「カジュアルな雰囲気で素朴な和食を楽しんでほしい」と、2023年12月にオープン。一日中定食が提供され、土・日曜・祝日のみ朝営業を行っている。朝ごはん800円は、魚料理にごはん、味噌汁、小鉢、香の物付き。ごはんは、七分づきの米を炊いたごはんまたはお粥から選べる。300円追加でちまきへの変更も可能。この日のサバの塩焼きは驚くほどふわふわでしっとりとして、骨がほとんど見当たらない。「日本人の魚ばなれが問題になっていますが、もっと魚を食べてほしくて。焼き魚は一度蒸してから軽く炙ったり、魚は骨が嫌だって人が多いからすべて一本一本骨を抜いているんです」と話す、店主の金井雄一さん。味噌汁には自家製の甘麹を加えてまろやかに仕上げたり、お粥は米からグツグツ炊いたり、一つ一の食材への細かい手間がおいしさにつながっている。