
東京駅新宿駅
ゆったりグリーン車でごほうびの一杯! 中央線の駅で買える、とっておきドリンク
2025年3月15日(土)から中央線快速に導入された普通列車グリーン車は、新幹線や特急列車のように進行方向に向いた座席(クロスシート)で、テーブルも設置されているので飲食がしやすい。1日がんばった自分へのごほうびに、帰りの電車でちょっと一杯! なんてこともできるのだ。
乗車前にエキナカや駅ビルでお酒やジュースを買って、いざハッピーアワーを楽しもう。
この記事の目次
エキナカ醸造のどぶろくや小瓶の日本酒が買える
はせがわ酒店 グランスタ東京店[東京駅/酒店]

東京駅のエキナカ(改札内 地下1階)に突如現れる醸造タンク。隣接する売店には、日本酒をメインに焼酎やワインがずらりと並んでいる。江東区亀戸に本店を構える『はせがわ酒店 グランスタ東京店』だ。

醸造スペースへの立ち入りは不可(写真提供:はせがわ酒店)
「東京駅酒造場」と銘打った店内での醸造は、同店の店舗の中でも唯一ここだけ。そればかりか、エキナカの酒蔵は世界初だという。店内には角打ちスペースもあり、酒米で作るおにぎりも味わえるなど、あらゆる角度からお酒の魅力に触れられる。
なかでも、普通列車グリーン車での一杯におすすめしたいのが、飲みきりサイズ(180ml)で販売する日本酒。相原酒造「雨後の月」457円や新澤醸造店「愛宕の桜」398円は蔵元とコラボし昔のラベルを復刻したもので、レトロな絵柄とかわいらしいサイズのギャップも印象的。
日によって扱う銘柄が異なるので、どんな日本酒に出合えるかも楽しみの1つだ。
また、「東京駅酒造場」で作るどぶろく300ml 1320円は、クリーミーで飲みやすく、アルコール度数も7%と低めなので電車内でのちょい飲みにはうれしい。旬のフルーツを使ったどぶろくも5~6種類製造しており、季節ごとの楽しみもある。
日本酒もどぶろくも、購入時につけてもらえるカップに注いでしっぽりと味わおう。
日によって扱う銘柄が異なるので、どんな日本酒に出合えるかも楽しみの1つだ。
また、「東京駅酒造場」で作るどぶろく300ml 1320円は、クリーミーで飲みやすく、アルコール度数も7%と低めなので電車内でのちょい飲みにはうれしい。旬のフルーツを使ったどぶろくも5~6種類製造しており、季節ごとの楽しみもある。
日本酒もどぶろくも、購入時につけてもらえるカップに注いでしっぽりと味わおう。

(DATA)
JR中央線東京駅構内(改札内・地下1階)。
7〜22時(日・祝は〜21時、翌日が休日の場合は〜22時)、無休。
東京都千代田区丸の内1-9-1 B1 JR東京駅構内 グランスタ東京 スクエアゼロエリア
☎︎03-6420-3409
はせがわ酒店HP
グランスタ東京HP
公式Instagram
JR中央線東京駅構内(改札内・地下1階)。
7〜22時(日・祝は〜21時、翌日が休日の場合は〜22時)、無休。
東京都千代田区丸の内1-9-1 B1 JR東京駅構内 グランスタ東京 スクエアゼロエリア
☎︎03-6420-3409
はせがわ酒店HP
グランスタ東京HP
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フルーツが主役! 作りたてフレッシュジュース
マルトメ・ザ・ジューサリー パフェテリア ルミネ新宿店[新宿駅/フルーツパーラー]

100年以上の歴史を誇る老舗果物店『丸留』が手がけるフルーツパーラーでは、フルーツのおいしさを最大限に引き出したメニューが揃う。スムージーなどのドリンクのほか、クレープやパフェ(イートイン限定)などのスイーツも人気だ。
フルーツのプロとして、徹底的にこだわって厳選した素材を使用するだけでなく、フルーツ本来の甘みや風味を味わえるよう加糖は控えめに仕上げているのだとか。
フルーツのプロとして、徹底的にこだわって厳選した素材を使用するだけでなく、フルーツ本来の甘みや風味を味わえるよう加糖は控えめに仕上げているのだとか。
普通列車グリーン車での一杯におすすめしたいのが、大定番のミックスフルーツジュース(Rサイズ)518円(写真左)。りんごやバナナなどのブレンドのバランスが絶妙! やさしい甘みと爽やかな飲み口で、疲れていても飲めば一気に力がみなぎりそう。また、アボカドバナナスムージー(Rサイズ)626円(写真右)は、お好みでチョコレートソースを追加するとスイーツらしい味わいになる。注文してから作ってもらえるのもうれしいところ。乗車前に購入して、作りたてのフレッシュな味を堪能したい。

(DATA)
JR中央線新宿駅直結(改札外)。
11〜21時(パフェLOは20時45分)、不定休(施設に準ずる)。
東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿 ルミネ1 B2
☎︎03-5989-0804
マルトメ・ザ・ジューサリー パフェテリアHP
ルミネ新宿HP
公式Instagram
JR中央線新宿駅直結(改札外)。
11〜21時(パフェLOは20時45分)、不定休(施設に準ずる)。
東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿 ルミネ1 B2
☎︎03-5989-0804
マルトメ・ザ・ジューサリー パフェテリアHP
ルミネ新宿HP
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その場でタップから缶に詰めるクラフトビール
常陸野ブルーイング ニュウマン新宿店 [新宿駅/ビアスタンド]

『常陸野ブルーイング ニュウマン新宿店』は、茨城県那珂市の木内酒造がつくるクラフトビール「常陸野ネストビール」をフレッシュな状態で味わえる店だ。
ビールのラインナップは、定番の約10種類に加え期間限定の銘柄も多数揃う。新宿店には6つのタップ(樽詰めビールの注ぎ口)があり、提供する銘柄が入れ替わるので、その日のタップリストを見て選ぼう。定番は爽やかな香りが特徴のホワイトエールだが「新宿店ではジャパニーズクラシックエールやだいだいエールも人気なんですよ」と店長の高坂さん。
ビールのラインナップは、定番の約10種類に加え期間限定の銘柄も多数揃う。新宿店には6つのタップ(樽詰めビールの注ぎ口)があり、提供する銘柄が入れ替わるので、その日のタップリストを見て選ぼう。定番は爽やかな香りが特徴のホワイトエールだが「新宿店ではジャパニーズクラシックエールやだいだいエールも人気なんですよ」と店長の高坂さん。
この店舗ならではの魅力はなんといってもドラフトビア缶。その場でタップから350ml缶に詰めてもらってテイクアウトできるのだ。銘柄にかかわらず一律680円で、持ち運びもしやすく、限定のラベルもかわいらしい。グラウラーを持ち込んで入れてもらうことも可能だ。

また、2023年に誕生した「常陸野ハムBARREL SMOKE」の工房で作る生ハムセット1500円もお供に欠かせない。茨城県の銘柄豚を使用した生ハム2種とウイスキー仕込みの醗酵サラミがたっぷり入っている。保冷剤と保冷バッグを併せて購入できるから、車内で食べきれないときやおみやげにしたいときにも安心だ。
(DATA)
JR中央線新宿駅構内(改札内)。
9時30分~21時30分(日・祝は9時~20時30分)、不定休(施設に準ずる)。
東京都新宿区新宿4-1-6 ニュウマン新宿店
☎︎03-6380-4440
常陸野ブルーイング HP
NEWoMan新宿 HP
JR中央線新宿駅構内(改札内)。
9時30分~21時30分(日・祝は9時~20時30分)、不定休(施設に準ずる)。
東京都新宿区新宿4-1-6 ニュウマン新宿店
☎︎03-6380-4440
常陸野ブルーイング HP
NEWoMan新宿 HP
普通列車グリーン車で気兼ねなく一杯を楽しもう

クロスシートになっている普通列車グリーン車の座席は、通常の座席に比べて周囲の目が気になりにくい。ドリンクを手にゆったりと過ごすにはぴったりだ。
飲み物はドリンクホルダーに置くもよし、テーブルを引き出して置くもよし。車窓の景色を見ながらはもちろん、スマートフォンを操作したり、本を読んだりしながらでも楽しめる。テーブルがあることで小瓶から注いで飲むお酒も飲みやすいし、テーブルに簡単なおつまみを置いておけるのもうれしい。
飲み物はドリンクホルダーに置くもよし、テーブルを引き出して置くもよし。車窓の景色を見ながらはもちろん、スマートフォンを操作したり、本を読んだりしながらでも楽しめる。テーブルがあることで小瓶から注いで飲むお酒も飲みやすいし、テーブルに簡単なおつまみを置いておけるのもうれしい。
帰りの電車で過ごす時間がハッピーアワーに!
自宅や店で飲むのもいいけれど、電車内でいただくと一味違った趣があるもの。お酒に限らず、おいしい一杯がある帰り道は、それだけで疲れをちょっぴり癒やしてくれる。ただの移動だった乗車時間が、ごほうびタイムに様変わりするかもしれない。
〇中央線快速・青梅線 普通列車グリーン車 2025年3月15日(土)サービス開始
〇シーン1 2階建て車両は動く展望室
〇シーン2 親子で行きたい 快適で楽しいおでかけ
〇シーン3 移動時間が快適な読書タイムに
〇シーン4 スキマ時間でスキルアップ
〇シーン5 グリーン車で座って食べる、中央線の沿線グルメ
取材・文=中村 こより 撮影=村上 悠太
上記の情報は2025年3月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は、テイクアウト時の価格(税込み)です。イートイン時と価格が異なる場合がございます。