友人や家族など大切な方と会うときは、中央線沿線ならではの手みやげを持っていこう。
地元の素材を取り入れていたり、その土地の個性が表れていたりと、中央線の手みやげには地域の話題がたくさん詰まっている。そんな一品を持参すれば、あなたが暮らす街の話題で盛り上がるかも。
中央線沿線にお住まいの方、中央線をよく利用される方必見の連載。
荻窪駅西八王子駅
パーティの場を華やかに彩る、ヘルシーでカラフルなデリ
雨の多いこの季節、友人たちとの集まりも自然と家で過ごすことが増えてくる。そんな時に用意したいのが、ジメジメした気分を吹き飛ばす目にも楽しいカラフルデリ。彩りを考えながらあれこれ買って、バランスもよくヘルシーに。食卓がパッと華やいで、パーティの場を盛り上げてくれるはず。もちろん、晴れ間をぬってのピクニックにも。料理を愛する店主たちが心を込めて丁寧に仕込んだ惣菜をおともに、梅雨時のひとときを楽しい時間に。
この記事の目次
ほっこり優しくてどこか懐かしい…家庭の味に心なごむ
瓜坊の定食屋さん&お惣菜お弁当[荻窪駅/定食・惣菜]
店主・大沼祥江さんは近隣で居酒屋「瓜坊」をはじめて18年。素材の味を生かした優しい味つけが評判を呼び、2019年にこの店をオープンした。福島県会津地方出身の大沼さんは「東北は味が濃いイメージがあるかもしれませんが、母の料理は味つけが控えめで。幼い頃に食べていた味が今の料理のベースになっているかも」。和食を中心にイタリアンや中華風など、日替わりで12〜14種ほど。写真1枚目右から時計回りに、カブの小エビ炒め、ほうれん草のしょうが和え、にんじんサラダ、ブリ子とこんにゃくの正油炒め各200円、豚肉のトマト煮450円。友人たちの喜ぶ顔を浮かべながら、 “あれもこれも”とつい財布の紐が緩んでしまう。エコへの関心も高く、テイクアウトは簡易包装で提供。海外の市場のようで、パーティの楽しさを演出してくれそうだ。さらに容器を持参すればポイントがもらえ、貯まれば惣菜と交換が可能。胃袋にも地球にも優しいお惣菜やさんなのだ。
DATA
保育のプロが丁寧に作る、野菜たっぷりヘルシーデリ
OSA CAFE deli and more ... [西八王子駅/デリ]
料理上手な母の元に育ち、自身も料理好きに育った店主の長壁(おさかべ)百合子さん。元々は保育に関わる仕事をしていて、食育指導士の資格を保有していることもあり「小さなお子さんから年配の方まで、誰の口にも合うようなメニュー作り、味つけを心がけています」という。これまでに考案したレシピは100種を超え、ポテトサラダだけでも10種類以上。その中から人気の高いものを定番化し、毎日6〜7種類が日替わりで店頭に並ぶ。写真は写真1枚目手前右から時計回りに、昆布の出汁が効いたいか人参291円/100g、野菜にチーズ、クルミ、アーモンドなどを加えたチョップドサラダ378円/1cup、エビとパクチーのタイ風春雨サラダ356円/100g(写真は300g)、蒸し鶏の明太マヨ280円/100g。素材を生かした味つけや食感の楽しさはもちろん、目からも伝わってくる「おいしい!」が、テーブルを囲む友人たちを笑顔にしてくれるはず。
※「OSA CAFE deli and more …」は2022年7月上旬に店舗移転となります。詳細は下記DATAまたはInstagramからご確認ください。
取材・文・撮影=篠原美帆
上記の情報は2022年5月現在のものです。
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