西国分寺駅
西国分寺でランチするならここ! 長年愛されるカレーから本格和食のお店まで。厳選ランチ店6選
中央線と武蔵野線の乗換駅でもある西国分寺駅。東京都立多摩図書館や武蔵国分寺跡などもあり、地元以外の人も訪れる機会が多いのではないだろうか。
そんな西国分寺駅周辺には、地域で愛されているお店が多くある。その中からぜひ足を運んでほしい、色とりどりの厳選ランチ店をご紹介。
この記事の目次
1.
玄米菜食 米の子[西国分寺駅/食堂]
おいしいお米が食べたいときはここ!
「日本人のお米の消費量が減っている。もっとお米を食べてほしい」との思いを込めて、店主の市川啓さんはお店を『米の子』と名付けた。テーブルに置かれた市川さんの書籍には、『米の子』のこだわりが凝縮されている。『米の子』では動物性の食材を一切使わない、ベジタリアン、ヴィーガン食を提供。
ごはんは栄養たっぷりの玄米だ。硬くてぼそぼそしているというイメージを持たれがちの玄米だが、ドイツ製の圧力鍋と市川さんのたゆまぬ研究により、『米の子』の玄米はもっちり食感。駅からの距離をものともせず、ランチタイムのピークを過ぎた平日の13時過ぎになっても来客は途切れない。
唐揚げ&餃子MIX定食1650円は、大豆とえんどう豆を使った唐揚げと、もちきびと大豆、野菜で作った餃子がたっぷり。ベジタリアンでなくとも満足すること間違いなしの食べ応えとボリュームだ。具だくさんのお味噌汁や副菜も、お腹に嬉しく身体にやさしい。
唐揚げ&餃子MIX定食1650円は、大豆とえんどう豆を使った唐揚げと、もちきびと大豆、野菜で作った餃子がたっぷり。ベジタリアンでなくとも満足すること間違いなしの食べ応えとボリュームだ。具だくさんのお味噌汁や副菜も、お腹に嬉しく身体にやさしい。
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2.
カレーハウス すぷ〜ん[西国分寺駅/カレー]
西国分寺で愛されて27年、駅から徒歩30秒の人気カレー店
西国分寺駅北口を出て徒歩30秒ほど。軽やかな匂いに誘われてドアを開けると、カレーを頬張る幸せな人々で店内は満席。『カレーハウス すぷ〜ん』は1996年(平成8)に店主の山田さんが開業した西国分寺のカレー人気店。特大鍋で2時間かけて炒めたタマネギが溶け込んだ、マイルドながらもピリッと辛いルーが、粘りが少なく粒がしっかりした石川県産のお米、ゆめみづほに絡んでスプーンが止まらない。
昼時はビジネスパーソンを中心にカツカレー850円が人気。2週間に一度変わる季節の素材をふんだんに使った限定カレーも愛されメニューだ。オーダーが入ってから丁寧に揚げられるカツやかき揚げは、サクサクと抜群の食感。トッピングのバリエーションが豊富で何回通っても飽きることはない。
昼時はビジネスパーソンを中心にカツカレー850円が人気。2週間に一度変わる季節の素材をふんだんに使った限定カレーも愛されメニューだ。オーダーが入ってから丁寧に揚げられるカツやかき揚げは、サクサクと抜群の食感。トッピングのバリエーションが豊富で何回通っても飽きることはない。
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3.
武蔵国分寺 潮(うしお)[西国分寺駅/和食・そば]
旬の野菜や海の幸をふんだんに用いた料亭仕込みの日本料理
15歳で日本料理の道に身を投じた店主の潮さんが1996年(平成8)に独立開業した『武蔵国分寺 潮』。築170年の蔵を移築した店舗は、重厚ながらも居心地の良さを感じる。店内には潮さん作の仏像や陶磁器が所狭しと並び、料理を待つ時間も楽し。包丁を握るのは潮さんと娘さんご夫婦。
都内でも指折りの十割蕎麦のそばぎり950円は一日に2度、店内で打っている。穴子のそば寿司2000円は蕎麦と同じ食感に切り揃えられた具材とのバランスが絶妙だ。そば寿司は季節によって具材が変わる。
繊細なのどごしの蕎麦もさることながら、旬の野菜や海の幸をふんだんに用いた料亭仕込みの日本料理こそ真骨頂。
都内でも指折りの十割蕎麦のそばぎり950円は一日に2度、店内で打っている。穴子のそば寿司2000円は蕎麦と同じ食感に切り揃えられた具材とのバランスが絶妙だ。そば寿司は季節によって具材が変わる。
繊細なのどごしの蕎麦もさることながら、旬の野菜や海の幸をふんだんに用いた料亭仕込みの日本料理こそ真骨頂。
人気メニューとなっている店主のオリジナルスイーツが残っていたらラッキー。特大あまおうのイチゴ大福800円は、すぐに売り切れるほど。甘酸っぱいイチゴと求肥の組み合わせが日々の疲れを吹き飛ばす。日本料理を存分に堪能したいときにぜひ足を運びたい。
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4.
オステリア西国分寺[西国分寺駅/イタリアン]
地元で愛される老舗イタリアンで本格ピッツァ
ちらちらと炎が顔をのぞかせる巨大な薪窯の前で、丁寧に生地を伸ばすのは初代店主の牧山仁一郎さん。『オステリア西国分寺』の前身は、仁一郎さんが営む酒店だった。西国分寺の変化もあり、1997年(平成9)にイタリアンレストランへ業態転換。ゼロからピッツァ作りを学んだという。現在、店をとりしきるのは2代目の源(はじむ)さん。中学校を卒業してすぐに他店で修行を積んだ源さんは、サービスとワインのスペシャリストだ。元酒店の繋がりで都心でも手に入りにくい貴重なワインをリーズナブルな価格で提供している。
ランチの一番人気は味わい深いマルゲリータ1800円。ピッツァの本場イタリアと同様にナイフとフォークで食べるスタイルで、食べやすいサイズにカットできる。無添加の香心ポーク肩ロースのグリルはしっかりとした食感で、噛むほどに旨味が湧き出る。本格ピッツァが好きなら『オステリア西国分寺』に足を運んでみては。
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5.
和風創作料理ぼんまり[西国分寺駅/和風創作料理]
落ち着いた空間でおいしい和風ランチを
おいしいごはんを落ち着いたお店で食べたい、そんな西国分寺の人々の声に背中を押されて、同じく西国分寺にあるフレンチの名店『Bon Mariage』のオーナーシェフ土山さんがオープンした『和風創作料理ぼんまり』。そこへ一歩足を踏み入れれば、オーナーのこだわりが随所にちりばめられており、時間の流れがふっと穏やかになる。
『ぼんまり』の魅力は、土山さんが毎朝欠かさず市場で厳選する旬の魚と、料理に合う全国の銘酒や焼酎、『Bon Mariage』でも提供されている一流のワインだ。ランチでは季節のお楽しみコース2750円が人気。前菜から始まる彩り鮮やかな旬の海鮮でお腹も目も大満足。
会津産特別栽培のコシヒカリを使った釜飯は、ぷりぷりの海老としっかりお焦げがたまらない。飲むお客が多い夜営業でも、釜飯は人気だという。季節のコースでは主菜を魚と肉から選択できるのも嬉しい。魚の主菜は旬の魚の揚げ浸し。極上の魚と軽やかながらもすっと染み込む出汁のハーモニーが絶品だ。
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6.
伊風居酒屋リベロ[西国分寺駅/伊風居酒屋]
本格的なスパゲティがリーズナブルに楽しめる
小さな入口から続く狭い階段を上り、引き戸を開ければ暖色のレトロなランプに照らされた、落ち着く屋根裏部屋のような空間が広がる。迎えてくれるのは、愛想のいいご主人の小野伸二さん。
『伊風居酒屋リベロ』には小野さん自身が苦手としているため公式サイトもSNSアカウントもない。にもかかわらず、料理の味と小野さんの人柄が長年地元の人たちに愛され、ランチライムは毎日盛況、ディナーもタイミングに寄っては、少し待つことも。
『伊風居酒屋リベロ』には小野さん自身が苦手としているため公式サイトもSNSアカウントもない。にもかかわらず、料理の味と小野さんの人柄が長年地元の人たちに愛され、ランチライムは毎日盛況、ディナーもタイミングに寄っては、少し待つことも。
トマトとバジリコのスパゲティ880円は少し硬めで歯触りがよく、ソースとしっかり絡まって見た目よりもボリュームが感じられる。
こだわりはない、と言い切る小野さんの理想は『伊風居酒屋リベロ』を第二の家のように気負いなく利用してもらうことだ。本格的な味をリーズナブルに楽しめて、一人でも心地よく過ごせる隠れ家『伊風居酒屋リベロ』。人におすすめしたいような、自分だけで楽しみたいような、そんなお店だ。
こだわりはない、と言い切る小野さんの理想は『伊風居酒屋リベロ』を第二の家のように気負いなく利用してもらうことだ。本格的な味をリーズナブルに楽しめて、一人でも心地よく過ごせる隠れ家『伊風居酒屋リベロ』。人におすすめしたいような、自分だけで楽しみたいような、そんなお店だ。
DATA
構成=ASTER 取材・文・撮影=かつのこゆき
上記の情報は2023年3月現在のものです。
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※表記されている価格は税込みです。
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