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売り切れ必至の、ふわしっとり&もっちり系
上野原駅
高城まんじゅう店 [上野原駅]
大正5年(1916)の創業当初はパン屋さん。3代目がパンの技術を応用し、昭和50年代から酒饅頭作りを始めたという。平成の時代、上野原にお越しになった上皇陛下に献上したという逸話は界隈でつとに有名だ。
現在、店を切り盛りするのは、東京の老舗和菓子舗で腕を磨いた4代目の高城昭二さん。「先代の背中を見て、兄弟2人であれこれ工夫して」と、あんだきや生地をブラッシュアップ。
ごはんを多めに煮た酒種を小麦粉に加え、こねた生地は、1次発酵、2次発酵と重ねると、見た目からしてふんわりもっちり。蒸しあげれば、ほんのり黄味を帯び、艶やかな照りを放つ。
ひと回り大きめな酒饅頭を頬張ると、しっとりもっちり、キメ細かで、品のよい甘みが酒の香りとともに鼻を抜けていく。粒あんが王道だが、赤・白を合わせた味噌だれはとろんと甘じょっぱく、高菜も評判。5個以上で紙包みにしてくれる。各種1個130円。
「1日経つと固くなるので、ラップして冷蔵庫に入れて、食べるときに20分間蒸し直すといいですよ」。
10個単位で購入する地元住民が開店直後から次々と来店。草餅、大福などの和菓子ともども、10時すぎの売り切れもしばしばなので、予約が確実だ。
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DATA
JR中央本線上野原駅南口から光電製作所前行き富士急バス約12分の営業所前バス停下車、すぐ。
8時30分〜13時ごろ(売り切れ次第終了。前日までの予約が確実)、木休。
上野原市上野原3603 ☎0554-63-0260
https://r.goope.jp/sr-19-192121s0116/
取材・文=林 さゆり 撮影=加藤熊三
上記の情報は2024年3月現在のものです。
※料金・営業時間・定休(休館・休園)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
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