山里の風情とともに味わう丹波山ジビエ
奥多摩駅
TABA CAFE
街道沿いに明治期築の古民家カフェが暖簾をはためかせる。柱、梁、建具を生かして改修された店舗は、「明治期の大火で焼け残った数少ない古民家です」と、シェフの星野允人(よしひと)さん。ここでは、丹波山ジビエの鹿肉のラグーに注目したい。都内のイタリアンなどで腕を磨いた星野さんは「丹波山の鹿肉は鹿肉らしい香りをしっかり残しながら、臭みやクセがないのが魅力」と絶賛。粗挽き鹿肉の旨味が濃く、ミートソースがまろやかで、平日はパスタランチ950円(ドリンク付き)、週末はラザニアプレート1600円(スープ、ドリンク付き)で味わえる。村で人気の『きのしたベーカリー』製天然酵母パンとも相性抜群だ。ランチドリンクには+200円の自家製梅ジュース(単品600円)を。庭でとれた梅で作った甘酸っぱい香りが涼を呼ぶ。追加で注文したヴィーガンケーキ500円(単品600円)と味わいながら窓の外を眺めれば、のどかな山里の風情にもほっこり。また、店内では地元特産品も販売。近所の食堂『オオカミ印商店』製の合わせ味噌760円は麦麹多めの丹波山に伝わる昔ながらの味。乾燥原木舞茸1800円は肉厚。そもそも原木舞茸自体が、村外にあまり出回らない希少なもので、「旬は9月下旬〜10月上旬の2週間だけなんです」。見つけたら、迷わず手に入れるべし。
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DATA
JR青梅線奥多摩駅から「丹波山村役場」行き西東京バスで約50分の「中宿」下車、徒歩1分。
11時30分〜16時•18時〜21時、土夜・火休。
※水は、村民が村の食材で作る定食店「村民カフェ」を営業(11時30分〜売り切れ次第終了)。
山梨県北都留郡丹波山村2582
☎0428-87-9282
https://twitter.com/TabaCafe
※上記の情報は2023年7月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。