林、芝生、花、眺望。散策路を巡るたび、景色が変わる!
相原駅
相原中央公園 [相原駅]
鎌倉古道から公園区域に入ると、鬱蒼とした森から明るい森へと変化。なだらかな丘に立つと、人の手が入った雑木の林に陽光がまだらに降り注ぐ。
下りきれば、原木しいたけ栽培の木組みが並び、向かいの小屋では伐採した木材を月に1〜2回炭焼きにしている。林に煙がたなびく様はまるで、古来の里の原風景のようだ。ここで作られた竹炭、木炭、竹酢液、木酢液は公園管理事務所で販売される。
林の先は、空と緑が広がる開放的な芝生広場だ。「ここは入谷になった相原の地形を生かした自然公園です。山にはイノシシやムササビもいますよ」と、園長の井上春雄さん。「一年中、花のある公園作りを目指しています」と話し、“四季の丘”に向かえば、5月は色とりどりのルピナスが花盛り。バラ、紫陽花など、季節ごとに花を咲かせている。
園内には縦横無尽に散策路が走り、“さくらの丘”付近からは橋本方面が見渡せたり、近隣の農園が望めたり。折しも6〜8月はブルーベリーの季節。摘み取り体験農園も点在しているので、立ち寄るのもいい。
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DATA
JR横浜線相原駅西口から徒歩約20分。
6時〜21時、無休。
町田市相原町2018 ☎042-772-1449(公園管理事務所)
http://espoir-aihara.net
取材・文=林 さゆり 撮影=逢坂 聡
上記の情報は2024年5月現在のものです。
※料金・営業時間・定休(休館・休園)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
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