り入れています。
国分寺駅に降り立つと、北口には今年(2021年)に開業したばかりの駅前広場。この広場を下を向いて歩くと、タイルを通して国分寺の歴史が垣間見えるんです。
1955(昭和30)年に国分寺市(当時:国分寺町)で日本初のロケット発射実験が行なわれたこともあり、国分寺市は「日本の宇宙開発発祥の地」といわれています。2015年には新発見の小惑星に『Kokubunji(コクブンジ)』と命名される出来事もありました。
また国分寺市には『光(ひかり)町』という新幹線にちなんだ町名も。東海道新幹線の開発研究を行なった鉄道技術研究所(現在の鉄道総合技術研究所)があったことから、新幹線「ひかり号」にあやかり「光町」と名づけられたそうですよ。光町には新幹線資料館の『ひかりプラザ』があり、新幹線951系の先頭車両が展示されています。
国分寺駅の南側には『お鷹の道』があります。江戸時代に市内の村々は尾張徳川家の御鷹場(特定の権力者が、鷹狩を目的として設定した場所)に指定されていたことから『お鷹の道』と名づけらたそうです。現在は遊歩道として整備されており、多くの人々に親しまれています。四季折々の散策路として人気がありますが、春から初夏にかけて沿道に見られる花も人気の一つです。
DATA
上記の情報は2021年5月現在のものです。※料金・営業時間・休園(館)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。