懐かしさと新しさを融合した”ネオクラシック”中華蕎麦
武蔵小金井駅
中華蕎麦 麺ノ歌[武蔵小金井駅]
2022年にオープンした『中華蕎麦 麺ノ歌』は、スープから麺、チャーシューやネギまで、こだわりにこだわった本格ラーメン。女性からも人気の高い“淡麗系ラーメン”として、武蔵小金井を代表する名店となっている。
中華蕎麦900円は、醤油と塩の2つがあり、今回は常連さんにも人気の塩を注文。国産地鶏と北海道産の黒口浜昆布を丁寧に炊き込み、その香りと旨味を十分に引き出したスープを使用。サッパリとしているのにコクがあり、思わずレンゲに手が伸びる。
星形のナルトの横に添えられているのは、ハーブがまぶされたチャーシュー。単品でお酒のつまみとして食べたくなるほど、こちらも美味しい。
聞いたところ、一つだけ主張が強すぎてもダメなので、試行錯誤して今のトータルバランスの良い中華蕎麦を作ったのだとか。
『中華蕎麦 麺ノ歌』の特徴は、インド原産の香辛料の一つであるカスリメティをオイル状にし、それを中華蕎麦に入れて味の変化を楽しめることだ。
オイル作りの経験があるという店主・保角(ほずみ)さんは、カレーの上に載っている甘い独特な香りのカスリメティという葉っぱに魅力を感じ、中華蕎麦に垂らすことを思いついたと言う。
店内にただようどこかしょっぱいような、甘いような、なんとも言えない独特な香りの正体はこのオイル。サッパリしたスープから少しだけ苦みが増した中華蕎麦もぜひ、ご堪能あれ。
DATA
JR中央線武蔵小金井駅から徒歩約4分。
11時30分~15時、18時~20時30分、不定休。
小金井市本町2-20-4 1F
☎ 042-382-8392
https://www.instagram.com/ramenmenn0uta
取材・文・撮影=SUI
上記の情報は2024年2月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。
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