
友人や家族など大切な方と会うときは、中央線沿線ならではの手みやげを持っていこう。
地元の素材を取り入れていたり、その土地の個性が表れていたりと、中央線の手みやげには地域の話題がたくさん詰まっている。そんな一品を持参すれば、あなたが暮らす街の話題で盛り上がるかも。
中央線沿線にお住まいの方、中央線をよく利用される方必見の連載。

千駄ケ谷駅
千駄ヶ谷で手みやげを買うなら、素材の味を楽しむボンボンショコラ/風味が豊かなお茶屋さんのもっちり抹茶大福はいかが?
もうすぐ恋人たちのバレンタインデー、そして春になれば別れと出会いの季節がやってくる。今回手みやげを探しにきたのは千駄ヶ谷。駅改札の目の前には東京体育館が構え、その横には国立競技場。国際試合などのスポーツ中継などでもお馴染みの場所だ。また、国立能楽堂や2024年に誕生した新しい将棋会館など、日本文化に触れられるスポットも。近隣には新宿御苑や明治神宮外苑などの大きな公園も多く、桜や紅葉が見頃の時期には多くの人で賑わいを見せる。
文化芸能、スポーツに自然など、散策も楽しいこの街には、隠れた名店が点在している。大切な人とのひと時を思い出深いものにするために、とっておきのスイーツを探してみて。
この記事の目次
一粒一粒、素材が華やかに彩るボンボンショコラ
Mon chocolat(モン ショコラ)チョコレート&サブレ[チョコレート・洋菓子]
ベルギー王室御用達のパティスリーやフランスのレストランなど、海外での修業経験も豊富なえのきぞのちえさんによるパティスリー。メインは最高級のクーベルチュールチョコレートを使用し、フルーツやはちみつ、ナッツなどをふんだんに使ったガナッシュを味わうボンボンショコラ。一粒を口に放り込めば、素材の風味が広がるリッチな味わいだ。
「チョコレートの魅力は溶かせば溶けるところ」と着眼点がユニークなえのきぞのさん。かつては漫画家だったという絵心からだろうか、スタイリッシュなショコラのデザインも目を引くが、時折登場するクマやハロウィンのお化けを模したお菓子たちも遊び心が満載。楽しいおやつタイムを過ごしてほしい、そんな想いが詰まっている。
この店の魅力はチョコレートだけではない。店内に並ぶ焼き菓子の中でも特に得意としているのはサブレ。中でも「無二のバターサブレ」は、修業先のパリで出合った、サブレが有名なブーランジェリー『ポワラーヌ』のピュイニションというクッキーを再現したもの。試行錯誤を繰り返し、小麦粉を粗挽きにすることで大好きなその味に近づいたという。
将棋会館からも程近く、棋士たちの「勝負おやつ」に選ばれることもあるという『Mon chocolat』のお菓子たち。ここぞという時の手みやげにぜひ選んでみて。
芳醇な香りが広がる専門店ならではの抹茶大福
森半 千駄ヶ谷店[抹茶・日本茶]
1836(天保7)年創業、京都・宇治を拠点とする老舗のお茶屋「共栄製茶株式会社」の日本茶ブランドが直営する「森半」。熟練の茶師が選定する上質な日本茶の茶葉や抹茶、ティーバッグなどはもちろん、スイーツも多く取り揃えている。千駄ヶ谷店は関東唯一の直営店。抹茶スイーツファンなら注目したい店舗だ。
なかでも、全国茶審査技術競技大会で2度優勝した茶師が厳選した宇治抹茶を使用した抹茶大福はイチ押しの商品。芳醇な抹茶クリームが鮮烈に香り、お茶屋さんが作るスイーツならではの贅沢を堪能できる。こしあんも甘さを抑え、抹茶の味が引き立つように仕上げられている。大福の生地は米粉ではなく餅米を使用することで、もっちりとした食感。冷凍での販売なので、当日の手みやげなら現地に着いた頃には食べごろに。もちろん保冷剤もあるので、翌日の手みやげにもおすすめだ。
他にも、クッキーやフィナンシェなど、抹茶やほうじ茶を使ったスイーツが充実。薄焼きのクレープ生地を丸めた中に抹茶チョコレートを流し入れたさっくり食感の「抹茶くるる」10本入り923円、透明の飴の中に抹茶をそのまま閉じ込めたほろ苦い「抹茶水晶飴」1袋369円は、抹茶大福と同様に一番茶で作る上質な宇治抹茶を使用しているので、こちらもぜひ試してみたい。
DATA
文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2025年12月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。



















