本場の麻婆豆腐と3度楽しめる担々麺
武蔵小金井駅
四川小菜 蜀風園[武蔵小金井駅]
『四川小菜 蜀風園』で提供される麻婆豆腐は、ほかでは絶対に食べられない、本場の味を忠実に再現した絶品料理。硬めの豆腐と舌に痺れを感じる辛いタレが絡み合って非常に美味しい。
店長の三好さんは、日本に四川料理を伝えたとされる陳建民の孫弟子から直々に四川料理を学んだ日本人の一人。お店で熟成させた豆板醤を使い、柔らかいけれど崩れない、絶妙な硬さの麻婆豆腐を作り出す。一口食べると 「これまで食べていた麻婆豆腐とは何だったのか」と衝撃を受けるほど。三好さんが冗談交じりに言った「町中華の麻婆豆腐は、“ひき肉あんかけ豆腐”です」という言葉に納得せざるを得ない。
「汁なしと汁ありで迷われる人が多いから」という理由で開発された担々麺は、上から時計回りに、いり胡麻、カツオ、肉味噌、ネギがちりばめられ、真ん中には桜えびが飾りつけられている。
汁なし状態ではこってり系の担々麺が楽しめるが、横に添えられたスープを入れると、麺に絡みついた粉たちがスープに溶け、さっぱり系の担々麺へと変化を遂げる。
ランチは半ライスが無料となるため、担々麺として味わった後は、残ったスープでぜひお茶漬けとしても味わってほしい一品だ。
取材・文・撮影=SUI
上記の情報は2024年2月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。