フランスのエスプリを楽しむカフェタイム
国立駅
Patisserie ICHIRIN(パティスリー イチリン)
テラス席、木製ブランコを備えた牧歌的洋菓子店を営むのは、武舎(むしゃ)夫妻。もともとこの地にあった洋菓子店『国立ICHIRIN』スーシェフの祐介さんが、2021年に引き継ぎ、パティシエの妻・多恵さんとともに開業した。焼き菓子が詰まったブック型のLecture1250円や、缶入り詰め合わせRose1650円は、ロマンティックなパッケージ揃いでプチギフトにもうってつけ。また、奥にフレンチブルーとチョコバー風の壁が印象的なカフェがあり、ショーケースからお気に入りを選んでお茶の時間を楽しみたい。定番に加え、月2回新作が登場し、「ケーキを2個召し上がる方も多いです」と多恵さん。正統派なフランス菓子が居並ぶ中、盛夏でも人気を誇るのがルナ540円だ。ベルギー産オーガニックチョコレートの中に、軽やかなチョコムースをイン。舌の上に甘さとほろ苦さが広がり、ベリーの甘酸っぱさがキュンと効いている。また、春の新作セゾン・ド・ミルフィーユ600円は、カスタードクリーム、ピスタチオクリーム、イチゴの香りが絡み合う。細やかな技のオンパレードで、「季節ごとに配合を変え、舌触りや味を調整しているんですよ」。ブレンドコーヒー350円とともに、うっとり目を閉じて堪能したい。
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DATA
JR中央線国立駅北口から自転車で約11分。
国分寺市西町3-31−1 ☎042-505-5338
10時~19時、月・火(祝は営業)休。
https://www.instagram.com/ichirin_kunitachi/
上記の情報は2023年2月現在のものです。
※料金・営業時間・定休(休館・休園)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。