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愛らしいフォルムのまんじゅうに心和む
阿佐ケ谷駅
うさぎや [阿佐ケ谷駅/和菓子店]
『うさぎや』といえば、名物はどら焼き。遠方からこのどら焼きを求めて訪れる人も多く、こぢんまりとした店には行列が絶えない。
現在、店を切り盛りするのは二代目の瀬山妙子さん。妙子さんの母が戦後まもなく西荻窪で店を始め、1957年(昭和32)に阿佐ヶ谷に移転。昭和9年生まれの妙子さんは、初代の母と共に18歳から店を手伝ってきた。阿佐ヶ谷に移転してきた65年前、阿佐ケ谷駅はまだ高架になっておらず、店のすぐ裏を中央線が行き来していたという。
店頭の対面式カウンターには商品がひとつずつサンプルとして陳列されている。どら焼きをはじめ、上生菓子や最中、団子に大福、お赤飯なども並んでいる。サンプルを見ながら欲しい商品を注文すると、奥から商品が運ばれてくる。このスタイルは昔から変わっていない。
うさぎ万頭はどら焼きに並ぶもうひとつの人気商品。コロンとしたまぁるいフォルムの真っ白いボディ。真っ赤なお目目に長い耳。ひとつひとつ手描きのうさぎたちは、少しずつ違った表情。その愛らしさには、きっと顔がほころんでしまうはず。厳選した小豆をグラニュー糖のみで焚くシンプルなあんは、うさぎやの基本の味。甘さは控えめで、豆の風味がしっかりと味わえる。美しい紫色をしているのも印象的だ。
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DATA
JR中央線阿佐ケ谷駅北口から徒歩3分。
9時~19時、土・第1第2第3金休。
東京都杉並区阿佐谷北1-3-7
☎03-3338-9230
上記の情報は2022年12月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている料金は税込価格です。