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東小金井駅

【1日目】中央線コーヒーフェスティバルでこだわりのコーヒーを堪能する ~奥深いコーヒーの世界にハマる至福の時間~

中央線沿線では、コーヒー豆の選定から焙煎、抽出まで、全集中で挑む個性的なカフェやコーヒースタンド、コーヒーロースタリーが点在し、熱いコーヒー文化が育まれている。それを具現化しているのが「中央線コーヒーフェスティバル」である。

7回目を迎えた2023年4月22・23日にも、沿線をはじめ20を超える店舗が集結した。今回はこの2日間の様子をレポート。
フェスに行った人も行きそびれてしまった人も、中央線のコーヒー文化に触れ、気になるコーヒー店があれば、とっておきの1杯を飲みに店舗へ行こう。

この記事の目次


東小金井駅の高架下に広がるコーヒーの世界

日本で2015年頃に起こったサードウェーブコーヒーのブーム。以降、元々喫茶店が多い中央線沿線でも、スペシャルティコーヒーを提供する店が続々現れ、それに伴いコーヒー好きの人も増えている。近年、各店がそれぞれの個性に磨きをかけ、ますます多種多様に。今ではコーヒー店めぐりを趣味にする人も多く、また、コロナ禍におうち時間を強いられるなか、自宅で豆を挽くところからコーヒーを淹れるようになったという人も多いだろう。

今年で7回目となる「中央線コーヒーフェスティバル2023 Spring」。場所は、JR東小金井駅から100メートルの、中央線高架下に設けられた「コミュニティステーション東小金井」だ。敷地内に白いテントが並び、出店者は中央線沿線のコーヒー店、お菓子屋をはじめ、東京からではなかなか足を伸ばせない他県の店もちらほら。場内マップには、以前から話題になってはいたものの、一度も行けていない店の名前もあった。

飲み比べで自分好みの店を探す

初日とあって、会場は大変な賑わい。とりあえず目星をつけるため、ざっと一巡するのが得策だろう。浅煎りや深煎り、ペーパードリップにネルドリップなど多彩な顔ぶれに、気分が一気に高揚する。各テントには店自慢の一杯を求めるコーヒー好きが集まり、ところどころ行列ができていた。
会場内で試してみたいのが、リーズナブルな価格で少量ずつテイスティングできる「飲み比べチケット」。いろいろ比較してお気に入りの味を見つけたら、改めてそれを単品で購入し、じっくり堪能するのもよし。豆を購入し、自宅で淹れてみるのもよし。

なお、飲み比べチケットは5枚綴り1200円(支払いは交通系ICカード決済のみ)。事前にオンライン購入も可能で、その場合は1000円とお得に買える。また、4枚綴り+オリジナルマグカップのセット2000円も選べ、持ち帰った豆で淹れたコーヒーをそのマグカップで飲むのもなかなかオツである。

気さくな店主が誘う奥深いコーヒーの世界

ほぼ’sカフェ[三鷹駅]

★とっておきの1杯★
跨線橋ブレンド〜春〜


まず立ち寄ったのは『ほぼ’sカフェ』。店主の遠藤昭平さんは元よしもとの芸人で、気さくな人柄と、初心者にもわかりやすい説明がコーヒーのハードルをぐっと下げてくれる。愛用の手廻し焙煎機は熱源とコーヒー豆の距離を調整しやすく、じっくり火を通すのに適しているとか。豆の芯に火が入り過ぎると焦げた味になってしまうため、「魚を焼く時のような“遠火の強火”を心がけているんです」。
この日、自慢の跨線橋ブレンドは春バージョン。桜や梅をイメージして酸味を活かした、深めのハイローストだ。飲んでみると苦味はほとんどなく、柔らかい果実味がふわり。ホッとひと息つかせてくれる深みのある味わいと、気分を明るくしてくれる華やかさを大いに兼ね備えていた。
普段は三鷹跨線人道橋の前にある空き地にキッチンカーを出して、営業しているそう。訪れた人々が気兼ねなくゆっくりできるようにマグカップで提供する。今回飲んだ跨線橋ブレンド〜春〜は4月いっぱいで終了したが、5月以降は新たに夏バージョンが登場。「他に、苦味を効かせた“THEコーヒー”ともいえる深煎りのほぼ’sブレンドもあります。気になることは、何でも聞いてください。いつでもお待ちしております!」。

 
ほぼ’sカフェ


ネルドリップが引き出す深煎りの芳醇な味わい

A bientôt(ア・ビアント)[荻窪駅]

★とっておきの1杯★
ノワールブレンド


コーヒーの味は、もちろん焙煎によって変わるが、淹れ方によっても変わる。『A bientôt』はドリップする際、フィルターにネルを使用し、ゆっくりお湯を注いで豆の個性を引き出す。焙煎は、ネルと相性のいい深煎りが中心。一度に使う豆の量も多めで、130mlのコーヒーを淹れるためには22〜24gほど必要だという。
おすすめしてもらったのは、濃厚なコクとしっかりした苦味が特長のノワールブレンド。口に含んだ瞬間、力強い味わいを感じパッと目が覚めたが、意外なほど後味が穏やかで鼻に抜ける香りは芳しい。コーヒー豆はパプアニューギニア、グアテマラ、マンデリン、ブラジルの4種類をそれぞれ直火焼き焙煎機で焙煎してから、バランスを確かめつつブレンドするアフターミックス。「同じ品種の豆でも、焙煎度合いやブレンドの配合、淹れ方で味が変わるのもコーヒーのおもしろいところです」と店主の前田真吾さん。
前田さんは「コーヒーは嗜好品なので、まずはお好きなものを召し上がってください」とも。荻窪にある実店舗では、苦味、酸味、コクのバランスがいいルージュブレンドも人気だ。「お好きなものを飲んでもらって、それがお口に合うようでしたら、ネルドリップ特有の甘さやコクを感じられる深煎りもお楽しみください」とにっこり。木をふんだんに使った店内は居心地がよく、前田さんがドリップする様子をカウンター席から眺めるのも店を訪れる醍醐味の一つだろう。

 
A bientôt


ネルドリップを極め、その文化を広める専門店

一般社団法人 日本ネルドリップ珈琲普及協会の店[荻窪駅]

★とっておきの1杯★
jijiブレンド


次は、ネルドリップの魅力にさらにハマるべく『一般社団法人 日本ネルドリップ珈琲普及協会の店』へ。母体はその名の通り、日本で進化したネルドリップの普及を目的として設立された協会だ。店主の繁田武之さんは「一般家庭でも簡単に使えるネルです。専門店の味を再現できます」と、福岡の名店『珈琲美美(こーひーびみ)』の故・森光宗男氏が企画・監修し、コーヒー機器メーカー『フジローヤル』と共同開発した「ねるっこ」を使って実演。自家焙煎したコーヒー豆はやはり深煎りが中心で、小型焙煎機で毎日焙煎する。
今回飲んだのは、主にイベント向けにブレンドされ、実店舗にはあまり出ないというjijiブレンド。繁田さん曰く「出店店舗の中でおそらくいちばん濃厚」で、実際、ガツンとくる苦味のインパクトが大きい。しかしそれだけではなく、その中にじんわり広がる甘みも印象的。口当たりはまろやかで、体に優しく染み込んでいく気がした。
実店舗は荻窪すずらん通り商店街にあり、赤い庇と店先に並んだコーヒー樽が目印。ここではぜひ、日本全国から届くコーヒーチェリーを店頭で乾燥させた国産の「むきたて珈琲」を飲んでみたい。さすがは専門店、コーヒーのラインナップは約15種類とバリエーション豊富で、どれにしようか迷うのも楽しい。毎年12月に入荷されるという、日系人が経営するブラジルのヨシマツ農園から直接仕入れる「ジアマンチーナヨシマツ」も他店ではなかなか出合えない一品なので、見逃せない。

 
一般社団法人 日本ネルドリップ珈琲普及協会の店


一粒のコーヒー豆に作り手の熱い想いが結集

PLUS+ STAND COFFEE(プラス スタンド コーヒー)[西荻窪駅]

★とっておきの1杯★
オリジナルブレンド


さまざまな作り手と優れた商品を開発するフードコンサルティング会社が、その想いを発信するために立ち上げた『PLUS+ STAND COFFEE』。コーヒー豆の焙煎は、三軒茶屋のロースタリーカフェ『OBSCURA COFFEE ROASTERS』に依頼している。お願いするに至った決め手は、「新しいことへの探究心があり、それでいて硬派な職人らしさも保っているのが素敵だと思ったから」と店長の森泉匠平さん。「わざわざ西荻窪の実店舗まで足を運んでもらい、街の雰囲気も掴んでもらったうえで、一緒に世界観を作り上げていきました」。
なかでも一押しは、ブラジルをベースにニカラグアの香りを引き出したオリジナルブレンド。「いつ飲んでもすっきりした味わい」というキーワードをもとに、完成するまで何度も試飲を重ねたそうだ。口当たりが軽い中深煎りで、確かに飲みやすい。それでいてほんのり香ばしさが鼻腔を漂い、記憶に残る一杯だった。
実店舗は、西荻窪駅の改札口を出てすぐ。『Daily Table KINOKUNIYA』に併設されていて、待ち合わせなど、気軽に立ち寄れるのもうれしい。平日は朝7時からオープンしているため、通勤・通学前にテイクアウトすることもできる。暑い季節には、ほろ苦さが癖になるエスプレッソバナナシェイクもおすすめだ。ショーケースにはカヌレ、パウンドケーキをはじめ、焼き菓子がずらり。奥深い苦味のあるオリジナルブレンドには、とろっとしたチョコレートの質感が楽しめるブラウニーを組み合わせてみて。

 
PLUS+ STAND COFFEE


香りを最大限に引き出したコーヒーにうっとり

ザグリ珈琲[阿佐ケ谷駅]

★とっておきの1杯★
エチオピア ゲイシャ種天日干し


フレーバーホイール(コーヒーの風味を細かく分類した表)を手に、「人が何かをおいしいと感じる時、嗅覚からの情報によるところが大きいそうです。一説によると、その割合は80〜95%くらいになるとも」と説明する、『ザグリ珈琲』の店主・大谷秀映さん。
「コーヒー豆の中ではエチオピアがいちばん好き」だそうで、豆本来の果実味を重視し、浅煎り〜中煎りに仕上げる。差し出されたエチオピア ゲイシャ種天日干しを飲むと、まずベリーのような酸味を感じる。さらに花が咲いたような華やかな香りが膨らみ、勢いよく鼻腔を満たす。
大谷さんは近年、発酵させた生豆をワインやウイスキーに漬け込み、天日乾燥してから焙煎するインフューズド・コーヒーにも挑戦。独特の甘み、旨味を醸しながら、コーヒーらしさもちゃんと残している、その絶妙なバランスに驚かされる。「お客さまが、結婚の記念にこのお酒で作ってほしい、と自分で選んだお酒を持ち込んで来ることもあります」。発酵豆は通常の豆よりも膨らみ、脆くなるので、焙煎方法など試行錯誤をくり返す毎日だ。
大谷さんは、元々グラフィックデザインが本業だった。好きが高じてコーヒーの仕事を始めたが、その並々ならぬこだわりは、デザイナーとして30年近くものづくりに携わってきた気質にも起因しているのかもしれない。阿佐ヶ谷にある実店舗は約7坪とこぢんまりしてはいるが、細かい内装まで自ら手がけたそう。焙煎教室やセミナーも積極的に開催しているので、コーヒーをもっと好きになりたい人はこまめにSNSをチェックしよう。

 
ザグリ珈琲


コーヒーの多種多様な表情を鮮やかに表現

Felt coffee(フェルトコーヒー)[西荻窪駅]

★とっておきの1杯★
エルサルバドル ラス・ラデラス農園


Felt coffee』は西荻窪を拠点とするロースター。実店舗は持たない。普段はオンラインストアでしか展開していない店のコーヒーを直接購入できるのも、こうしたイベントならでは。店主・福岡勇貴さんは、「どれにしようか選んでいる時から口に運ぶ時まで、ワクワクしていてほしい」と、中浅煎りから深煎り、デカフェなど幅広く揃える。福岡さんは、業者向けのカッピング会に参加し、気に入ったスペシャルティコーヒーの豆のみを仕入れているそう。それを半熱風式の焙煎機で焙煎し、酸味、苦味がほどよく表現できるようバランスを整え、豆の個性を心地よく感じられる味わいに持っていく。
バラエティ豊富な中から今回選んだのは、中深煎りのエルサルバドル ラス・ラデラス農園。口当たりはまろやかで、チョコレートのような甘みの中に、オレンジやリンゴのような果実味がふんわりと滲む。すっきりした後味や透明感もたまらない。スコーンやクッキーなど、お菓子と合わせるのもいい。
現在はオンラインストアやイベント出店がメインだが、「実店舗を持つことを目指しています」と福岡さん。と同時に、「すぐにお店を出していたら、多くのイベントに出店できなかったですし、そこでのお客さまや仲間たちとの出会いもなかったと思います」と、これまでの経験や想いを噛み締める。オンラインストアには、3種類の味を楽しめる飲み比べセットや、カフェオレを手軽に作れるMILK BREWも。自宅でのんびりコーヒーのある生活を過ごしつつ、実店舗のオープンを待つとしよう。

 
Felt coffee

コーヒー好きにとって、今回のように飲み比べできる機会はとてもうれしい。休日を使ってあちこちめぐろうにも範囲が限られるからだ。各店舗、こだわりのラインナップを用意してくれて、なかにはこの日のために考案した限定ブレンドを提供している店も。飲み比べチケットでテイスティングし、気になった店には再訪。チケット対象外の味も追加購入して、同じ店の違うコーヒーを飲み比べるというのも特別感があった。
コーヒー好きを自称していてもまだまだ知らない魅力がたくさんある。イベント1日目にして、そんなことを思った。今日めぐりきれなかった店は、明日のお楽しみにとっておく。きっとまた新しい魅力を知り、もっとハマってしまうに違いない。

イベントレポート【2日目】に続く


こだわりのコーヒー詰合せセットが当たる!

春の中央線コーヒー屋さん、まちめぐりスタンプラリー


 
「中央線コーヒーフェスティバル」終了後も、こだわりのコーヒー詰合せセットが当たるスタンプラリーを開催。今回の出店店舗の中から「まちめぐりスタンプラリーの対象店舗」の実店舗をめぐり、3つのスタンプを集めると、抽選で20名様に中央線沿線こだわりのコーヒー詰合せセットが当たる。さらに、対象店舗すべてをめぐり、スタンプを集めた方には、抽選で5名様にハンドドリップセットが当たるチャンスも。
“フェス”ロスになってしまった、当日行きそびれてしまった、そんな人も「中央線コーヒーフェスティバル」の余韻を楽しんでほしい。

■実施期間
2023年4月24 日(月)~5月31日(水)
■参加方法
「中央線と暮らす」アプリをダウンロードし、「中央線コーヒーフェスティバル」ページを開く。
②対象店舗内に設置されたポスターの2次元コードをアプリで読み取り、スタンプを1つゲット。
③お店をめぐり、指定のスタンプ数が集まったら応募。
■参加料
無料
■参加店舗
こちら


中央線沿線こだわりのコーヒー詰合せセット
 

ハンドドリップセット
 
詳しくは、「中央線と暮らす」アプリをご覧ください。

取材・文=信藤舞子、撮影= オカダタカオ、編集=加藤有子
上記の情報は2023年4月現在のものです。
※料金・営業時間・休園(館)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。

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ほっこりうまい老舗のラーメン & 斬新さに驚き! 新鋭のラーメン

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  • ル スリール ダンジュ(@lesouriredange)/ 📍 西国分寺駅・国分寺市
 
店内には色とりどりのケーキや焼き菓子、パンなども並ぶ。
  
なかでも手みやげにおすすめしたいのが、焼きドーナツやマドレーヌ、サブレなどを詰め合わせた焼き菓子セット。 生地にカボチャや黒豆などを練り込み、素材感を引き出したものが多いのが印象的だ。
  
包み紙には西国分寺駅を中心とした中央線沿線のイラストが描かれている。「大事に取っておきたくなるような包み紙を作りたくて」というオーナーシェフ 木村勝司さんの思いは、贈る人にも贈られる人にも笑顔を運んでくれるだろう。
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 〇JR中央線西国分寺駅南口から徒歩約8分。
 〇10時~18時、月・火休。
 〇東京都国分寺市西元町2-17-10
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▼記事の詳細はこちらから https://chuosuki.jp/17856/
 
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  • 【#中央線手みやげノート】
rustica菓子店( ルスティカ かしてん | @rustica_caci10 ) / 📍 阿佐ヶ谷駅・杉並区
 
商店街「松山通り交友会」のレトロなムードに馴染む古民家の店。
 
店で使用するのは主に北海道産の、中力粉に近いしっかりとした小麦粉だが、フランス菓子にはフランス産を使用するなど、品種や産地ごとの味や香りに合わせたレシピを考える。
 
「すべての素材には性質がある」と語る店主の中井美智子さんは、古民家カフェでの菓子作りなどの経験を経て、2013年に店をオープン。「以前ホテルでパンを作っていた時に、たくさんの小麦粉を扱っていて、幅広い魅力を実感したんです」。
 
配合、焼き加減にもこだわり、素材の声に耳を傾けて作る菓子はどれもシンプルだが、その分ダイレクトに素材の存在を感じられる。特にスコーンは口に入れた瞬間「小麦ってこんなに美味しかったっけ?」と感じるほど! パウンドケーキはしっとり、ガレットはほろほろと。さまざまな表情を見せてくれる。
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〇JR中央線阿佐ケ谷駅北口から徒歩約13分
〇11時30分~18時(売り切れ次第閉店)、月火休 (不定休あり)
〇東京都杉並区阿佐谷北4-21-8
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
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  • 【#ウェルカムキッズ中央線】
コニカミノルタ サイエンスドーム(八王子市こども科学館) / 📍 八王子駅・八王子市

「コニカミノルタ サイエンスドーム」は、入館料とプラネタリウム観覧料が分かれており、子供の興味や年齢に応じて、科学館で遊ぶだけ、プラネタリウムを観るだけ、という楽しみ方ができる。

科学館というと難しそうなイメージがあるかもしれないが、コニカミノルタ サイエンスドームには直感的に遊べる遊具もたくさん。1階には乳幼児から小学校低学年くらいまでが楽しめる展示が多く、2階は小学校高学年以上を対象とした展示物が多く用意されているので、どの年代でも心配無用だ。

星や宇宙に興味が出てきたら、プラネタリウムを観覧してみよう。平日2番組、休日は4~5番組の上映があり、人気キャラクターが登場する子供向けの番組も複数用意されている。

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〇JR中央線八王子駅北口から西東京バスで約10分の「サイエンスドーム」バス停下車、徒歩約2分
〇12時~17時(土日祝日および市立学校の長期休暇期間は10時~17時)、月休、祝日の翌日休(月曜が祝日の場合は翌水休。臨時休館あり。長期休暇期間中は原則無休。詳細はホームページを参照)
〇東京都八王子市大横町9-13
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

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  • 【#新鋭のラーメン】
中央線沿線には、ラーメンの常識を覆す“変化球”の名店が点在している。炭火の香ばしさが際立つ濃厚中華そば、つけ麺に芸術性を宿す一杯、そしてラーメンだけでなく外観にもオリジナリティあふれる店まで。そんな個性派ラーメンを求めて、中央線の駅をひとつずつ巡ってみよう。定番とは一線を画す、記憶に残る味がきっと見つかるはずだ。

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❶ UMA TSUKEMEN( ユーエムエー つけめん | @uma_tsukemen )

自然と調和した新興住宅地に突如現れるトレーラーハウス。看板には『UMA TSUKEMEN』と書かれている。カウンター席のみの細長い店内はまるで秘密基地のよう。名物は、つけ麺のスープをパイ包みシチューの発想でアレンジした「パイ包み焼き えびつけ麺」。器ごとオーブンで焼くから最後までスープがアツアツ! まずはチーズとエビが香ばしい生地の上から食べてみて。汗をかきながらも最後のひと口までアツアツな一杯は、食べ切ってもまたすぐ食べたくなってしまう。

〇JR中央線立川駅北口よりバス約25分
〇11時30分~14時30分、17時30分~22時(水は11時30分~14時30分)、無休
〇東京都立川市西砂町1-3-15
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❷ 炭火焼濃厚中華そば 倫道

「え、ラーメンに具がのってないの⁉︎」と驚くことなかれ。
これぞ『炭火焼濃厚中華そば 倫道』の真骨頂、看板メニューの中華そば「鯖」だ。炭火焼きにした素材を丸ごとスープに仕立てているのが特徴で、まるで焼きたてのサバを丸ごと飲み込んでいるかのような、凝縮した味わい。れんげでひとさじ飲んでみると、炭火の香ばしさが口いっぱいに広がり、次のひと口へと食欲をかき立てる。スープと麺を堪能したあとは、具材を加えて味変しながら最後まで楽しめる。

〇JR中央・総武線市ケ谷駅、徒歩約2分
〇11時~23時、無休
〇東京都千代田区九段北4-2-15-1F
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❸ただいま、変身中。( @tadahen.nakano )

庶民派グルメという印象があるラーメンに、本格フレンチのエッセンスを織り交ぜて提供するのは『ただいま、変身中。』だ。都内屈指のラーメン激戦区のなかでもひときわ異彩を放っている。

看板メニューの「牡蠣豆乳」は、牡蠣と鯛からとった出汁に豆乳を合わせ、ブレンダーで泡立てたスープが特徴。滋味深く、実にまろやかで、コクがあるのに後味はあっさりとしている。また、トッピングも豪華だ。広島産の新鮮な牡蠣、豚肩ロースのチャーシュー、そして鶏胸肉の鶏チャーシュー。バゲットやバルサミコ酢の風味も合わさり、まさにフレンチのようなマリアージュを楽しめる。

〇JR中央線中野駅北口、徒歩約5分
〇11時~14時15分LO、17時~22時15分LO(土・日・祝は22時LO)、無休
〇東京都中野区中野5-53-3 松本ビル101
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  • 【#老舗のラーメン】
中央線沿線には、何十年も変わらぬ味を守り続けるラーメンの老舗が数多く存在する。学生時代に通った店、仕事帰りに食べたあの味、家族で囲んだあの一杯——そんな記憶とともにあるラーメンが、今も変わらずそこにある。今回は、そんな懐かしくて心にじんわり染みわたる、中央線の老舗ラーメン店を巡る旅へとご案内!
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❶昌平 新宿西口店( @shouhei_ramen )
 
新宿西口に店を構えるラーメン店『昌平』の創業は1978年。歌舞伎町で出前をいち早く取り入れて人気を集め、現在は西口を拠点に営業している。
 
看板メニューの「ラーメン」は、サバ、イワシ、カツオなどの「節」に「豚ゲンコツ」、「鶏モミジ」と「牛骨」を合わせた“クアトロスープ”。店内の製麺室で毎朝仕込む平打ちちぢれ麺、チャーシューやメンマなどの具材も自家製で、継ぎ足しのタレを使うなど丁寧な仕事が光る。
 
〇JR新宿駅西口より徒歩5分
〇11時〜23時30分(土・祝は~22時30分)、日休
〇新宿区西新宿7−12−4
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❷ 珍々亭
 
1954年に創業した『珍々亭』は、油そば発祥の店として知られている。
 
油そばの主役は、三鷹駅から数分の『丸八製麺』に特注するもっちり太麺。ラードと醤油ベースのタレを絡め、卓上の自家製ラー油や酢を加えて味の変化を楽しむのが定番だ。
 
ラー油は一味唐辛子を白絞油で炊き上げる昔ながらの製法で、創業当時から変わらぬ自家製。チャーシューの煮汁と醤油を合わせた特製ダレと麺の甘みが重なり合い、一度食べればやみつきになると評判だ。
 
〇JR中央線武蔵境駅北口より徒歩15分
〇11時~16時、日・祝休
〇東京都武蔵野市境5−17−21
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❸ 珍来亭( @chinraitei )
 
吉祥寺駅北側のハモニカ横丁に店を構える『珍来亭』は、1951年創業の老舗ラーメン店だ。戦後間もない頃に開店し、今も同じ場所でのれんを守り続けている。
 
看板メニューの「ラーメン」は、代々の味を守りつつも時代に合わせて微調整を重ねてきた。スープは豚骨をベースに煮干しと野菜を加えた、まろやかで奥行きのある味わい。あっさりとしながらもコクがある。
 
〇JR中央線吉祥寺駅北口より徒歩1分
〇11時30分~14時30分LO・17時~21時LO(土・日・祝は11時30分~15時LO・17時~21時LO)、火・水休
〇東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
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  • うーおの森 ( @uonomori_mitaka ) / 📍 武蔵境駅・三鷹市
 
中学時代を隣町・武蔵野市で過ごしたシェフの魚住祥一郎さん。いつか自分の店を持つなら慣れ親しんだ場所でと思い続け、念願かなって“かえで通り”に洋菓子店を構えたのが2011年。
 
地産地消の取り組みで、三鷹市特産のフルーツを中心に、ローズマリーや卵などを使用。極力1品目1農家での仕入れにこだわっている。
 
通年で地元産フルーツを提供するために開発されたのが、「森のアイスバー」。くず粉使用で溶けにくく、果実感が引き立つジューシーさ、もっちり食感が特徴的だ。
 
また、店のキャラクター“うーおくん”をモチーフにしたアイシングクッキーも人気商品。手みやげにおすすめだ。
 
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〇JR中央線武蔵境駅南口から徒歩約15分。または武蔵境駅南口より境93系統「国際基督教大学」行、または境92系統「駅南循環経由」バス2分、日本製鋼住宅前下車、徒歩約2分。 
〇10時~19時、水休。 
〇東京都三鷹市井口1-22-38
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  • たいやき わかば / 📍 四ツ谷駅・新宿区
 
 \創業以来変わらない味が人々を魅了。行列必至のたい焼き専門店/
 
たい焼きは今も昔も愛される人気手みやげのひとつ。
 
“たい焼き御三家” のひとつとして、高い人気を誇る「たいやき わかば」は、たい焼き専門店として約70年を迎える。 甘さの中にほんのり効かせた塩気がコクを引き出す自家製餡は、初代から変わらない。同じく自家製の生地は、たっぷりの餡を包み込む。
 
「たい焼きのしっぽにはいつもあんこがありますやうに」という社訓通り、しっぽの先まで餡が詰まっている。
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 ○JR中央線四ツ谷駅四ツ谷口から徒歩約5分。
 〇9~17時、水・日休。 
〇東京都新宿区若葉1-10 
☎03-3351-4396 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 
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  • 【#プチ旅コンシェルジュ】
高尾駅からバスで裏高尾へ。小仏峠をぐるり散策
 
裏高尾から高尾山に入れば、混雑を避けられるうえ、水のせせらぎと木漏れ日が心地いい。幾重にも山が連なるなか、今回は小仏城山・小仏峠をぐるっとコンパクト周遊。低山だけど山の醍醐味はたっぷり味わえる。
 
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❶ 珈琲自家焙煎の店 ふじだな
 
裏高尾バス停で降りると、山里風情にひょっこり現れる木造テラス。
その先でネコのイラストが愛らしい木製看板が道ゆく人を誘う。
ここは自宅を改装したコーヒー専門店。
店主の峯尾祥弘さんが丁寧にハンドピックした豆を自家焙煎し、ハンドドリップする。
 
フジとウメの木の下のテラス席でいただけば、黄葉に染まり始めた川向こうの山のカツラが目を和ませ、鳥声が際立たせた静寂にも癒される。
 
〇JR中央線高尾駅北口から京王バス「小仏」行きで約9分の裏高尾下車、徒歩すぐ
〇10時〜17時、火・水・木休
〇東京都八王子市裏高尾町1254 
 
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❷ 日影沢林道
 
日影バス停の目と鼻の先にある日影沢林道に入った途端、木々が鬱蒼と繁り、木漏れ日が点々と沢に落ちる。
高尾山の森はとても豊か。ひらひらと蝶やトンボが案内を買って出てくるひとときも楽しい。
 
沢から離れてしばらく行くと、ほら貝の音が風に乗って山を駆け上ってきた。高尾山薬王院の護摩行の知らせだろうか。
さらに進むと樹木が途切れてパッと視界がひらけた。
東京方面が遠く見渡せる。ここまでくれば、小仏城山はすぐそこだ。
 
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❸城山茶屋
 
小仏城山では2つの茶屋が背中合わせで登山客を出迎える。
その一つで、相模湖側にあるのが城山茶屋だ。天気がよければ、富士山だって望める。
 
名物はなめこ汁。
城山茶屋のなめこ汁は醤油仕立てで、麓の『峰尾豆腐店』で仕入れた木綿豆腐がたっぷり。とろみの付いた汁が胃の腑をじんわり温め、啜った途端、声が出てしまうほど沁みる。
 
〇JR中央線高尾駅北口から京王バス「小仏」行きで約21分の小仏下車、徒歩約62分
〇9時〜15時30分ごろ、平日・雨天休(桜・GW・夏季・紅葉・正月シーズンは平日も営業)
〇東京都八王子市裏高尾町1885-2 
 
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❹小仏峠と旧甲州街道
 
小仏城山から高尾山を目指すのもいいが、今回は小仏峠へ。
尾根道に入ると、風情はガラリと一変。
林道と異なり、小径に木々の根っこがうねうねと張り巡らされている。
 
小仏峠まで下ると、たぬきの置物が出迎えてくれた。
ここは峠の分かれ道。
景信山・陣馬山へ縦走する尾根道、相模湖へ下る道もあるが、旧甲州街道を小仏バス停に向かって進むことに。
先人たちの健脚ぶりに舌を巻きつつ、曲がりくねる細い山道をゆっくり下山しよう。
 
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❺高尾ビール KO52ブルワリー&タップルーム( @takaobeer @boredom_takao )
 
高尾駅まで戻ったら南口へ。KO52 TAKAO 2階は広いカフェスペースを挟んで『高尾ビール』とコーヒーショップ『BOREDOM(ボアダム)』が入る。
山好きはもちろん、地元客も喉を潤しに訪れる。
 
トークイベントやライブも随時開催。
ビール片手にアート&カルチャーが渦巻く夜も楽しみだ。
 
〇JR中央線高尾駅南口から徒歩約2分
〇高尾ビールは12時〜19時、BOREDOMは10時30分〜17時30分(土・日・祝は11時〜18時)、火・水休
〇東京都八王子市初沢町1231-35 KO52 TAKAO 2F
 
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
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  • 【#ウェルカムキッズ中央線】
中央高架下公園 / 📍 吉祥寺駅・武蔵野市
 
中央高架下公園は、吉祥寺駅と三鷹駅の間の高架下という空間を活かした、全天候型の市立公園だ。2023年にリニューアルし、子供から大人まで楽しめる多世代型の公園へとパワーアップした。子供たちの遊び心をくすぐるカラフルな遊具が豊富で、日差しの強い日や雨の日でも元気に体を動かすことができる。
 
園内は、乳幼児(1~6歳)向けの「わくわくひろばー2」、幼児(3~6歳)向けの「わくわくひろばー1」、児童(6~12歳)向けの「ぼうけんひろば」、大人向けの健康遊具を設置した「けんこうひろば」、そして様々な世代で遊べるユニバーサルデザインの遊具を備えた「なかよしひろば」の、5つのエリアに分かれている。世代別に遊べるため、保護者にとっては安心だ。
 
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〇JR中央線吉祥寺駅南口から徒歩約10分
〇9時~17時、無休
〇東京都武蔵野市御殿山1丁目地内
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★立ち寄りスポット
アムリタ食堂( @amritashokudou ) / 📍 吉祥寺駅・武蔵野市
 
子育て中の外食では、スパイスなどが子供の口に合うか心配でエスニック料理をなんとなく敬遠しがち。そんな中、吉祥寺で20年以上にわたって親子に愛されているタイ料理店が『アムリタ食堂』だ。
 
オーナーの安達亜紀さんが掲げるコンセプトは、「老若男女が一緒に食べられ、皆が満足な本格タイ料理」。
 
親子にやさしい『アムリタ食堂』でなによりも魅力的なのが、キッズメニューが充実していること!ナンプラーなどタイの本格的な調味料を使用しながら、辛さを抑えた、子供でも安心して食べられる味付けとなっている。
 
一方で、大人はタイ人シェフが作る本格派のタイ料理とシンハービールで乾杯……なんて楽しみ方も! 子供も大人も、みんなが楽しい食事の時間を彩ってくれる。
 
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〇JR中央線吉祥寺駅北口から徒歩約5分
〇11時30分~21時30分LO、無休
〇東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-12 藤彩ビル1F
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
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