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東小金井駅

【1日目】中央線コーヒーフェスティバルでこだわりのコーヒーを堪能する ~奥深いコーヒーの世界にハマる至福の時間~

中央線沿線では、コーヒー豆の選定から焙煎、抽出まで、全集中で挑む個性的なカフェやコーヒースタンド、コーヒーロースタリーが点在し、熱いコーヒー文化が育まれている。それを具現化しているのが「中央線コーヒーフェスティバル」である。

7回目を迎えた2023年4月22・23日にも、沿線をはじめ20を超える店舗が集結した。今回はこの2日間の様子をレポート。
フェスに行った人も行きそびれてしまった人も、中央線のコーヒー文化に触れ、気になるコーヒー店があれば、とっておきの1杯を飲みに店舗へ行こう。

この記事の目次


東小金井駅の高架下に広がるコーヒーの世界

日本で2015年頃に起こったサードウェーブコーヒーのブーム。以降、元々喫茶店が多い中央線沿線でも、スペシャルティコーヒーを提供する店が続々現れ、それに伴いコーヒー好きの人も増えている。近年、各店がそれぞれの個性に磨きをかけ、ますます多種多様に。今ではコーヒー店めぐりを趣味にする人も多く、また、コロナ禍におうち時間を強いられるなか、自宅で豆を挽くところからコーヒーを淹れるようになったという人も多いだろう。

今年で7回目となる「中央線コーヒーフェスティバル2023 Spring」。場所は、JR東小金井駅から100メートルの、中央線高架下に設けられた「コミュニティステーション東小金井」だ。敷地内に白いテントが並び、出店者は中央線沿線のコーヒー店、お菓子屋をはじめ、東京からではなかなか足を伸ばせない他県の店もちらほら。場内マップには、以前から話題になってはいたものの、一度も行けていない店の名前もあった。

飲み比べで自分好みの店を探す

初日とあって、会場は大変な賑わい。とりあえず目星をつけるため、ざっと一巡するのが得策だろう。浅煎りや深煎り、ペーパードリップにネルドリップなど多彩な顔ぶれに、気分が一気に高揚する。各テントには店自慢の一杯を求めるコーヒー好きが集まり、ところどころ行列ができていた。
会場内で試してみたいのが、リーズナブルな価格で少量ずつテイスティングできる「飲み比べチケット」。いろいろ比較してお気に入りの味を見つけたら、改めてそれを単品で購入し、じっくり堪能するのもよし。豆を購入し、自宅で淹れてみるのもよし。

なお、飲み比べチケットは5枚綴り1200円(支払いは交通系ICカード決済のみ)。事前にオンライン購入も可能で、その場合は1000円とお得に買える。また、4枚綴り+オリジナルマグカップのセット2000円も選べ、持ち帰った豆で淹れたコーヒーをそのマグカップで飲むのもなかなかオツである。

気さくな店主が誘う奥深いコーヒーの世界

ほぼ’sカフェ[三鷹駅]

★とっておきの1杯★
跨線橋ブレンド〜春〜


まず立ち寄ったのは『ほぼ’sカフェ』。店主の遠藤昭平さんは元よしもとの芸人で、気さくな人柄と、初心者にもわかりやすい説明がコーヒーのハードルをぐっと下げてくれる。愛用の手廻し焙煎機は熱源とコーヒー豆の距離を調整しやすく、じっくり火を通すのに適しているとか。豆の芯に火が入り過ぎると焦げた味になってしまうため、「魚を焼く時のような“遠火の強火”を心がけているんです」。
この日、自慢の跨線橋ブレンドは春バージョン。桜や梅をイメージして酸味を活かした、深めのハイローストだ。飲んでみると苦味はほとんどなく、柔らかい果実味がふわり。ホッとひと息つかせてくれる深みのある味わいと、気分を明るくしてくれる華やかさを大いに兼ね備えていた。
普段は三鷹跨線人道橋の前にある空き地にキッチンカーを出して、営業しているそう。訪れた人々が気兼ねなくゆっくりできるようにマグカップで提供する。今回飲んだ跨線橋ブレンド〜春〜は4月いっぱいで終了したが、5月以降は新たに夏バージョンが登場。「他に、苦味を効かせた“THEコーヒー”ともいえる深煎りのほぼ’sブレンドもあります。気になることは、何でも聞いてください。いつでもお待ちしております!」。

 
ほぼ’sカフェ


ネルドリップが引き出す深煎りの芳醇な味わい

A bientôt(ア・ビアント)[荻窪駅]

★とっておきの1杯★
ノワールブレンド


コーヒーの味は、もちろん焙煎によって変わるが、淹れ方によっても変わる。『A bientôt』はドリップする際、フィルターにネルを使用し、ゆっくりお湯を注いで豆の個性を引き出す。焙煎は、ネルと相性のいい深煎りが中心。一度に使う豆の量も多めで、130mlのコーヒーを淹れるためには22〜24gほど必要だという。
おすすめしてもらったのは、濃厚なコクとしっかりした苦味が特長のノワールブレンド。口に含んだ瞬間、力強い味わいを感じパッと目が覚めたが、意外なほど後味が穏やかで鼻に抜ける香りは芳しい。コーヒー豆はパプアニューギニア、グアテマラ、マンデリン、ブラジルの4種類をそれぞれ直火焼き焙煎機で焙煎してから、バランスを確かめつつブレンドするアフターミックス。「同じ品種の豆でも、焙煎度合いやブレンドの配合、淹れ方で味が変わるのもコーヒーのおもしろいところです」と店主の前田真吾さん。
前田さんは「コーヒーは嗜好品なので、まずはお好きなものを召し上がってください」とも。荻窪にある実店舗では、苦味、酸味、コクのバランスがいいルージュブレンドも人気だ。「お好きなものを飲んでもらって、それがお口に合うようでしたら、ネルドリップ特有の甘さやコクを感じられる深煎りもお楽しみください」とにっこり。木をふんだんに使った店内は居心地がよく、前田さんがドリップする様子をカウンター席から眺めるのも店を訪れる醍醐味の一つだろう。

 
A bientôt


ネルドリップを極め、その文化を広める専門店

一般社団法人 日本ネルドリップ珈琲普及協会の店[荻窪駅]

★とっておきの1杯★
jijiブレンド


次は、ネルドリップの魅力にさらにハマるべく『一般社団法人 日本ネルドリップ珈琲普及協会の店』へ。母体はその名の通り、日本で進化したネルドリップの普及を目的として設立された協会だ。店主の繁田武之さんは「一般家庭でも簡単に使えるネルです。専門店の味を再現できます」と、福岡の名店『珈琲美美(こーひーびみ)』の故・森光宗男氏が企画・監修し、コーヒー機器メーカー『フジローヤル』と共同開発した「ねるっこ」を使って実演。自家焙煎したコーヒー豆はやはり深煎りが中心で、小型焙煎機で毎日焙煎する。
今回飲んだのは、主にイベント向けにブレンドされ、実店舗にはあまり出ないというjijiブレンド。繁田さん曰く「出店店舗の中でおそらくいちばん濃厚」で、実際、ガツンとくる苦味のインパクトが大きい。しかしそれだけではなく、その中にじんわり広がる甘みも印象的。口当たりはまろやかで、体に優しく染み込んでいく気がした。
実店舗は荻窪すずらん通り商店街にあり、赤い庇と店先に並んだコーヒー樽が目印。ここではぜひ、日本全国から届くコーヒーチェリーを店頭で乾燥させた国産の「むきたて珈琲」を飲んでみたい。さすがは専門店、コーヒーのラインナップは約15種類とバリエーション豊富で、どれにしようか迷うのも楽しい。毎年12月に入荷されるという、日系人が経営するブラジルのヨシマツ農園から直接仕入れる「ジアマンチーナヨシマツ」も他店ではなかなか出合えない一品なので、見逃せない。

 
一般社団法人 日本ネルドリップ珈琲普及協会の店


一粒のコーヒー豆に作り手の熱い想いが結集

PLUS+ STAND COFFEE(プラス スタンド コーヒー)[西荻窪駅]

★とっておきの1杯★
オリジナルブレンド


さまざまな作り手と優れた商品を開発するフードコンサルティング会社が、その想いを発信するために立ち上げた『PLUS+ STAND COFFEE』。コーヒー豆の焙煎は、三軒茶屋のロースタリーカフェ『OBSCURA COFFEE ROASTERS』に依頼している。お願いするに至った決め手は、「新しいことへの探究心があり、それでいて硬派な職人らしさも保っているのが素敵だと思ったから」と店長の森泉匠平さん。「わざわざ西荻窪の実店舗まで足を運んでもらい、街の雰囲気も掴んでもらったうえで、一緒に世界観を作り上げていきました」。
なかでも一押しは、ブラジルをベースにニカラグアの香りを引き出したオリジナルブレンド。「いつ飲んでもすっきりした味わい」というキーワードをもとに、完成するまで何度も試飲を重ねたそうだ。口当たりが軽い中深煎りで、確かに飲みやすい。それでいてほんのり香ばしさが鼻腔を漂い、記憶に残る一杯だった。
実店舗は、西荻窪駅の改札口を出てすぐ。『Daily Table KINOKUNIYA』に併設されていて、待ち合わせなど、気軽に立ち寄れるのもうれしい。平日は朝7時からオープンしているため、通勤・通学前にテイクアウトすることもできる。暑い季節には、ほろ苦さが癖になるエスプレッソバナナシェイクもおすすめだ。ショーケースにはカヌレ、パウンドケーキをはじめ、焼き菓子がずらり。奥深い苦味のあるオリジナルブレンドには、とろっとしたチョコレートの質感が楽しめるブラウニーを組み合わせてみて。

 
PLUS+ STAND COFFEE


香りを最大限に引き出したコーヒーにうっとり

ザグリ珈琲[阿佐ケ谷駅]

★とっておきの1杯★
エチオピア ゲイシャ種天日干し


フレーバーホイール(コーヒーの風味を細かく分類した表)を手に、「人が何かをおいしいと感じる時、嗅覚からの情報によるところが大きいそうです。一説によると、その割合は80〜95%くらいになるとも」と説明する、『ザグリ珈琲』の店主・大谷秀映さん。
「コーヒー豆の中ではエチオピアがいちばん好き」だそうで、豆本来の果実味を重視し、浅煎り〜中煎りに仕上げる。差し出されたエチオピア ゲイシャ種天日干しを飲むと、まずベリーのような酸味を感じる。さらに花が咲いたような華やかな香りが膨らみ、勢いよく鼻腔を満たす。
大谷さんは近年、発酵させた生豆をワインやウイスキーに漬け込み、天日乾燥してから焙煎するインフューズド・コーヒーにも挑戦。独特の甘み、旨味を醸しながら、コーヒーらしさもちゃんと残している、その絶妙なバランスに驚かされる。「お客さまが、結婚の記念にこのお酒で作ってほしい、と自分で選んだお酒を持ち込んで来ることもあります」。発酵豆は通常の豆よりも膨らみ、脆くなるので、焙煎方法など試行錯誤をくり返す毎日だ。
大谷さんは、元々グラフィックデザインが本業だった。好きが高じてコーヒーの仕事を始めたが、その並々ならぬこだわりは、デザイナーとして30年近くものづくりに携わってきた気質にも起因しているのかもしれない。阿佐ヶ谷にある実店舗は約7坪とこぢんまりしてはいるが、細かい内装まで自ら手がけたそう。焙煎教室やセミナーも積極的に開催しているので、コーヒーをもっと好きになりたい人はこまめにSNSをチェックしよう。

 
ザグリ珈琲


コーヒーの多種多様な表情を鮮やかに表現

Felt coffee(フェルトコーヒー)[西荻窪駅]

★とっておきの1杯★
エルサルバドル ラス・ラデラス農園


Felt coffee』は西荻窪を拠点とするロースター。実店舗は持たない。普段はオンラインストアでしか展開していない店のコーヒーを直接購入できるのも、こうしたイベントならでは。店主・福岡勇貴さんは、「どれにしようか選んでいる時から口に運ぶ時まで、ワクワクしていてほしい」と、中浅煎りから深煎り、デカフェなど幅広く揃える。福岡さんは、業者向けのカッピング会に参加し、気に入ったスペシャルティコーヒーの豆のみを仕入れているそう。それを半熱風式の焙煎機で焙煎し、酸味、苦味がほどよく表現できるようバランスを整え、豆の個性を心地よく感じられる味わいに持っていく。
バラエティ豊富な中から今回選んだのは、中深煎りのエルサルバドル ラス・ラデラス農園。口当たりはまろやかで、チョコレートのような甘みの中に、オレンジやリンゴのような果実味がふんわりと滲む。すっきりした後味や透明感もたまらない。スコーンやクッキーなど、お菓子と合わせるのもいい。
現在はオンラインストアやイベント出店がメインだが、「実店舗を持つことを目指しています」と福岡さん。と同時に、「すぐにお店を出していたら、多くのイベントに出店できなかったですし、そこでのお客さまや仲間たちとの出会いもなかったと思います」と、これまでの経験や想いを噛み締める。オンラインストアには、3種類の味を楽しめる飲み比べセットや、カフェオレを手軽に作れるMILK BREWも。自宅でのんびりコーヒーのある生活を過ごしつつ、実店舗のオープンを待つとしよう。

 
Felt coffee

コーヒー好きにとって、今回のように飲み比べできる機会はとてもうれしい。休日を使ってあちこちめぐろうにも範囲が限られるからだ。各店舗、こだわりのラインナップを用意してくれて、なかにはこの日のために考案した限定ブレンドを提供している店も。飲み比べチケットでテイスティングし、気になった店には再訪。チケット対象外の味も追加購入して、同じ店の違うコーヒーを飲み比べるというのも特別感があった。
コーヒー好きを自称していてもまだまだ知らない魅力がたくさんある。イベント1日目にして、そんなことを思った。今日めぐりきれなかった店は、明日のお楽しみにとっておく。きっとまた新しい魅力を知り、もっとハマってしまうに違いない。

イベントレポート【2日目】に続く


こだわりのコーヒー詰合せセットが当たる!

春の中央線コーヒー屋さん、まちめぐりスタンプラリー


 
「中央線コーヒーフェスティバル」終了後も、こだわりのコーヒー詰合せセットが当たるスタンプラリーを開催。今回の出店店舗の中から「まちめぐりスタンプラリーの対象店舗」の実店舗をめぐり、3つのスタンプを集めると、抽選で20名様に中央線沿線こだわりのコーヒー詰合せセットが当たる。さらに、対象店舗すべてをめぐり、スタンプを集めた方には、抽選で5名様にハンドドリップセットが当たるチャンスも。
“フェス”ロスになってしまった、当日行きそびれてしまった、そんな人も「中央線コーヒーフェスティバル」の余韻を楽しんでほしい。

■実施期間
2023年4月24 日(月)~5月31日(水)
■参加方法
「中央線と暮らす」アプリをダウンロードし、「中央線コーヒーフェスティバル」ページを開く。
②対象店舗内に設置されたポスターの2次元コードをアプリで読み取り、スタンプを1つゲット。
③お店をめぐり、指定のスタンプ数が集まったら応募。
■参加料
無料
■参加店舗
こちら


中央線沿線こだわりのコーヒー詰合せセット
 

ハンドドリップセット
 
詳しくは、「中央線と暮らす」アプリをご覧ください。

取材・文=信藤舞子、撮影= オカダタカオ、編集=加藤有子
上記の情報は2023年4月現在のものです。
※料金・営業時間・休園(館)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。

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絶品を愉しむ、中央線のカレーなる旅

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  • 【#中央線手みやげノート】
かきもち処 はやしや( @kakimochidocoro.8848 ) / 📍 東中野駅・中野区

創業から80余年、3代にわたって手作りにこだわり、地元に愛される老舗の米菓専門店。国産米の中から選び抜いた宮城県産の米を使い、米の味がしっかりと感じられるかきもち(おかき)を丁寧に焼き上げる。

店内に入るとずらりと並ぶ圧倒的な品揃えに目を奪われる。

おすすめは柿の種は、お米の香ばしさとカリッとした食感、ほんのり効いた唐辛子の辛さが心地よく、口に運ぶ手が止まらなくなる。もっと刺激がほしい人のために唐辛子を多めにした辛口や、小さいお子さん・年配の方も食べやすい辛くない柿の種もあり、3種の食べ比べも楽しい。

手みやげには、はやしやの中でも特に人気の高い商品を集めた贈答用セット「味雅(あじみやび)」も好評だ。

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〇JR中央・総武線東中野駅西口、徒歩約1分
〇10時〜18時、日・祝休
〇東京都中野区東中野3-1-1
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

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  • 【#中央線神社さんぽ】
神田明神 ( @kandamyoujin ) / 📍 御茶ノ水駅・千代田区

御茶ノ水駅から徒歩約5分の場所にある神田神社、通称神田明神。
創建は天平2(730)年で、2024年現在1294年という長い歴史を持つ。

隔年5月に日本三大祭の一つである神田祭が行われる神社だが、正月休み明けに商売繁昌を願う参拝者でにぎわうことでも知られる。

江戸時代には、まだ異端の存在だった歌舞伎を祭りに取り入れるなど、そのときどきの流行や時代のニーズを先んじて取り入れてきたことも神田明神の特徴だ。
平成30(2018)年には境内にカフェやみやげ物店、ホールなどのほか、神札授与所もある複合施設、神田明神文化交流館EDOCCOが作られた。

令和4(2022)年ごろ、かわいらしいお守りを作ろうと、巫女さんを中心に考えられたのがレース御守は人気の御守の一つだ。

そして、神田明神を訪れたら、ぜひ会ってほしいのは、神馬(しんめ)のあかりちゃんこと神幸号(みゆきごう)。
馬は神様の乗り物。昔々は神社に馬を奉納する習わしがあったが、実際の馬を奉納するのは難しいと、絵に描いた馬、絵馬が奉納されるようになったという歴史がある。
つぶらな瞳のあかりちゃんの姿を見て、しばし癒されよう。

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〇JR中央線御茶ノ水駅聖橋口から徒歩約5分
〇閉門時間なし、無休
〇東京都千代田区外神田2-16-2
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  • 【#中央線手みやげノート】
道楽や ( @douraku_ya2005 ) / 📍 東中野駅・中野区

『道楽や』の店主の坂本健一さんは、葛飾・柴又で150余年の歴史を持つ『髙木屋老舗』で現在も職人として働くキャリア30年の和菓子職人。老舗のどら焼きのおいしさを地元の人にも味わってほしいと自宅営業を始めて20年ほど。地元ではすっかりおなじみの人気店だ。

呼び鈴を押すとしばらくして扉が開き、玄関先で商品を購入する。まさに“アットホーム”な営業スタイルだ。

餡は設備が整った『髙木屋老舗』の厨房で製造し、皮は自宅で毎日、一枚一枚手焼きする。個性豊かな餡をふんわりしっとりとした手焼きの皮が優しく包む。

定番商品は北海道産小豆を炊き上げた粒餡を堪能できる「おぐら」。ハートの中に「心」の文字が入った焼き印を押してもらえる「まごころどら焼き」(要事前予約)も贈答用として好評だ。

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〇JR中央・総武線東中野駅東口、徒歩約5分
〇10時~19時(商品がなくなり次第終了)、不定休
〇東京都中野区東中野4-20-15
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  • おいなり食堂 ( @6688oinari ) / 📍 豊田駅・日野市

和食で腕を鳴らした店主の花澤克己さん。ある時、注文を受けたいなり寿司に「自分らしさを加えたら」とひらめき、2016年、持ち帰りもできる食堂を開業した。

油揚げからして手間暇を惜しまない。さっと油抜きした後、30分ほど甘辛く炊き、一晩かけてゆっくり煮汁を含ませる。

中の具にはこの道45年の和食の技が炸裂。
定番いなりや梅しらす、黒米いなりは酢飯で。鮭いくら、あさり五目、たこやわらか煮、とりきのこには、炊き込みの茶飯を合わせ、豚角煮はその煮汁をご飯に混ぜ込む。

10個入りお試しセット(予約販売)は、手みやげにもぴったりだ。

また、いなり寿司だけではなく海鮮丼も人気メニュー。
テイクアウトだけではなく、イートインもできる。

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JR中央線豊田駅北口から徒歩約1分。
11時~14時30分・16時30分〜20時(日祝は~18時)、月休(不定休あり)。
※イートインは11時30分~
東京都日野市多摩平1-2-3 
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▼記事の詳細はこちらから
https://chuosuki.jp/3135/
 
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  • 【#達人グルメ道】
Tacos Mercado ( タコスメルカド | @tacos_mercado ) / 📍 武蔵小金井駅・小平市

花小金井エリアで、地元の人たちが足しげく通うメキシコ料理店。明るいオレンジ色の扉の向こうでは、軽快なメキシカンミュージックが流れるカラフルな空間が待っていた。

この店では、セットやコースなど多彩なスタイルでタコスを味わえる。なかでも一番人気はタコスセットの3種盛り。その日おすすめのタコス3種類を一皿で味わえるお得感と、一人でもシェアしてもちょうどよいボリュームが人気の理由だ。

具材はそれぞれ、スパイシーさと甘辛さ、エスニックな風味がミックスした個性豊かな味わい。パンチの効いた味付けだが、自家製トルティーヤのトウモロコシの風味に包まれることで、味わいがやさしくなりどんどん食べられる。

お店までのアクセスにはシェアサイクル「HELLO CYCLING ( @hellocyclingjp )」が便利。自転車に乗って中央線のグルメ道を究めに行こう!

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〇JR中央線武蔵小金井駅から約2.9km、自転車で約11分
〇12時~14時30分LO・17時30分~21時LO(金・土は22時LO)、木休
 ※自家製トルティーヤが売り切れた場合、早めに閉店する場合あり
〇東京都小平市花小金井南町2-2-16 ヴェルデ花小金井B1F
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  • 【#中央線のカレーなる旅】
JAZZ TAKAHASHI TOKYO (ジャズタカハシトウキョウ) / 📍 御茶ノ水駅・千代田区

※投稿内容(営業時間)に一部誤りがございましたので、再投稿させていただきます。
皆さまにご不便、ご迷惑おかけし申し訳ございません。

『JAZZ TAKAHASHI TOKYO』は、御茶ノ水エリアで15年愛されていたジャズ喫茶『JAZZ OLYMPUS!』の店舗を引き継ぎ、2024年8月にオープン。一歩店内に入れば、巨大なスピーカーから流れるジャズの音色に全身をすっぽりと包まれる。

そんな音楽に満たされた空間で味わえるのは、『JAZZ OLYMPUS!』時代の名物「赤いチキンカレー」をオマージュしたオリジナルカレーの「髙橋カレー」。このカレーを目当てに訪れる人も少なくない。

シンプルな見た目とは裏腹に、独自に調合した約20種類ものスパイスの風味が重なり合う奥深い味わいだ。ほろほろ食感のチキンも、噛むほどに奥から旨みがジュワッと押し寄せる。

店主の髙橋健さんは「カレーはジャズなんです」と語る。
自身も生粋のジャズプレイヤーである髙橋さんは、誰もが親しみやすい音楽にも高度で難しい技法が使われているように、音楽の深みをカレーで表現したという。

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〇JR中央線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口から徒歩約7分
〇18時~23時、日・月休
〇東京都千代田区神田小川町3-24 お茶の水ホテル昇龍館 1F
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  • 鬼金棒 神田本店 ( きかんぼう ) / 📍 神田駅・千代田区

『鬼金棒』が神田にオープンしたのは2009年。当時はまだ、ラーメンに山椒を用いるのは稀有だった頃、「山椒を使うなら、唐辛子の辛味が入ればさらに引き立ててくれるなと。まさに“鬼に金棒”じゃん!」と、コンセプトが決定したという。

看板のカラシビ味噌らー麺は、辛さと痺れをそれぞれ、「抜き」「少なめ」「普通」「増し」「鬼増し(有料)」の5段階から選べる。もっとも本領発揮をするのは、辛さと痺れどちらも「増し」だ。

山椒の香りがぶわっ。スープをすすってみると、こっくり深い甘みが口中を包み、追って唐辛子の辛味、山椒の痺れが広がる。

10時間炊いたトンコツと鶏ガラの動物系出汁と煮干しや節系がたっぷり入った魚介系出汁、信州白味噌をベースにチーズやナンプラも加えた特製味噌が旨味の秘訣。

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JR中央線神田駅東口から徒歩約3分
11時~21時30分(日は~16時)、無休
東京都千代田区鍛治町2-10-9
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▼記事の詳細はこちらから
https://chuosuki.jp/7031/
 
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  • 【#プチ旅コンシェルジュ】
日本一の渓谷美を誇る、秋の昇仙峡でパワーチャージ

甲府駅南口から「昇仙峡」行きバスに乗り換え、約30分の「昇仙峡口」下車。
国指定の特別名勝「御嶽昇仙峡」は、日本遺産認定の観光スポット。荒々しくも美しい渓谷は、錦色に染まる秋がスペシャルシーズン。くるりとひと回りするだけで、渓谷沿い、空中、山頂と、いろんな表情を見せてくれる。

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❶ 昇仙峡遊歩道

「昇仙峡口」バス停で降り、1925(大正14)年竣工のアーチ橋・長潭橋(ながとろばし)から遊歩道へ。
荒川に沿って延びる約6kmの遊歩道は、日本一とも称される渓谷美を満喫する小径だ。

途中の「天鼓林(てんこりん)」は、秋こそ立ち寄りたい景勝地。
真っ赤に染まるモミジ林が東屋を包み、一幅の絵画のよう。

クライマックスは落差30mの仙娥滝(せんがたき)。
花崗岩の岩肌を削りながら、もうもうと水飛沫を上げる様に誰もが立ち尽くす。

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❷ 昇仙峡 甲州郷土料理 わらじ( @koshuwaraji )

江戸末期築の古民家を移築した店に入ると、見事な梁、柱に目が和む。
店を仕切る依田亜希仁さんは「山梨には、ほうとう以外にもいろいろな郷土料理があるんですよ」と話す。

実は、うなぎもソウルフードだ。
江戸時代には、うなぎが昇仙峡の荒川で獲れ、養殖も盛んだったという。
うな重を頬張れば、ふわっとろっ。40年間継ぎ足し続ける、甘さ控えめのあっさりしたタレが、うなぎの芳香を際立たせている。

〇JR中央本線甲府駅南口から山梨交通バス「昇仙峡」行きで約50分の「昇仙峡滝上」下車、徒歩約3分
〇10時30分〜16時LO、無休(雪、荒天など、天候により休みあり)
〇山梨県甲府市猪狩町393

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❸昇仙峡ロープウェイ山頂

昇仙峡の山頂へ。
昇仙峡ロープウェイに乗れば、眼下に荒川ダム、遠くに金峰山が拝める約5分の空中さんぽが楽しめる。

山頂は見どころ満載だ。
富士山遥拝所あり、樹齢350年の御神木を祭る神社あり。

天空の白浜かと見紛う展望台に立てば、甲府の街並みが一望できる。
山道を抜け、急坂や階段を上ると、丸く大きな巨岩が目の前に立ちはだかった。勇気を振り絞り登頂すれば、360度の大パノラマが胸をすく爽快感。

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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

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  • 【#そろそろソロ飯】
立川野菜とナチュラルワインの専門店 T.A.G. (@t.a.g.tachikawa ) / 📍 立川駅・立川市

立川駅から徒歩5分ほど、北口の賑やかな商店街から路地に入った隠れ家ダイニング『立川野菜とナチュラルワインの専門店 T.A.G.』。店頭に置かれたワイン樽と大きなガラスの扉が目印だ。

扉を開けると、漆喰の壁に古材が効果的にあしらわれた、カジュアルだけどシックな空間が目に入る。テーブル席もあるが、キッチンに面したカウンター席が並び、ソロ飯でも気兼ねなく過ごせる雰囲気が良い。

メニューは野菜料理が中心。なかでも立川野菜は、2カ所の農園から直送される。立川産の野菜だけでは賄いきれないものもあるが、1年を通して半数程度は立川野菜を使用しているという。

また、こちらで提供されるワインはすべてナチュールワイン。できるだけ添加物を使用せずに醸造されており、ブドウ本来のおいしさ、造り手の個性と、ワインが生まれ育った土地の香りを感じさせてくれる。

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〇JR中央線立川駅北口から徒歩約5分
〇18時〜23時(22時LO)、水・木休
〇東京都立川市曙町2-23-8 パタタビル 1F
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

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