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武蔵境駅

【3日目】中央線ビールフェスティバルの出店ブルワリーを全制覇 〜誰でも楽しめるクラフトビールの魅力を一気に7杯紹介〜

平日の仕事終わりに、心の向くまま出店ブースを巡ってきた中央線ビールフェスティバル2022summer。これまで出合ったクラフトビールは、9種類(JR武蔵境駅オリジナルのぽっぽやエール含む)を数えました。「こうなったら15ブルワリー全制覇」を合言葉に、3日目は友人を誘って昼飲みへ繰り出すことに!

折しも土・日曜は正午からイベントスタート。肝臓のコンディションを整え、11時50分には会場最寄りのJR武蔵境駅前に到着しました。するとそこには炎天下にもかかわらず、早くも回数券を買い求めるクラフトビールファンの行列が……! 熱中症対策に冷却グッズを首に巻いて参戦する猛者の姿も見受けられます。来場者の気合いが平日とは異なることを肌で感じつつ、我々も凍らせたミネラルウォーター(チェイサーを兼ねる)のペットボトルを握りしめるのでした。

中央線沿線のブルワリーが醸造した「とっておきの1杯」をレポートする企画も、いよいよ最終回。東京の最高気温が33.6℃を記録した絶好のビール日和に、最後の7ブルワリーを一気に回りました。各ブルワリーの紹介にとどまらず、それぞれのクラフトビールが飲める・買える店舗もご案内しています。フェスに行った方も行けなかった方も、中央線クラフトビールの魅力を味わいに行ってみませんか?

★イベントレポート【2日目】はコチラ

この記事の目次


クールな街ビールで中央線愛を叫ぶ

OGA BREWING[三鷹駅]

★とっておきの1杯★
n4 えぬふぉ〜(SESSION PALE ALE、ABV4.0%)IBU24


最初の1杯には、中央線ビールフェスティバル常連の『OGA BREWING』がイベント限定で醸造したn4を選んでみました。ビアタイトルは「natural 4」の略で、いつも自然体で働くOGAスタッフの4人をイメージしているのだそう。飲み口はあっさりしていながらも、モルトのコクやホップの香りがふくよかに感じられます。
ビールのブースとは別に、緑色のフードトラックでクラフトビールの“おとも”を販売していた『OGA BREWING』。取材日の正午過ぎには、ポテッシュ600円なる一品がお目見えしていました。マッシュポテトを長〜く成形してサッと揚げたフライドポテトで、外はカリカリ・中はホクホク食感! 冷めてもおいしいのがうれしいです。

ちなみにn4もこのポテッシュに同じく、時間が経って温度がぬるくなってもおいしく飲むことができました。国内大手ビール会社が製造している一般的なラガービールはキンキンに冷やして飲むことを推奨されていますが、クラフトビールのなかでも「ペールエール」というビアスタイルは、温度変化によってモルトやホップの香りが華やかになる特徴を持っているそう。新たな発見でした!
『OGA BREWING』製のクラフトビールを飲みたいなら、ブルワーの小笠原恵助さんが2019年にオープンさせたビアカフェ『OGA BREWING CAFE』へ! 常時8種がオンタップしているビールは、Small(290ml)500円〜・Regular(473ml)850円〜で1杯ずつ提供されるほか、ボトルでテイクアウトできる製品も。

日々クラフトビールに触れるうち、味わいやドリンクシーンといったイメージが膨らみ「醸造に携わりたい」という気持ちが募っていった小笠原さん。独学で醸造を覚え、自家栽培した原料をもとに8機を駆使してタンク替わりで生産するようになりました。目指すは「マジメな素人職人」──。定番ビールの三鷹ウィートエール、吉祥寺IPA、国分寺ヘイジーIPA、M.C MITAKAさんなど沿線の地名を冠したネーミングが際立つクールなボトルデザインからは、ほのかな中央線愛もうかがえるでしょう。

100年超の酒屋、クラフトビールで新たな伝統を確立

KUNITACHI BREWERY-くにぶる-[国立駅]

★とっておきの1杯★
1926(Kölsch Style、ABV4.5%)


今回が中央線ビールフェスティバル初参加となる『KUNITACHI BREWERY-くにぶる-』では、フラッグシップビールの1926を選択。初醸造は2020年11月と2年足らずながら、お膝元である国立駅舎の竣工年を冠したビアタイトルからは“伝統”への志が感じられます。

ドイツのケルン地方で長く受け継がれているビアスタイルのKölsch(ケルシュ)をもとにしてつくられたビールで、原材料すべての味わいが調和しているのが特徴。たしかに、果実のようなアロマがほのかに鼻をくすぐります! フライドポテトを頬張りながら、さらにひと口。すっきり華やかな味わいで、どんな料理にも寄り添えそうな万能さを発揮していました。
『KUNITACHI BREWERY-くにぶる-』は、東京・国立の地で100年以上続く酒屋『せきや』が新しく立ち上げたブルワリー。併設するビアレストラン『麦酒堂かすがい』で製品の魅力を目の当たりにできます。

定番の1926、世界は点滅するモザイク模様のように、るつぼヘイジーを含めて常時8〜10種提供している『くにぶる』の製品から、好きなビールを4種選んで飲み比べられるビアフライト1800円がオススメ。社長の大久保哲さんは「種類が多いので、時間経過に合わせて温度変化を感じてみてください」と楽しみ方を教えてくれました。

飛行機づくりのクラフトマンシップを継承

立飛麦酒醸造所 TACHIHI BREWERY[立川駅]

★とっておきの1杯★
TACHIHI ゴールデンエール(AMERICAN GOLDEN ALE、ABV5.5%)


中央線ビールフェスティバル初参加の『立飛麦酒醸造所 TACHIHI BREWERY』から、TACHIHI ゴールデンエールを注いでもらいました。Japan Great Beer Awards 2022のゴールデンまたはブロンドエール部門で銀賞を獲得し、事前取材でマネージャーの鶴岡良祐さんがオススメしてくれた逸品です。

まぶしい黄金色が「早く飲みたい!」という気持ちに拍車をかけます。ホップの香りを楽しんだあと、ひと口含むと……グレープフルーツのような風味の中に、モルトの甘みが感じられました。バランスの取れた苦味の余韻が穏やかに続き、フライドポテトをつまむ手が止まりません。
2021年12月にオープンしたクラフトビール製造所『TACHIHI BREWERY(立飛麦酒醸造所)』。母体会社・立飛ホールディングスが所有するこの土地には、戦前に飛行機を設計・製造していた立川飛行機株式会社がありました。飛行機とビール、つくるものは違っても同じクラフトマンシップを継承する想いを込めて『立飛麦酒醸造所』と名付けられたそうです。

ブルワリーに併設された直営店では、常時5〜6種のクラフトビールがオンタップ。ここへ来たら、定番の立飛ペールエール、立飛ヴァイツェン、立飛ピルスナー、立飛ゴールデンエールやシーズナルビールから1杯ずつ提供される、4種飲み比べセット1500円をオーダーしたいところですね!

開放感あふれる空間で喉を鳴らせ

石川酒造[拝島駅]

★とっておきの1杯★
多摩の恵 ピルスナー(LAGER、ABV5.0%)


クラフトビールは上面発酵でつくられる「エール」に大別されるものが多く、この日に飲んだのもエールがほとんど。日本の大手ビールメーカー製で普段飲み慣れている「ラガー」が恋しくなってきたところで、『石川酒造』の多摩の恵 ピルスナーを注文しました。

キンキンに冷えているうちに、ゴクゴクッと喉を鳴らして飲む快感。すっきりとした口当たりと爽快感のある喉ごし、やっぱりラガーも最高です! 多摩の恵 ピルスナーの特徴は、清酒づくりにも使用する『石川酒造』の地下天然水を贅沢に使っていること。モルトの風味とコク、ホップ由来の上品な苦味も十分に堪能することができました。
王道のピルスナーには、ぜひスタンダードなおつまみを添えたい──。そう考えて並んだのは、JR東小金井駅と武蔵小金井駅の間に本店を構える肉屋『ケーニッヒ』のフードブースでした。目の前で焼かれるソーセージから、チョリソー550円とほうれん草チーズ650円をオーダーします。

多摩の恵 ピルスナーにはチョリソーの辛味をリセットさせる働きがあるのか、ビール⇄ソーセージの無限ループが始まりました。まろやかなほうれん草チーズを挟めば、さらにビールは進む進む。あっという間に「ラガーもう1杯いっとこう」とあいなりました。
ピルスナー以外にも、「多摩の恵」シリーズにはペールエール、デュンケル、季節のビールが揃います。『石川酒造』のクラフトビールは他に「TOKYO BLUES」シリーズがあって、セッションエール、ゴールデンエール、シングルホップウィートも。これらできたてが飲めるのが、直営のイタリアンレストラン『福生のビール小屋』です。

多摩の恵 ピルスナーとソーセージは、社長の石川彌八郎さん推奨の組み合わせ。提供メニューの福生産ソーセージの盛り合わせ1500円を指して、「モルトが醸すコクとうまみに相性抜群のソーセージは王道のペアリングですよね」と楽しみ方を教えてくれました。ガラス張りのテラス席からは明治期に使用していたビール釜を眺めることができ、中庭のテーブル席ではペット同伴で食事も可能。開放感あふれる空間で飲むクラフトビールは、きっと格別に違いありません。

多摩地域最古のビール工場が製造していた明治期の味を復刻

TOYODA BEERプロジェクト[豊田駅]

★とっておきの1杯★
TOYODA BEER(AMBER LAGER、ABV5.0%)


ラガーのよさを再認識し「もう1杯!」と注文したのは、『TOYODA BEERプロジェクト』が手がけるアンバーラガー、TOYODA BEER(トヨダビール)でした。アンバーラガーとは、すっきり爽やかなラガーの飲み口に加えてモルトのうまみを存分に感じられるビアスタイル。一部ローストした麦芽を含め4種も使ってうまみを引き出したTOYODA BEERもご多分に漏れず、深いコクと豊かな香味が感じられました。

東京・日野生まれのTOYODA BEERは、数奇な運命をたどって復刻した逸品。日本が近代化への歩みを進める中で設けられた多摩地域最古のビール工場で1886(明治19)年に誕生したTOYODA BEERは、少なくとも1894(明治27)年まで醸造されていたとか。その後、2013年に行われた発掘調査で煉瓦造ビール貯蔵所の跡や当時のラベル、瓶の破片などが見つかったのを機に、TOYODA BEERを復刻させる『TOYODA BEERプロジェクト』が産学官金で立ち上がりました。2015年には『石川酒造』製造の瓶ビール(330ml)509円が販売されています。

製造責任者の土屋朋樹さんは「明治の頃にはどう造っていたのか、どのような苦労や喜びがあったのかなど当時の日野人に想いを馳せ、味を想像してみてはいかがでしょうか」とコメント。歴史に心を寄せながら楽しむのも一興かもしれません。
そんなTOYODA BEERを“樽生”で楽しめる貴重なスポットのひとつが、日野市内に店を構える『ワイン食堂KOKICHI』。フレンチひと筋のシェフ・斉藤弘吉さんが夫婦で営んでいる、アットホームなビストロです。

斉藤さんいわく、TOYODA BEERに合うメニューはKOKICHI風ポテトフライ740円。熱々ポテトフライのアクセントに黒こしょうを利かせたオトナ味の逸品で、「パルメザンチーズの香りが鼻をくすぐる」のだそう。TOYODA BEERの力強い喉越しにぴったりのおつまみとして、ぜひオーダーしたいですね。

高尾山を下りた登山客に軽やかな1杯を

高尾ビール[高尾駅]

★とっておきの1杯★
セゾン ドライホップ(FARMHOUSE ALE、ABV5.0%)


思う存分にラガーを楽しんだあと、もう一度「クラフトビールらしい1杯」が飲みたくなりました。そこで出合ったのが『高尾ビール』のセゾン ドライホップ。鮮やかなレモンイエローが気分を明るくしてくれるだけでなく、ボディや飲み口が軽やかでどんどん進んでしまいます。それもそのはず、セゾンはベルギー南部で昔から夏限定でつくられていたビアスタイル。暑い時期に喉の渇きを癒やすなど、リフレッシュを目的とした1杯だったそうです。

土地柄、高尾山を下りた登山客が飲んだら最高なんだろうな──と考えていたら、ブルワーの池田周平さんが事前取材でおっしゃっていた「高尾山は登山初心者に優しい山。うちのビールもクラフトビールの入口になれるよう、わかりやすくて飲みやすいものをつくっています」というコメントを奇しくも追体験することに。「下山して帰宅するまでにおいしいビールが飲みたい」という想いからビール醸造の道に踏み出した池田さんの「まず高尾山ありき」な1杯、ぜひご賞味あれ。
軽やかな1杯は食事にも合うでしょう!と確信し、フード出店している『アンドビール』が提供するスパイシータコス800円を用意しました。「味噌キーマタコス」とインド風唐揚げがのった「チキン65タコス」の2種はいずれもかなりスパイシー! 聞けば店舗で人気の創作料理をコーントルティーヤで包んだメニューだそうです。友人とわたしは『高尾ビール』のセゾンを相棒にどんどん食べ飲み進めました。食事を邪魔しない爽やかな飲み口、バイプレイヤーとして主演俳優としても大変優秀です。
そんな『高尾ビール』の1杯を味わえる店舗のひとつに、同じく高尾山のふもとに店を構える『My Home // Coffee, Bakes, Beer』が。フルーティーなコーヒーに焼き菓子、国内外からセレクトしたローカルビールを提供するカフェで、「店が街をつくる、人をつくる」というビジョンのもと、自然豊かなこの街に移り住んだキドタカノリさんご夫婦が経営しています。

2022年5月には『高尾ビール』とのコラボレーションビールMy Home // Hazy Session IPA(ボトル330ml)760円が完成。「ローカルブルワリーである『高尾ビール』をぜひ飲んでもらい、高尾の気分を味わってほしい」「ブルワリーの想いや背景をお客さんにお伝えすることが大事だと思っています」と話す姿勢から、街や人との出会い・繋がりを大切にするキドさんのあたたかな人柄がにじみます。

濃厚なHAZY IPAに身も心もノックダウン

Shared Brewery[豊田駅]

★とっておきの1杯★
Hazy Tropics(HAZY IPA、ABV7.0%)


中央線ビールフェスティバル2022summer出店ブルワリーを全制覇する旅も、いよいよラスト。後ろ髪を引かれつつオーダーした最後の1杯は、クラフトビールに惹かれるようになって飲み始めたビアスタイル「HAZY IPA」からチョイスしました。その名もHazy Tropics。パイナップルを想像させる南国っぽいトロピカルなフレーバーがたまりません!

HAZYには「霧がかった」「モヤモヤしている」という意味があるとおり、濁った乳白色イエローから「HAZY IPAを飲んでいるなぁ!」という満足感が得られます。ホップをふんだんに使ったIPAより苦味が抑えられ、フルーティーでジューシーな味わい(だから子ども舌のわたしにもぴったり 笑)。加えてHazy Tropicsにはとろみやなめらかな舌触りも感じられ、濃厚な1杯にすっかりノックダウンされてしまいました。
もともとホームブルーイングを体験できる醸造所として、2017年に開業した『Shared Brewery』。ワークショップ参加者はビールを小ロットから手づくりし、完成後は店内の冷蔵ショーケースやサーバーで提供された“お手製”ビールを飲むことができます。

醸造所に併設されたタップルームでは、Tropical Escape、Coconut Double Hazy IPAなどShared Brewery製のクラフトビールを含む7種がオンタップ。グラス1杯500円から角打ちが楽しめるほか、テイクアウトにも応じています。ブルワリー責任者である小林大亮さんのオススメは、柑橘系のホップアロマに加え酵母由来のクローブ・スパイシーが複雑に香るZesty Hops IPA。自宅で味わう際は「ビール単体でも味わえるよう濃厚につくっていますが、もし添えるならチーズやサラミでしょうか」とコメントを添えてくれました。

各ブルワリーのクラフトビールが飲める店で、フェスの追体験を

カラン、カランカラン──! フェス参加中、この音を何度も耳にしました。会場に響く鐘の音は、樽が空いた合図。来場者それぞれお目当ての1杯を楽しんだ証しの積み重ねだと思ったら、その祝祭感に目を細めてしまいます。イベントにいらした方も来られなかった方も、次回の開催を心待ちにしつつ、ぜひ各ブルワリーのクラフトビールが飲めるお店でフェスの追体験をしてみませんか?

取材・文・撮影(ビールフェスティバル会場)=岡山朋代
上記の情報は2022年7月現在のものです。
※料金・営業時間・定休(休館・休園)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業休止や営業時間・形態の変更、イベントの延期・中止など、掲載内容と異なる場合があります。

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絶品を愉しむ、中央線のカレーなる旅

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  • \中央線コーヒーフェスティバル2024 Autumn開催決定☕/

中央線沿線や多摩地域のコーヒー屋さんを中心として、お店自慢のコーヒーの飲み比べが楽しめる「中央線コーヒーフェスティバル 2024 Autumn」を開催します!
秋開催はなんと5年ぶり!!!
コーヒー以外にも焼き菓子など、全 25 店舗が日替わりで出店し、コーヒーの飲み比べをお楽しみいただけます✨
各店のこだわりが詰まったコーヒーとともに、中央線で過ごす秋のひとときをお楽しみください♪

★開催日時:10月19日(土)・20日(日)11:00~17:00★
【会場】コミュニティステーション東小金井

✓注目ポイント👀
☕JRE MALL と「中央線と暮らす」アプリにて、イベント当日購入よりもお得な「中央線コーヒーフェス飲み比べチケット」の予約販売(10月2日~18日)を実施中!

☕イベント会場内にて「飲み比べデジタルスタンプラリーを実施!スタンプラリー達成者には抽選でコーヒーにちなんだ素敵な景品をご用意♪
※無くなり次第終了となります。

◎詳細は、公式サイトをチェック✅
(公式サイトリンクは、プロフィールから👀✨)

皆さまのご来場を心よりお待ちしております☕

#中央線コーヒーフェス2024秋

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  • 【#中央線神社さんぽ】
子安神社 ( @koyasujinja ) / 📍 八王子駅・八王子市

JR八王子駅から徒歩約5分の場所にある子安神社。安産、育児、子授けの神を祭る歴史ある神社だ。

この社には安産祈願の一環として、竹製のひしゃくで水をすくって奉納する。
神水殿の向かって左側のひしゃくは底がないもの、右側は底のあるもので、底のないひしゃくは水が抜けるように安産でありますようにと妊婦が納め、底のあるひしゃくは体が元通りになるようにと産後に納めるものだ。

子安神社では、御朱印の種類も豊富で、中でもかわいらしさが際立つのが月替わりの御朱印紙だ。薄い木材に、季節に応じた植物や鳥や亀といったいきものが描かれていて、自宅に飾りたくなってしまう。

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〇JR中央線八王子駅北口から徒歩約5分
〇4~9月 6時~18時、10~3月 6時~17時
〇東京都八王子市明神町4-10-3
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★立ち寄りスポット
# NO NAME DONUTS ( @noname.042 ) / 📍 八王子駅・八王子市

子安神社をお参りしたあとに訪ねてみたいのが、ドーナツ店の『# NO NAME DONUTS(ノーネームドーナツ)』。
かつて、多摩地域で唯一の花街として賑わっていた中町付近の「桑都テラス」の中にある。

10種類から15種類が並ぶドーナツは、デコレーションとして、チョコ製の目玉を付けているところがチャーミング。いちばん人気はカラフルなチョコレートスプレーをまとわせた「ポップフル」で、パリパリしたチョコとふわっとした生地のコンビネーションが楽しい。

「桑都テラス」にはベンチやテラス席がたくさん設置されているので、座ってドーナツを楽しめる。

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〇JR中央線八王子駅北口から徒歩約7分
〇11時〜17時、土日祝11時〜19時、月休
〇東京都八王子市中町11-8
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪

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  • 🍃第21回森の地図スタンプラリー🌳
木々が色づく良い季節、思わず「ここが東京!?」と驚くような自然風景を味わいに、スタンプを集めながらお出かけしませんか。

東京・多摩東部の緑豊かな「むさしのエリア」。そんなむさしのエリアの公園や庭園、文化施設などを巡るスタンプラリーを開催します。
毎年ファミリーからシニアまで幅広い世代にご参加頂いている「森の地図スタンプラリー」。
第21回となる今回は、“むさしのアート&イート編”として、リアル/デジタルの2本立てにて開催。
京王電鉄・西武鉄道・JR東日本グループが連携し、ラリー達成数に応じた賞品もご用意。
期間中は各ラリーポイントで、様々な楽しい企画も目白押しです。
むさしのが一番輝くこの季節に、中央線をはじめとした沿線の魅力をぜひお楽しみください。

🌳開催期間:9月28日(土)~12月8日(日)
🌳エリア:立川市/東大和市/小平市/国立市/国分寺市/府中市/小金井市/調布市/三鷹市/武蔵野市
🌳イベント情報➡https://chuosuki.jp/26628/
※参加方法、賞品、期間中のイベント情報を掲載中。ぜひ、ご覧ください。
※アクセスは、プロフィールの「中央線が好きだ。」HPから💡

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  • 【#中央線手みやげノート】
コガネイチーズケーキ (@kogachee ) / 📍 東小金井駅・小金井市

創業者の小谷葉子さんは、アトピーや喘息に悩まされていたお子さんのために健康と食について学び、精製糖や合成甘味料、添加物の体への影響を知ったという。

チーズケーキ専門店を立ち上げるきっかけとなったのは、家族が経営するダイニングバーの人気メニュー「ドライフルーツのチーズディップ」。ドライフルーツに含まれる糖分だけで甘さが十分にあったことから、砂糖不使用のレアチーズケーキを着想した。

砂糖不使用の「ドライフルーツのチーズケーキ」は、今でも店の看板を飾る人気メニューだ。真っ白なチーズケーキの中にちりばめられたドライフルーツは、見た目の華やかさも好評だ。ラッピングも多彩で手みやげにぴったりの逸品だ。

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〇JR中央線東小金井駅南口、徒歩約1分
〇10時~18時、水休および不定休あり
〇東京都小金井市東町4-42-3 エクセル東小金井B1
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

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  • 【#中央線手みやげノート】
OYAKI CAFE キイロ ( @kiiro_oyakicafe ) / 📍 東小金井駅・小金井市

長野に伝わるスローフードとして親しまれている「おやき」だが、県外のオリジナルおやき専門店は珍しい。

店主・野内スザナさんは小金井出身。両親が長野出身で、お母さんが作ってくれたおやきをおやつに過ごすなど、幼い頃から日常的に親しんでいたことから、この店が生まれた。

店に並ぶのは、季節限定を含め10種前後。皮は信州の地粉の中力粉と白神こだま酵母を使い、もっちりとした弾力のある食感が印象的だ。

キーマカレーとチーズ、肉味噌とナスなど腹持ちの良いものから、かぼちゃとシナモン340円などおやつ向けのものまで多彩。

きび砂糖や天然塩などで素材の味を引き出し、スパイスやハーブで風味を高めている。長野に住むお姉さんが漬けた野沢菜や、長野産クルミを使用するなど、郷土の味を伝える素材選びにも熱心だ。

秋からはサツマイモとラムレーズンが登場予定。季節ごとの限定商品も楽しみのひとつ。

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〇JR中央線東小金井駅北口、徒歩約5分
〇10時30分〜18時(イートインLO17時)、日・月休
〇東京都小金井市梶野町5-9-8
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  • 【#中央線神社さんぽ】
杵築大社 / 📍 武蔵境駅・武蔵野市

武蔵境駅から徒歩5分ほどの場所にある杵築大社の歴史は約370年。緑豊かで、まるで森のような雰囲気さえ漂う。

祭られているのは、出雲大社と同じ大国主大神。五穀豊穣と商売繁盛の神を祭る地元密着の鎮守様だ。

また境内には、「杵築大社の富士山」と呼ばれる小山(富士塚)がある。
富士山そのものを御神体とする山岳信仰、富士講の信者が近隣に多く住んでいたことから作られたと言われている。
杵築大社の富士山は、高さ約10メートル。頂上には富士浅間神社のお社がある。

ふもとには錦鯉が悠々と泳ぐ池がある。実はこの池は、富士五湖を模したものと言われていて、かつては池が複数あったそうだ。現在残っている池のモデルは河口湖だと言われる。

〇JR中央線武蔵境駅から徒歩約5分
〇早朝~17時
〇東京都武蔵野市境南町2-10-11
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★立ち寄りスポット
Gelateria Figurati Tokyo ( ジェラテリア フィグーラティ東京 | 
@gelateria_figurati_tokyo ) / 📍 武蔵境駅・三鷹市

杵築大社をお参りしたあとに訪ねてみたいのが『Gelateria Figurati Tokyo』。おいしいジェラートが手頃な価格で味わえると遠方からも訪れる人が絶えないお店だ。

ショーケースにはジェラートが9種類ほど並ぶ。
定番のクラシックミルクは北海道産の牛乳と生クリームを使っていてコクがあってクリーミー。そのほか、季節を問わず用意されているのはプレミアムピスタチオ、宇治抹茶。そしてチョコレートのジェラートは実は複数あって、日によって種類が異なる。

〇JR中央線武蔵境駅南口から徒歩約18分
〇3月〜10月 11:00〜18:00、11月〜2月、10:30~17:00 なくなり次第終了、不定休
〇東京都三鷹市井口3-19-34 フィオリーレ三鷹井口 1F
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  • 奥多摩駅から行く、夏でも清涼な東京の秘境 ・日原(にっぱら)で渓流・鍾乳洞探検

奥多摩駅からバスで約25分、山並みに沿って集落が続く東日原を抜け、さらに奥へ進めば、深山幽谷のごとし風景が現れる。山岳信仰の霊場だった鍾乳洞を中心に、自然が作り出した荒々しくも美しい世界を、じっくり探検しよう。

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❶ 日原渓流釣場

山間を流れる渓流の日原川。その一角に、全長約900mの餌釣り専門釣り場がある。
受付で、貸し竿、エサ、入漁券を手に入れたら、すぐに始められる気軽さだ。10時と13時にニジマスとイワナの放流も行っている。
釣った魚はその場で味わうのが醍醐味。イワナの香り、ニジマスのふくよかな旨みが、あぁ堪えられない。

〇JR青梅線奥多摩駅から西東京バス「鍾乳洞」行き約31分、「東日原」行き約24分の終点下車。鍾乳洞バス停から徒歩約3分、東日原バス停から徒歩約20分
〇9時〜16時(最終受付14時)、火休(12月~2月休)
〇東京都西多摩郡奥多摩町日原1048

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❷ 日原渓谷

小川谷に沿って日原渓谷が鍾乳洞の先に続いている。ダイナミックな岩肌が空を覆う燕岩、籠岩が連なり、向かいには空に向かって突き出る奇岩の梵天岩(ぼんてんいわ)にもお目にかかれる。
巨岩の裾、鍾乳洞の対岸にあるのは、一石山(いっせきさん)神社だ。
社殿の向こうには、荒々しくも神々しい異形の燕岩がそそり立つ。
そして、この神社の御窟と言われ御神体として崇敬されてきたのが、日原鍾乳洞なのだ。

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❸日原鍾乳洞

小川を渡り、鍾乳洞の入り口に立つと、洞内から吹き出す冷気に思わず身震い。
盛夏であっても洞内は通年11℃。長袖じゃないととても入る勇気がもてないほどだ。
中に入れば、早速、鍾乳洞の回廊になっている。岩肌がしっとり濡れて照り、ひんやりした空気の中、あちらこちらで水が滴り落ちてくる。
洞内奥の“さいの河原”まで上がれば、そばの縁結び観音が訪れた者に微笑みかけていた。

〇JR青梅線奥多摩駅から西東京バス「鍾乳洞」行き約31分、「東日原」行き約24分の終点下車。鍾乳洞バス停から徒歩約5分、東日原バス停から徒歩約28分
〇9時〜17時(12月〜3月は16時30分)、無休(12月30日〜1月3日休)
〇東京都西多摩郡奥多摩町日原1052

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❹暫亭 奥多摩店(しばらくてい)

バスで一路、奥多摩駅へ。日原川を挟んで駅の向かい側にあるのは、2021年に開店した焼き鳥店だ。
店主の田島洋平さんは、父が営んでいた水道橋『暫亭』で腕を磨き、山登りで通ったこの奥多摩に店を構えた。
炭火でじっくりと焼き上げる焼き鳥を求める地元住民が後を絶たない。
初めて訪れるなら、日によるおまかせのやきとり5本コース+1品を。キリッとしたタレが鶏の旨みを際立たせている。

〇JR青梅線奥多摩駅から徒歩6分
〇17時〜21時(土・日は12時~。月・水は5名以上の予約制。金・土・日は予約が確実。)、火・木休
〇東京都西多摩郡奥多摩町氷川1427

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  • 【#そろそろソロ飯】
クラフト酒場クニタチカ ( @kunitachika ) / 📍 国立駅・国立市

『クラフト酒場 クニタチカ』があるのは、駅前のスーパーの地下。会社帰りや買い物ついでに、気軽にサクッと立ち寄るにちょうどよい。

店内はシックなトーンでまとめられた落ち着いた雰囲気。テーブル席もカウンター席も充実。

クラフトビールのラインナップは7種類。
この日は 愛媛県松山市の離島・興居島(ごごしま)の小さなブルワリーのビールがタップイン。興居島産のレモンを漬け込んだ、柑橘系の爽やかさとちょっとほろ苦さのある、印象的なビールだった。

料理メニューの中で特に惹かれたのが、お野菜揚げびたし。実はこの店、国立市を中心に展開する野菜直売所の直営店でもある。そのため、野菜の新鮮さ、美味しさは折り紙つきなのだ。

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〇JR中央線国立駅南口から徒歩約3分
〇17時30分〜22時30分LO(日・祝は15時〜21時30分LO)、水休
〇国立市中1-9-30 せきやビルB1
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  • 【#中央線手みやげノート】
福尾商店 ( @kanda.fukuoshouten ) / 📍 神田駅・千代田区

1886(明治19)年の創業以来、代々受け継がれてきた寒天製造の専門店。
しっかりとしたコシがあり、風味が良い寒天を使ったあんみつや豆かんをはじめ、わらび餅や団子などの販売もしている。

寒天の原材料は、伊豆諸島や伊豆半島の仁科や八木沢などで採れる上質な天草をブレンド。コシの強さや風味は、使用する天草によって大きく異なるそうで、天草の選定眼やブレンドの塩梅、製造技術などによって、“うち(福尾商店)の味”が守られている。

あんみつに欠かせない餡や赤えんどう豆、黒蜜も自家製。添加物を極力使わず、素材そのものの味が堪能できるよう心がけているそうだ。

涼感あふれる梅寒天は、夏の手みやげにぴったりの一品。リピートするファンも多いそうだ。

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〇JR中央線神田駅北口から徒歩約4分。
〇10時〜19時(土は17時まで)、日・祝・月休。
〇東京都千代田区神田須田町 1-34-4
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