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みずみずしい旬のフルーツが主役のひんやりスイーツ
西荻窪駅
パティスリー ホソコシ
オーナーシェフの細越誠さんは、フランスのプロバンス地方やブルターニュ地方にある、パティスリーやショコラトゥリー、レストランなどで修業。細分化されたフランスの食文化をそれぞれの名店で学び、研さんを重ねてきた。帰国後には、『中国飯店 倶楽湾(くらわん)』の立ち上げからシェフパティシエに就任。提供するデザートが評判になり、当時パティスリー出店にまで至った。その後2019年に、自身の名を冠し、独立開業したお店が『パティスリー ホソコシ』だ。
この日店頭に並んでいた季節限定のペッシュメルバ750円は、旬のモモをさらに追熟後、丁寧にコンポートに。寒天ジュレをつややかにまとわせた、目にも涼しげなスイーツ。本来のペッシュメルバ(ピーチメルバ)はアイスクリームにモモのコンポートを添えたスイーツだが、こちらはテイクアウトで楽しめるように、アイスクリームの代わりにバニラビーンズをふんだんに使ったクレームブリュレにアレンジ。フランボワーズのジュレの酸味、彩りも良いアクセントになっている。
今年は猛暑の影響でモモの旬が早く、8月末頃には販売終了の予定。その後は、モモをブドウに替えた新作「ビジュー」が登場する予定だ。「宝石」と名付けた巨峰のジュレは、まるでアメジストのようにキラキラと輝くオーナーシェフの自信作とのことなので、楽しみにしたい。
当日店頭に並ぶ数に限りがあるので、ぜひ事前予約を。
また果実感たっぷり、創作ジュレ380円(3個入り1300円ほか)も夏の手みやげにぴったり。グレープフルーツにバジルを合わせるなど、フランスのエスプリを感じるこだわりの品々だ。
DATA
JR中央線西荻窪駅南口から徒歩約7分。
10時~18時、火・水休。
東京都杉並区西荻南1-16-19
☎03-5344-9782
https://patisserie-hosokoshi.com
取材・文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2023年7月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。