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武蔵境駅

中央線文化に育まれた18軒のブルワリーが集結した「中央線ビールフェスティバル」へ! ~バラエティー豊かで心躍るクラフトビールの世界にどっぷり浸ってみた~

中央線沿線&多摩エリアのクラフトビールに出合える「中央線ビールフェスティバル2023 Summer」が、2023年7月20日(木)~7月23日(日)に開催された。
初開催の2018年以降、“中央線の夏の風物詩”として知られる大イベントだ。今年は過去最多の18ブルワリーが大集合し、さらに新しい企画もお目見えしてパワーアップ。そんなイベントのとある1日をレポートした。

行った人にはあの熱気をもう一度。行けなかった人にはイベントの雰囲気が伝わりますように。気になるビールがあれば、実際にブルワリーへ行ってみよう!
もしかしたら、そこでしか出合えないビールもあるかも。

この記事の目次


駅近の広場に、中央線沿線のブルワリーとビール好きが集結

出かけたのは、 開催2日目の7月21日(金)。オープン時間の17時少し前にJR中央線武蔵境駅に到着してメイン会場の「境南ふれあい広場公園」を目指す。武蔵野市が誇る複合施設「武蔵野プレイス」前にあり、駅の南口を出るとすぐに会場が見えた。ほぼ直結だ。
まずは、事前にオンライン購入していたビール引換回数券(前売りは3000円/275ml×5杯分、1杯あたり100円お得。以下、回数券)を受け取るのだが、引換のブースには早くも行列ができていた。数量限定の回数券はなんと開催告知から10日ほどで完売という人気ぶりだったので、混雑しそうな土・日曜を避けたが、梅雨明け間近の真夏日、最高のビール日和に誘われて、どんどん人が集まってくる。

全国的にもブルワリー数がどんどん増え、クラフトビールが日常の暮らしに根付きはじめている昨今、本イベントの注目度も昨年以上。中央沿線在住・在勤の人だけでなく、遠方から目指して来る人も少なくないのだろう。

最後尾につき、並びながら広場全体を見渡すと、思わず「おぉ〜!」。18のブルワリーがスクラムを組むように広場を囲んでいる光景は、圧巻だ。
ちなみに、当日は会場で回数券(3250円/275ml×5杯、一杯あたり50円お得)が発売されているので、事前購入の回数券を使い切っても安心だ。
回数券はお得にビールが飲めるだけでない、さらにお得な特典も。特設ブースに回数券の台紙を持って行き、アンケートに回答すると、武蔵境駅から帰りに使える当日のみ有効の乗車券(320円区間、各日数量限定)がもらえたのだ。

回数券利用でなくても各ブルワリーで1杯ずつ購入もでき(700円/275ml、 PayPay・現金も利用可能)、たくさん飲む人も、1杯だけサクッと飲みたい人も、それぞれのペースで過ごすことができる。
回数券を無事に入手し、お得な情報も頭に入れて、これで準備OK。
18のブルワリーは、回数券引換ブースに向かって右回りに、中央線最寄り駅を基準に東から西へ順に並ぶ。つまり、東中野→高円寺→西荻窪と駅順になっているのだ。「中央線」が冠に付くイベントらしい。ブルワリーがある場所をイメージできるのでナイスアイディアだ。

すぐに飲みたいところだが、会場全体を把握するべく東から順に看板をたどり、ひとまわり。リサーチを兼ねてウォーミングアップをする。各ブルワリー4〜6種類のビールを提供しているので、今飲む1杯を100種類近くから選ぶことになる。クラフトビールは一度に多くを造らないので、ここで飲まなければ二度と出会えないこともよくある話だ。なので、選ぶビールは、まさにこの夏の一期一会と言えるだろう。当然、チョイスに迷う。
そこで、中央線ビールフェスティバル初参加ブルワリーが3つあるというので、今日はそこに絞ってビールを味わうと決めた。

多摩川源流域の小菅村で醸造するビール

Far Yeast Brewing [大月駅]

最初に立ち寄ったのは、今回参加のブルワリーの中で一番西にある『Far Yeast Brewing』。中央線ビールフェスティバル初参加ブルワリーのひとつだ。
最寄り駅は中央線大月駅。そこからバスで約60分の、山梨県小菅村にある「源流醸造所」で造られるビールが並ぶ。
もう喉はカラカラ。一刻も早く潤いたくて、最初に目に飛び込んだ「ARAN Wood Aged Pilsner」(写真下・左前)を選んだ。スタッフに回数券1枚を手渡し、プラカップに注がれたビールを受け取る。カップに描かれたイラストレーター・おおのたろうさんのロゴがとってもキュートだ。このプラカップは今回のビールフェスティバルオリジナルで、参加ブルワリーが共通で使っている。
「ARAN Wood Aged Pilsner」は、多摩川源流域、第一次産業が元気な小菅村にあるブルワリーならではのピルスナーで、ヒノキやスギなどのウッドチップを漬け込んで醸造する。ひと口で清々しい森の中にワープ! 味覚も心身も研ぎ澄まされていく。一杯目にふさわしいビールだった。
後ろに並んだ人が選んだ「noon moon」(写真上・右奥)について、スタッフの細貝洋一郎さんが「アウトドアシーンで飲むビールをイメージして造ったアメリカンペールエールです」と説明していた。野外のフェスに合うだろうなと思ったが、ぐっと我慢だ。最初から飛ばし過ぎないようにしなくては。
看板上のキャッチ「Democratizing Beer」が気になって、スタッフの森藤朋子さんにどんな意味なのか聞いてみた。
「産業化で画一的な大量生産商品になってしまったビール本来の多様性と豊かさを、もう一度! というブルワリーのミッションなんです」と、教えてくださった。続けて、「今飲んでいただいているビールのように、もっと多様でいろんなビールがあることを伝えたいですね」。
このひと言で一瞬にしてクラフトビールの魅力に包まれた気持ちになった。
オリジナルレシピをベルギーの醸造所で委託醸造をしてもらうファントムブルワリーとして2011年に創業し、小菅村では2017年から醸造を開始した。多摩川の軟らかな源流水を仕込み水に使い、多種多様なスタイルを醸造する。夏のおすすめは「Far Yeast Peach Haze」(写真上)。山梨県の事業者や生産者と共創し、ビールを通じて地元の魅力を発信する「山梨応援プロジェクト」の一番人気で、フレッシュな桃の香り、ジューシーな口当たりが特徴だ。
小さなブルワリーが多い北ヨーロッパと気候風土が似ている小菅村。「源流醸造所」に併設タップルームはないが、村内にある「道の駅こすげ」で購入ができる。道の駅近くには「小菅の湯」もあり、温泉の後の乾杯にももってこいだろう。
中央線のクラフトビールは旅心をくすぐってくれる。
Far Yeast Brewing[大月駅]

ローカル超人気! 知る人ぞ知るブルワリー

Mountain River Brewery [西荻窪駅]

次に立ち寄ったのは、西荻窪駅が最寄りの『Mountain River Brewery 』。
汗ばむ暑さの今、からだが求めているスタイルを発見した。高知県の中里自然農園の塩を使った「Kuroshio gose 黒潮ゴーゼ」(写真下・右)だ。ゴーゼとは、発酵に乳酸菌を、フレーバーに塩を使うスタイル。
迷うことなく醸造士の石川涼一さんに注いでもらった。塩味と酸味が思いのほかやわらかく、シトラス系のさわやかな香りが暑さを和らげてくれる。アルコール度数も4%と低めでゴクゴク飲めて、ミネラル補充も叶う。
もう一種類、気になったのは「mf メゾフォルテ」(写真上・左)。ベルギー酵母由来の花のような香りと、リンゴ・梨・オレンジの風味、そしてドライな飲み口が特徴のゴールデンストロングエール。食事に合わせてゆっくり飲むのもおすすめなのだそう。
『Mountain River Brewery』は、ローカルを大事にするマイクロブルワリー。オーナーの山本 孝さんと醸造士の石川涼一さんがタッグを組み、2018年に醸造を開始して以来、西荻窪や吉祥寺、三鷹周辺のクラフトビール好きを虜にしている、知る人ぞ知る存在だ。「自分たちの造るビールを通じて、いろんな人と人がつながり合えたら楽しいだろうなと思って、醸造所を立ち上げました」と、山本さん。
ベルギースタイルの定番ビールや旬のフルーツを使った個性的なビールを、丁寧に造っている。
近くに神田川が流れる住宅街の一角で、自由な発想でのびやかにビールが造られている。ボトルショップやタップルームは併設されていないが、平日(10〜18時)はボトルビールと、その時に開栓している生ビールを購入できる。毎週土曜(13〜18時)は、ラフな角打ちがオープンし、近隣の人やアウトドア好きが集う。まさに「ビールは人をつなぐ」を体感できるブルワリーだ。
Mountain River Brewery[西荻窪駅]

想像以上にビールに合う! ドイツ仕込みのソーセージ

ケーニッヒ [武蔵小金井駅]

ビールフェスティバルで過ごす時間はあっという間に過ぎていく。時計はもう18時。小腹が空いてきたので何か食べたくなってきた。
会場にはビールに合うフードを提供する飲食店も出店している。そのなかから、到着した時から肉々しい香りを漂わせ気になっていた『ケーニッヒ』へ向かう。すでに行列ができているが、どんどん焼き上がっているので、並んで待つことにした。
代表の島崎智融さんは精肉店の2代目として、ソーセージの本場ドイツ仕込みの腕を奮っている。「ドイツの街角にある肉屋のように、ソーセージやホットドッグを気軽に楽しんで」と、小金井市にある本店で仕込んだ製品を、心を込めて焼き上げていた。
ドイツの伝統的な製法で、原料に良質な国産肉を使った自慢のソーセージから、定番の3種類を注文する。
手前から、肉本来の風味が伝わるあらびき550円、武蔵境産の唐辛子を使ったチョリソーチーズジャンボフランク650円、小金井市で育ったほうれん草がたっぷりのほうれん草チーズ650円。熱々を頬張って噛みしめたら、すかさずビールを。その繰り返しでボリューミーな3本を満喫、大満足だ。
製造、販売、レストランを併設した『ケーニッヒ 本店』。中央線の車窓からも建物が見える有名店だ。1階は常時50種類のハム・ソーセージ、肉惣菜を販売するほか、気軽に利用できるイートインもある。2階は『ケーニッヒ BBQ&Cafe』として、ランチ、ディナー、さらに20名ほどの貸切パーティーができると好評。井の頭恩賜公園の入口(吉祥寺駅下車)と、武蔵小金井駅南口にも店舗があり、いずれもドイツビールを多数揃えている。
ケーニッヒ[武蔵小金井駅]

飲むほどに笑顔になれるハートフルなビール

方南ローカルグッドブリュワーズ[高円寺駅]

また新たなビールを求め、黄色いTシャツが印象的な『方南ローカルグッドブリュワーズ』へ。ここも初出店ブルワリーだ。ブースに近づくと「こんにちは。ご興味ありますか?」と、スタッフが声をかけてくれた。会場全体は大にぎわいなのに、のんびりとした雰囲気が漂っている。

設立は2022年3月。参加ブルワリーでもっとも新しく、障がいのある醸造士のみなさんが地元・方南町のためにビール醸造に取り組んでいる。「大切にしているのは、『人を中心に考える』ということです」と、責任者の白水良朋さん。
おすすめの「LOCAL GOOD ALE」(写真下・左)は、麦の旨みと香りがふわっと広がるペールエール。苦みもアルコール度数も控え目で、誰もが親しみやすいと感じるだろう。
「ビールが苦手な方にもおすすめできる、うちの看板ビールです」と、スタッフの塩田剛裕さんが注ぎながら教えてくれた。
「HONAN RED ALE」(写真上・右)は、レッドエール。地元ゆかりの東京メトロ丸ノ内線と中央線の車両の赤色から着想を得て醸造したという。ローストした麦芽の風味を感じた後に、やさしい苦味がスーッと抜けていく感じがして、ダークな色ながら味わいはとても軽やか。
「ケーニッヒ」のソーセージにも合いそう。
「方南銀座商店街」にある三軒長屋に、方南ビールプロジェクト実行委員会によって設立されたブルワリー。みんなに愛されるビールと、ビールを楽しめる時間を大切に醸し出している。地元パン店のパンを使った「PAN ALE」や、微アルコールの「UNIVERSAL ALE」など、いろいろな人が気軽に飲めて笑顔になれるビールが揃う。併設のボトルショップは金・土曜の14〜21時、日曜・祝日の13〜19時にオープン。ボトルビール販売だけでなく、その時に開栓している樽(1〜2種)も味わえる。今回のビールフェスティバルで感じた、のんびりした雰囲気のなかで居合わせた人と乾杯したい。
方南ローカルグッドブリュワーズ[高円寺駅]

本日の運試し。さて、何が当たるかな

「中央線ビアガチャ」にチャレンジ

「中央線ビールフェスティバル2023 Summer」では、ビールを飲めない人、子どもたちも楽しめる企画が目白押し。その一つ「中央線ビアガチャ」が気になり近づいてみると、フェス公式グッズのTシャツやトートバッグ、ビール引換券などの賞品が並んでいた。
「これはチャレンジするしかない」という熱いチャレンジ精神が芽生え、受付ブースで専用コイン1枚300円を買い、本体に投入する。ダイヤルをゆっくり「ガチャ ガチャ」回すと、カプセルが、コロン。オリジナル缶バッジが当たった。
ビールでほろ酔いの勢いもあり、さらに2回も挑戦したが、2回ともオリジナル缶バッジだった。おおのたろうさんのイラストがかわいくて、今回のビールフェスティバの記念になる。
ただ、同じようなものが重なったので、4回目の挑戦もしてみたいがどうしよう。まだ時間があるので、ビールを飲んでから決めるとしよう。



メイン会場周辺のケヤキから聞こえるセミの声、ビールを手に集う人の楽しそうなざわめき、「中央線ビアガチャ」の大当たりを告げるハンドベルをBGMに、心ゆくまでクラフトビールを楽しんだ。それにしても、中央線ビールフェスティバル初参加ブルワリーで味わったビールだけでも想像以上のバリエーションで、驚きの連続だった。クラフトビールはどこまで広がりを見せるのか、奥深さを実感した1日でもあった。
飲むほどにクラフトビールの深みにハマり、もっと飲みたいという思いが込み上げてくる。
帰り道、「来年の中央線ビールフェスティバルまでに、今回参加のブルワリーを訪ねよう」という目標が浮かんだ。
8月31日(木)までは「アプリde楽しむビールスタンプラリー」も開催しているので、さっそく出かけよう。記念の缶バッジを付けて。

 
ビールスタンプラリー編に続く

取材・文=松井一恵 撮影(ビールフェスティバル会場)=逢坂聡 編集=加藤有子
上記の情報は2023年7月現在のものです。
※掲載ビールは取材時のものです。
※料金・営業時間・定休日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。

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絶品を愉しむ、中央線のカレーなる旅

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  • おいなり食堂 ( @6688oinari ) / 📍 豊田駅・日野市

和食で腕を鳴らした店主の花澤克己さん。ある時、注文を受けたいなり寿司に「自分らしさを加えたら」とひらめき、2016年、持ち帰りもできる食堂を開業した。

油揚げからして手間暇を惜しまない。さっと油抜きした後、30分ほど甘辛く炊き、一晩かけてゆっくり煮汁を含ませる。

中の具にはこの道45年の和食の技が炸裂。
定番いなりや梅しらす、黒米いなりは酢飯で。鮭いくら、あさり五目、たこやわらか煮、とりきのこには、炊き込みの茶飯を合わせ、豚角煮はその煮汁をご飯に混ぜ込む。

10個入りお試しセット(予約販売)は、手みやげにもぴったりだ。

また、いなり寿司だけではなく海鮮丼も人気メニュー。
テイクアウトだけではなく、イートインもできる。

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JR中央線豊田駅北口から徒歩約1分。
11時~14時30分・16時30分〜20時(日祝は~18時)、月休(不定休あり)。
※イートインは11時30分~
東京都日野市多摩平1-2-3 
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▼記事の詳細はこちらから
https://chuosuki.jp/3135/
 
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  • 【#達人グルメ道】
Tacos Mercado ( タコスメルカド | @tacos_mercado ) / 📍 武蔵小金井駅・小平市

花小金井エリアで、地元の人たちが足しげく通うメキシコ料理店。明るいオレンジ色の扉の向こうでは、軽快なメキシカンミュージックが流れるカラフルな空間が待っていた。

この店では、セットやコースなど多彩なスタイルでタコスを味わえる。なかでも一番人気はタコスセットの3種盛り。その日おすすめのタコス3種類を一皿で味わえるお得感と、一人でもシェアしてもちょうどよいボリュームが人気の理由だ。

具材はそれぞれ、スパイシーさと甘辛さ、エスニックな風味がミックスした個性豊かな味わい。パンチの効いた味付けだが、自家製トルティーヤのトウモロコシの風味に包まれることで、味わいがやさしくなりどんどん食べられる。

お店までのアクセスにはシェアサイクル「HELLO CYCLING ( @hellocyclingjp )」が便利。自転車に乗って中央線のグルメ道を究めに行こう!

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〇JR中央線武蔵小金井駅から約2.9km、自転車で約11分
〇12時~14時30分LO・17時30分~21時LO(金・土は22時LO)、木休
 ※自家製トルティーヤが売り切れた場合、早めに閉店する場合あり
〇東京都小平市花小金井南町2-2-16 ヴェルデ花小金井B1F
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

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  • 【#中央線のカレーなる旅】
JAZZ TAKAHASHI TOKYO (ジャズタカハシトウキョウ) / 📍 御茶ノ水駅・千代田区

※投稿内容(営業時間)に一部誤りがございましたので、再投稿させていただきます。
皆さまにご不便、ご迷惑おかけし申し訳ございません。

『JAZZ TAKAHASHI TOKYO』は、御茶ノ水エリアで15年愛されていたジャズ喫茶『JAZZ OLYMPUS!』の店舗を引き継ぎ、2024年8月にオープン。一歩店内に入れば、巨大なスピーカーから流れるジャズの音色に全身をすっぽりと包まれる。

そんな音楽に満たされた空間で味わえるのは、『JAZZ OLYMPUS!』時代の名物「赤いチキンカレー」をオマージュしたオリジナルカレーの「髙橋カレー」。このカレーを目当てに訪れる人も少なくない。

シンプルな見た目とは裏腹に、独自に調合した約20種類ものスパイスの風味が重なり合う奥深い味わいだ。ほろほろ食感のチキンも、噛むほどに奥から旨みがジュワッと押し寄せる。

店主の髙橋健さんは「カレーはジャズなんです」と語る。
自身も生粋のジャズプレイヤーである髙橋さんは、誰もが親しみやすい音楽にも高度で難しい技法が使われているように、音楽の深みをカレーで表現したという。

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〇JR中央線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口から徒歩約7分
〇18時~23時、日・月休
〇東京都千代田区神田小川町3-24 お茶の水ホテル昇龍館 1F
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  • 鬼金棒 神田本店 ( きかんぼう ) / 📍 神田駅・千代田区

『鬼金棒』が神田にオープンしたのは2009年。当時はまだ、ラーメンに山椒を用いるのは稀有だった頃、「山椒を使うなら、唐辛子の辛味が入ればさらに引き立ててくれるなと。まさに“鬼に金棒”じゃん!」と、コンセプトが決定したという。

看板のカラシビ味噌らー麺は、辛さと痺れをそれぞれ、「抜き」「少なめ」「普通」「増し」「鬼増し(有料)」の5段階から選べる。もっとも本領発揮をするのは、辛さと痺れどちらも「増し」だ。

山椒の香りがぶわっ。スープをすすってみると、こっくり深い甘みが口中を包み、追って唐辛子の辛味、山椒の痺れが広がる。

10時間炊いたトンコツと鶏ガラの動物系出汁と煮干しや節系がたっぷり入った魚介系出汁、信州白味噌をベースにチーズやナンプラも加えた特製味噌が旨味の秘訣。

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JR中央線神田駅東口から徒歩約3分
11時~21時30分(日は~16時)、無休
東京都千代田区鍛治町2-10-9
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▼記事の詳細はこちらから
https://chuosuki.jp/7031/
 
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  • 【#プチ旅コンシェルジュ】
日本一の渓谷美を誇る、秋の昇仙峡でパワーチャージ

甲府駅南口から「昇仙峡」行きバスに乗り換え、約30分の「昇仙峡口」下車。
国指定の特別名勝「御嶽昇仙峡」は、日本遺産認定の観光スポット。荒々しくも美しい渓谷は、錦色に染まる秋がスペシャルシーズン。くるりとひと回りするだけで、渓谷沿い、空中、山頂と、いろんな表情を見せてくれる。

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❶ 昇仙峡遊歩道

「昇仙峡口」バス停で降り、1925(大正14)年竣工のアーチ橋・長潭橋(ながとろばし)から遊歩道へ。
荒川に沿って延びる約6kmの遊歩道は、日本一とも称される渓谷美を満喫する小径だ。

途中の「天鼓林(てんこりん)」は、秋こそ立ち寄りたい景勝地。
真っ赤に染まるモミジ林が東屋を包み、一幅の絵画のよう。

クライマックスは落差30mの仙娥滝(せんがたき)。
花崗岩の岩肌を削りながら、もうもうと水飛沫を上げる様に誰もが立ち尽くす。

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❷ 昇仙峡 甲州郷土料理 わらじ( @koshuwaraji )

江戸末期築の古民家を移築した店に入ると、見事な梁、柱に目が和む。
店を仕切る依田亜希仁さんは「山梨には、ほうとう以外にもいろいろな郷土料理があるんですよ」と話す。

実は、うなぎもソウルフードだ。
江戸時代には、うなぎが昇仙峡の荒川で獲れ、養殖も盛んだったという。
うな重を頬張れば、ふわっとろっ。40年間継ぎ足し続ける、甘さ控えめのあっさりしたタレが、うなぎの芳香を際立たせている。

〇JR中央本線甲府駅南口から山梨交通バス「昇仙峡」行きで約50分の「昇仙峡滝上」下車、徒歩約3分
〇10時30分〜16時LO、無休(雪、荒天など、天候により休みあり)
〇山梨県甲府市猪狩町393

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❸昇仙峡ロープウェイ山頂

昇仙峡の山頂へ。
昇仙峡ロープウェイに乗れば、眼下に荒川ダム、遠くに金峰山が拝める約5分の空中さんぽが楽しめる。

山頂は見どころ満載だ。
富士山遥拝所あり、樹齢350年の御神木を祭る神社あり。

天空の白浜かと見紛う展望台に立てば、甲府の街並みが一望できる。
山道を抜け、急坂や階段を上ると、丸く大きな巨岩が目の前に立ちはだかった。勇気を振り絞り登頂すれば、360度の大パノラマが胸をすく爽快感。

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  • 【#そろそろソロ飯】
立川野菜とナチュラルワインの専門店 T.A.G. (@t.a.g.tachikawa ) / 📍 立川駅・立川市

立川駅から徒歩5分ほど、北口の賑やかな商店街から路地に入った隠れ家ダイニング『立川野菜とナチュラルワインの専門店 T.A.G.』。店頭に置かれたワイン樽と大きなガラスの扉が目印だ。

扉を開けると、漆喰の壁に古材が効果的にあしらわれた、カジュアルだけどシックな空間が目に入る。テーブル席もあるが、キッチンに面したカウンター席が並び、ソロ飯でも気兼ねなく過ごせる雰囲気が良い。

メニューは野菜料理が中心。なかでも立川野菜は、2カ所の農園から直送される。立川産の野菜だけでは賄いきれないものもあるが、1年を通して半数程度は立川野菜を使用しているという。

また、こちらで提供されるワインはすべてナチュールワイン。できるだけ添加物を使用せずに醸造されており、ブドウ本来のおいしさ、造り手の個性と、ワインが生まれ育った土地の香りを感じさせてくれる。

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〇JR中央線立川駅北口から徒歩約5分
〇18時〜23時(22時LO)、水・木休
〇東京都立川市曙町2-23-8 パタタビル 1F
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  • 【#中央線のカレーなる旅】
これく亭( @collectea0601 ) / 📍 八王子駅・八王子市

木製ドアや窓枠が山小屋のような佇まいの『これく亭』は1977年創業。

「ホットチキンカレー」には、ホロリと身離れの良いスパイシーなチキンが3本。
水を使わず、八王子の磯沼牧場のピュアミルクだけで煮込むことでまろやかに仕上げるレシピは、創業当初から変わらない、穏やかで香り豊かな一皿だ。

名物の“ピラミッド型ターメリックライス”も創業当初からの多川さんのアイディア。

また、付け合わせのサニーレタスを食べやすいようにオリジナルのスパイス塩を調合するなど、遊び心と独創性にあふれた多川さんのカレーを求めて、創業当初から通い詰めている常連客も少なくない。

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〇JR中央線八王子駅北口、徒歩約5分
〇11時~15時、火・水休
〇東京八王子市明神町3-9-4
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  • 【#中央線神社さんぽ】
東京大神宮 ( @tokyodaijingu ) / 📍 飯田橋駅・千代田区

飯田橋駅から徒歩約5分の場所にある東京大神宮は、「東京のお伊勢さま」として親しまれ、縁結びに絶大な御利益があるといわれており、若い女性を中心に参拝者が絶えない。

結婚式を神社の神前で行う慣わしを創始した神社が、東京大神宮である。
それまで結婚にまつわる行事は自宅で行うものだったが、神社での神前結婚式は当時の人々の関心を集め、やがては各地の神社でも神前結婚式が行われるようになったのだ。

連日多くの人が参拝に訪れ、拝殿で参拝したあとも、お神札やお守り、絵馬におみくじなど授与品を求める人の列が途切れることはほとんどない。

現在一番人気のお守りは、2つの鈴蘭が寄り添う「縁結び鈴蘭守」。
鈴蘭の花言葉は「幸福が訪れる」。お守りにぴったりなのだ

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〇JR中央・総武線飯田橋駅西口から徒歩約5分
〇参拝 6時~21時、授与所 8時~19時、朱印受付 9時~17時、無休
〇東京都千代田区富士見2-4-1
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★立ち寄りスポット
ISEMISE (イセミセ| @isemise_tokyo ) / 📍 飯田橋駅・千代田区

神社から徒歩1分のところにある『ISEMISE』は、東京大神宮が公認する伊勢のセレクトショップだ。

食品や雑貨、工芸品、アクセサリーなど、伊勢神宮から程近い「おはらい町通り」にも並ぶおみやげ物、伊勢市内で長く愛されている特産品などが100種類以上揃っている。

数ある伊勢名物の中でも、麺とタレがセットになった「伊勢古里屋の伊勢うどん」はダントツの人気。伊勢うどんは太くてふわふわと柔らかい麺に出汁の効いた甘辛タレをからめて食べるのが特徴で、昔からお伊勢参りに訪れた人たちにも食べられてきた。

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〇JR中央・総武線飯田橋駅西口から徒歩約5分
〇10時~19時、無休
〇東京都千代田区富士見2-4-7 247ビル1階
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記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

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  • 【#中央線のカレーなる旅】
Negombo33 高円寺 (@negombo33_koenji ) / 📍 高円寺駅・杉並区

『Negombo33 高円寺』は、スパイスカレーの人気店。

大阪に端を発した「スパイスカレー」が全国的に注目を集めたのは2017年頃から。だが、この店では2009年の本店(西所沢)創業時からスパイス使いが印象的なカレーを提供している。そして、2号店が2018年に、高円寺にオープンした。

今回はカレー2種盛りセットをオーダー

看板の「ラムキーマカレー」(手前)は、複雑なスパイスを駆使してラム独特の風味を消すのではなく、ラムの持ち味を引き出すためにスパイスを使っている。
粗挽き肉の肉感もあり “ラムらしさ”が際立つカレーだ。

近年注目度の高い「ポークビンダルー」(奥)も創業当初からの人気メニュー。
ヨーグルトやスパイスでマリネした豚角煮を使ったポルトガル由来のカレーだが、酸味を全面に押し出さずまろやかな味わいに仕上げている。

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〇JR中央線高円寺駅南口、徒歩約2分
〇11時~16時/17時~20時30分(土日祝は11時~20時30分)※LO各30分前、水休(祝日の場合は営業、振替休日あり)
〇東京都杉並区高円寺南4-44-3 マーキュリービル 1F
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