暮らしが楽しくなる手仕事の道具たち
国立駅
黄色い鳥器店
黄色い鳥の絵が愛らしい木製看板に誘われ、階段を上ると、日差しがたっぷり入る木造りの空間に、各地の作家が丹精込めた暮らしの道具類が並ぶ。「直感で選ぶんです」と、品揃えについて話すのは、店主の高橋千恵さんだ。店名にある通り、当初は器が主体の店だったが、今では「生活が楽しくなる手仕事のもの」が増加。高知県の竹炭職人・下本一歩さんが煤竹で作る箸2200円やおたま4950円〜などの器具に、秋田県大館市『柴田慶信商店』のおひつ2合用3万8500円〜、カゴ、ガラス工芸などなど、多岐に渡る。
じつは高橋さん、日本に2校しかない陶芸を学べる専門学校の一つ、名古屋高等技術専門校窯業校(旧愛知県立窯業高等技術専門校)出身。陶芸作家になった友人も多く「遊びに行くと、私の知らない作家の道具がそこにあったり。いいなと思ったら、作り手に会いに出かけます」と高橋さん。まだ世間では知られていない作家を発掘しては、展示会を催し、「ここにしかないもの」を提供している。さらには、英国のイラストレーター、ローラ・カーリンの絵本、イラスト、陶芸作品なども扱い、その目利きは国内にとどまらない。しかも、訪れるたびに商品の顔ぶれが変わるので、足繁く通いたくなる。
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DATA
JR中央線国立駅nonowa口から徒歩4分。
12時~18時、月・火休(臨時休あり)。
国立市北1-12-2 2F ☎042-537-8502
https://www.instagram.com/ckiiroitori/
http://kiiroi-tori.com
上記の情報は2022年12月現在のものです。
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