駅員さんがみつけた駅のまわりのゆる~い景色をご紹介。
いつもの駅で、いつもの道で、ゆる画探しに出かけよう。
いつもの景色がちょっと変わるかも。
高円寺駅阿佐ケ谷駅荻窪駅西荻窪駅
高円寺駅・阿佐ケ谷駅・荻窪駅・西荻窪駅から、中央線らしい景色を見に行こう
今回の #ゆる画ログは高円寺駅、阿佐ケ谷駅、荻窪駅、西荻窪駅から。
東京都杉並区内にあるJR中央線の高円寺駅・阿佐ケ谷駅・荻窪駅・西荻窪駅。この4駅は隣り合っていますが、駅ごとの街の個性はまったく異なります。新しいリノベーション賃貸住宅から、自然豊かな公園、どこか懐かしい商店街まで、魅力たっぷりの杉並4駅の、ゆる~いスポットをご紹介。
まずは高円寺駅。
中央線快速で新宿駅まで約6分と、都心へのアクセスがよい高円寺駅。夏に開催される「東京高円寺阿波おどり」といったお祭りや、駅の南北にそれぞれ広がる商店街などで知られる街です。
阿佐ケ谷駅との中間にある高架沿いを歩き進めると、目の前に現れるのは「アールリエット高円寺(高円寺アパートメント)」。ものづくりのアトリエを兼ねた自由なアトリエ兼住宅として、2017年に元々あったアパートをリノベーションして完成しました。
1階はショップや飲食店などが入るテナントスペースとなっており、カレーとビールをメインにした『アンドビール』、焙煎士がローストしたコーヒーが味わえる『JULES VERNE COFFEE』などが入居。庭に置かれたベンチに座り、目の前を走り抜ける中央線を眺めてぼーっと過ごす時間は、心を休める大切なひとときにぴったりです。
2階から上層は居住スペースになっているので、建物の住人となって住んでみることもできます。街歩きにぶらりと訪れるのも、高円寺住民になる最初の一歩にも、最適なスポットです。
次に訪れたのは阿佐ケ谷駅。
阿佐ケ谷駅のすぐそばにある阿佐ヶ谷神明宮も見どころですが、なんといっても見逃せないのは駅周辺に広がる「阿佐谷スターロード商店会」です。
この商店会には100軒以上の店舗が密集し、喫茶店や居酒屋など幅広い店が集まり、昼夜を問わずにぎわっています。自分だけのお気に入りの店をみつけて、街の人たちと新たな人間関係をつくってみるのも楽しそう。
散策に疲れたら、街中に設置された「ふらり赤い椅子」での休憩もおすすめ。「ご自由にお座りください」と書かれた椅子に座り、ノスタルジックでにぎやかな街の雰囲気に浸ってみるのもいいかもしれません。
続いて荻窪駅。
中央線・総武線と東京メトロ丸ノ内線が乗り入れ、落ち着いた雰囲気の住宅街や生活に便利なお店も充実している荻窪駅。付近には音楽評論家・大田黒元雄氏の旧邸を整備した「大田黒公園」もあり、四季の移り変わりを楽しむことができます。
大田黒公園は回遊式日本庭園で、四季折々の花が楽しめます。静寂な空間で、ゆったりとした時間が過ごせる癒やしのスポットです。
大田黒公園の池に生息する色とりどりの錦鯉は、まるで水中を彩り動く宝石のよう。太陽の光を浴びてキラキラと輝く姿は、見ているだけで心が躍ります。口を大きく開けてエサをねだる姿がなんとも愛らしいですね。「もっとくれー!」と言っているように見えませんか?(笑)
実はこの錦鯉たち、新潟県の小千谷市から寄贈された錦鯉なんです。
最後は西荻窪駅。
西荻窪駅は、個性的なお店が数多く立ち並び、地域の人々が一体となって楽しめるようなイベントも開催されていて、活気のある街としても知られています。駅の北口からアンティークショップが連なる「骨董通り」を抜けると、地元民から、豊かな自然が味わえる場所として親しまれている「善福寺公園」に行き着きます。
公園内には手漕ぎボートも。ボートをゆっくり漕ぎながら、水面に漂う落ち葉や、水鳥たちの羽ばたきを眺めるのもよいでしょう。時間の流れがゆっくりと進む中、自分だけの時間が過ごせます。
善福寺公園でみつけた、かわいすぎる水やりコーナー。ピンクとブルーのレトロな象型のジョーロが木の柵にぶら下がっていて、通りすがりの人がお花に水をあげられるようになっています。
一言では語りつくせない魅力がぎゅぎゅっと詰まった、個性あふれる杉並4駅は、見どころたっぷり。
ゆる〜い景色“ゆる画”を入口に、今まで知らなかった杉並4駅を楽しんでみてください!
DATA
①アールリエット高円寺(高円寺アパートメント)
東京都杉並区高円寺北4-2-24
②阿佐谷スターロード商店会
東京都杉並区阿佐谷北2丁目
③大田黒公園
東京都杉並区荻窪3-33-12
④善福寺公園
東京都杉並区善福寺3-9-10
上記の情報は2024年8月現在のものです。
※料金・営業時間・休園(館)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。