プチ旅コンシェルジュへようこそ。
いつも通勤・通学など、日常の生活で利用する中央線の沿線や中央本線・青梅線。その先の沿線には、日帰りで楽しめるスポットがたくさんある。
この連載では、毎回さまざまなテーマで駅から日帰りで楽しめるおすすめコースを紹介。よく利用する駅にも、少し歩けば知らなかった魅力が見えてくる。
次の休日は中央線に乗ってプチ旅しよう!

甲府駅

銭湯、喫茶にモダン建築。甲府駅からレトロ街さんぽへ

甲府は戦国武将の武田信玄公が有名だが、それだけにあらず。鉄道遺産、洋館、蔵などが駅近くに立ち、ノスタルジックな風情が漂う。さらに、文豪・太宰治が昭和初期に通った温泉銭湯も健在だ。そぞろ歩きの締めくくりには、山梨県産ワインを味わいたい。

この記事の目次

目的地までのアクセスと歩き方

特急あずさ利用で、JR中央線新宿駅から約1時間30分・立川駅から約1時間で甲府駅着。甲府駅を起点に南北を行く街歩きなので、履き慣れた靴で。銭湯利用の場合はタオル必携。シャンプー・リンス・ボティソープは別途販売あり。

1.

かふふ驛(えき)煉瓦(れんが)ひろば[甲府駅]

明治時代の鉄道遺産で憩う

JR甲府駅(1番線ホーム)に降り立つと、クラシックな風情をまとうモニュメントがホームで客人を出迎える。“かふふ”とは甲府の呼び名。1903年(明治36)の開業時から昭和期にかけて実際に使用された旧煉瓦倉庫、旧こ線橋柱、旧甲府駅の釣鐘を集めて作られた。ベンチでひと息つきたくなる。

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2.

武田信玄公像[甲府駅]

今年は生誕500年のメモリアルイヤー

南口の駅前広場にどっしり構える武将が。彼こそが、戦国時代に名を馳せた甲州の猛者・武田信玄公だ。2021年11月に生誕500年を迎えるお館さまにまずご挨拶して、街歩きへと繰り出したい。

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3.

六曜館珈琲店 [甲府駅/喫茶店]

戦前建築の意匠と骨董が魅惑的な純喫茶

木造りでアーティスティックな純喫茶があると聞き、大通りから1本入る。
すると、森のようにこんもり緑が茂る一角に目が留まった。戦後間もない頃、戦前建築を移築した旅館『萬集閣(まんしゅうかく)』だ。1972年(昭和47)、旅館の応接室にカウンターと棚を設け、勝手口を玄関にした喫茶が開業。緑の正体はアイビーで「喫茶の開業時に頂いた時は2株の鉢だったのに、冬でも枯れないの」と、ママは朗らかに笑う。

カラフルなマッチコレクションがお出迎え。

戦前の絵本の一場面を模したステンドグラス。

入り口そばには色とりどりのマッチが展示され、中へ入ると10個のランプがシャンデリアのごとく吊り下がり、ステンドグラスが艶やか。戦前の甲府の古写真、文明開化を伝える版画の赤絵などが壁を彩り、まるでプチ資料館だ。
信玄公パフェにも惹かれるが、平日11時〜14時30分なら、ネルドリップで淹れるコーヒー付きの日替わりランチ1000円を。「私の好きな味に仕上げてます」とママが作る金曜のランチはカレーで、まろやかながら後からスパイスがふんわり。夜限定メニューの名物・餃子をビールやワインと楽しむのもいい。耳に響くのはクラシック音楽と古時計が時を刻む音。ドリンクを手に、まどろみへと誘われる。

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4.

喜久乃湯温泉 [甲府駅/銭湯]

文豪も愛した温泉銭湯で生き返る

さて、眠気冷ましに線路を越えて北口エリアへ。のどかな住宅街は1939年(昭和14)、太宰治が師の井伏鱒二の勧めで結婚し、新婚時代を暮らした地。日々顔を出したのが、1926年(昭和元)から続く温泉銭湯だ。番台に上がる3代目女将の平賀理恵子さんは「新居がすぐ近くなので、雨が降っても傘をささずにやってきたそうです」と教えてくれた。
1966年(昭和41)に建て替えたが、昔懐かしい体重計、木製ロッカー、籐製脱衣かご、手描き看板などが脱衣場を彩り、昭和の趣が濃厚!
タイル張りのレトロな浴室にも心躍る。カランを含め、湯はすべて自家源泉のカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉だ。「車座で話せるように」と、温度の異なるひょうたん型風呂が印象的。43℃の大風呂と42℃の小風呂の奥に、38℃の加温源泉、28℃の源泉、サウナまである。温冷交代浴をすれば、火照った体をとろんとなめらかな源泉がやさしく肌を包むよう。「2時間ほど、ゆっくり入る方が多いですよ」
2階には畳敷きの広々した大広間が。3連コタツ、オットマンチェアに加えて、冷蔵庫やレンジを完備し、持ち込み飲食も可能だ。共に美大卒の平賀夫妻の作品も飾られている。湯上がりに惰眠を貪り、また湯に浸かる。そんなプチ湯治が気軽に満喫できるのも幸せだ。

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5.

藤村(ふじむら)記念館[甲府駅/資料館]

優美な擬洋風建築は旧小学校校舎

甲府駅北口へと戻ると、駅前広場に美しき洋館が。1875年(明治8)に巨摩(こま)郡睦沢(むつざわ)村(現甲斐市)に建てられた旧睦沢学校校舎を移築したものだ。2階のベランダ、黒塗りアーチの枠など西洋風の意匠が見事で、国指定の重要文化財。館内の見学もできる。

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5.

甲州夢小路 [甲府駅/複合施設]

甲府城下の小路へタイムスリップ!

線路沿いに目を向けると、風格漂う蔵や洋館が立ち並んでいる。かつて小江戸と呼ばれた甲府城下を2013年に再現。ひときわ高くそびえる銅張の塔「甲府 時の鐘」は、江戸時代の鐘楼を復刻したものだ。時折鐘の音が街中へと響き渡っていく。
石畳の小路沿いには蔵が連なり、カフェやレストラン、雑貨店などが立ち並ぶ。水路のせせらぎを耳に、のんびり憩えるテラス席も用意。さらに奥へ進めば、古民家の古材などを使用した重厚感のある建物も。
蔵の合間から列車ものぞき見える。

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7.

カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館 [甲府駅/ワインバー]

帰路前に、山梨伝統スタイルでワインをいただく

甲府の地酒といえば、葡萄酒だ。山梨のワイナリーでは昔からワイン造りを手伝う地元の人向けに、一升瓶サイズを用意。家庭では、一升瓶から湯呑み茶碗に注ぎ、地の食材を用いた郷土料理とともに晩酌する。そんな山梨伝統スタイルを楽しむスポットが、2021年4月7日にオープンした。
約30種揃える一升瓶ワインから、瓶替わりで提供。湯呑み茶碗ワイン380円はソーサーになみなみとこぼしてくれるのが嬉しい。ほかにもカクテル、ノンアルなども揃えている。甲斐サーモンとモッツアレラのバジルマリネ300円、甲州ワインビーフのデリサラダ500円など、地元食材を盛り込んだデリカップも楽しみ。
なかには、レジ脇のレンジでセルフで温めるデリもあり、旬野菜のラクレットメルト500円は熱々とろ〜りでチーズが伸びる伸びる。
ワイン樽をテーブルにした立ち飲みには、通勤客も旅人も入れ替わり昼夜集う。駅改札のすぐ目の前。電車の発車時刻までここでゆったりワインを味わいたい。

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8.

ワインセラー(セレオ甲府)[甲府駅/ワイン販売]

山梨産ワインが約300種揃う!

『葡萄酒一番館』で気に入ったワインを見つけたら、立ち寄りたいのがこの店。甲州種、マスカットベーリーA種といった甲州ワインや、スパークリング、果実酒などがずらり。市場に出回らない「登美の丘」4410円や、「ロリアン勝沼甲州」2035円も手に入る。一升瓶、ワンカップも揃え、手みやげにもうってつけだ。

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歴史と文化が薫る甲府の街

甲府城を中心に、江戸、明治、大正、昭和と、各時代の風情を漂わすスポットが点在。粋で洒落た文化は文豪をもとりこにしただけあって、うっとりと時間が過ぎていく。話し好きな地元民の人柄にも触れ、心がほこほこ温まり、のびやかな心地になるのだ。

取材・文=佐藤さゆり(teamまめ) 撮影=オカダタカオ

上記の情報は2021年4月現在のものです。
※料金・営業時間・休園(館)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業休止や営業時間・形態の変更、イベントの延期・中止など、掲載内容と異なる場合があります。

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中央線ミュージアムガイド

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  • 【#中央線神社さんぽ】
日吉八王子神社 / 📍 西八王子駅・八王子市
 
西八王子駅から徒歩約10分の閑静な住宅街にある日吉八王子神社。八王子という地名と関係の深い神社と言われている。
 
近年、日吉八王子神社はアジサイの名所として知られるようになった。最初にアジサイが植えられたのは、平成23(2011)年のこと。代々神社に仕える一族の29代目が植え始めて、現在では約20種類、300株以上を育てている。いまではすっかり梅雨時期の風物詩になり、近隣に住む人の散歩コースとして親しまれるほどだ。
 
令和7(2025)年からはアジサイをかたどった刺繍のお守りを頒布している。かわいらしいと人気上昇中だ。そのほかにもカラフルな御朱印が人気で、6月と7月にはアジサイ柄のものが登場する。
 
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〇JR中央線西八王子駅から徒歩約10分
〇社務所 9時~15時、金休
〇東京都八王子市日吉町8-20
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記事の詳細は @chuosuki  のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
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  • 【#中央線手みやげノート】
神楽坂 ル コキヤージュ( @le_coquillage2006 ) / 📍 飯田橋駅・新宿区
 
地元で長く愛されている隠れ家ビストロで「テリーヌ ドゥ ショコラ」をテイクアウト。大人のための上質な味わいは、コーヒーや紅茶はもちろん、ワインや日本酒のお供にもおすすめだ。
  
小麦粉を使わずしっとりと濃厚に仕上げたテリーヌには、フランス・ヴァローナ社のクーベルチュールチョコレートを使用。ひと口目にふわりと広がる香りと滑らかな食感は、クーベルチュールならではの味わいだ。 
 
4〜6人で楽しめる通常サイズのほかに、プチショコラも。ギフト缶に入った「お好み三種詰め合わせ」なら、みんなで食べ比べるのも楽しそう。誕生日のプレゼントには、真っ赤なバースデーパッケージでお祝いするのも良い。
 
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〇JR中央・総武線飯田橋駅B3番出口、徒歩約2分
〇11時30分~15時・18時~22時(土・日・祝は、11時30分〜16時・18時~22時)、不定休
〇東京都新宿区神楽坂2-12-10 ヒルズ神楽坂1F
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  • 【#中央線手みやげノート】
Aux Merveilleux de Fred(オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド )|@auxmerveilleuxdefredtokyo /📍飯田橋駅・新宿区
 
メレンゲでバタークリームをはさみ、周りにチョコレートチップをあしらった「メルべイユ」。日本ではまだ馴染みのないスイーツだが、フランスでは学校帰りや家族の団らんの際のおやつ、食後のデザートとして子供の頃から慣れ親しんだ人も多い伝統菓子だ。
  
Aux Merveilleux de Fredは、フランスをはじめ、ヨーロッパを中心に世界11カ国に店舗を持つパティスリー。店名にもなっているメルべイユをメインに、ワッフルやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどを揃えている。
 
全て店内で製造しているので、焼きたて、出来たてが味わえるのがうれしい。
珍しい伝統菓子やフランスの素材を使ったパンで、フランス旅行の気分を楽しもう。
 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央・総武線飯田橋駅B3番出口、徒歩約12分
〇9時〜19時、無休
〇東京都新宿区矢来町107-2
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  • 【#中央線ミュージアムガイド】
市谷の杜 本と活字館( @ichigaya_letterpress ) / 📍 市ケ谷駅・新宿区

緑豊かな市谷の杜にたたずむ「市谷の杜 本と活字館」は、大日本印刷が運営する活版印刷と本づくりをテーマにした文化施設。館内では、さまざまな展示や体験を通して、本づくりと活版印刷の技術を楽しく学ぶことができる。

本づくりや印刷に興味が湧いたら、印刷や製本、紙加工を体験できるワークショップに参加してみよう。1時間程でポチ袋などを制作するものから、4ヵ月かけて1冊の本をつくる製本体験など内容は幅広い。予約開始とともに定員が埋まってしまうこともあるため、早めの予約がおすすめだ。実際に手を動かして印刷や製本を体験することで、身近な本や印刷物への新たな視点が生まれるかも。

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〇JR中央・総武線市ケ谷駅から徒歩約10分
〇10時~18時、月・火休(祝日の場合は営業)、年末年始休館
〇東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
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  • 【#中央線ミュージアムガイド】
江戸東京たてもの園(@tatemonoen ) / 📍 武蔵小金井駅・小金井市

小金井公園を散策していると、突然姿を現す歴史と風情あふれる建物。その正体は、野外博物館の「江戸東京たてもの園」だ。「江戸東京博物館」の分館として1993年に開設され、広大な7haの敷地には、東京都内の各地から移築された文化的価値の高い建物が30棟復元・展示されている。
 
建物の内部を見学しながら、江戸から昭和にかけての建築様式や人々の生活をまるでタイムスリップしたかのように体感できるスポットだ。
 
園内を散策していると、春には桜、秋には紅葉など四季折々の美しい風景が楽しめるのも野外博物館ならでは。歴史と自然が調和した園内で、東京のヒストリーを体感してみよう。
 
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〇JR中央線武蔵小金井駅北口から徒歩約27分、または、バス約5分、小金井公園西口下車、徒歩約5分
〇4~9月:9時30分~17時30分、10~3月:9時30分~16時30分、月休
※入園は閉園時間の30分前まで
〇東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
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  • chuosuki 【#中央線ミュージアムガイド】
東京ステーションギャラリー (@tokyostationgallery )/📍東京駅・千代田区

東京駅の丸の内北口改札を出てすぐの場所にある美術館。駅を単なる通過点ではなく文化の場とするべく1988年に誕生、 2012年にリニューアルオープンした。

館内は、1階がエントランス、2・3階が展示室になっている。 まず3階の展示室に入ると、壁一面が真っ白な空間が広がっていた。「丸の内駅舎の北端には八角形の塔が2つ建っていますが、その1つを展示空間として活かしています」と教えてくれたのは学芸員の半澤紀恵さん。2階の展示室は雰囲気がガラリと変わり、レンガ壁がモダンな雰囲気。創建当時の構造レンガを広範囲で見られるのはこの美術館だけだ。

展示室以外に注目したいのは八角塔に位置する螺旋階段。天井を美しく飾るシャンデリアとステンドグラスは、開館当時から使われているもので、現在も大切に使い続けられている。2階回廊の常設展示や、ミュージアムショップ 「TRAINIART(トレニアート)」への立ち寄りも忘れずに。

電車や新幹線の待ち時間に、気軽にアートの楽しさや新しい知識と出合える 「東京ステーションギャラリー」。ミュージアム入門には、まさにぴったりの美術館だ。
 
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○JR中央線東京駅直結
○10時~18時(金は~20時)、月休。
※入館は閉館30分前まで。入館料・休館日は展覧会によって異なるため、展覧会の詳細ページを確認。
○東京都千代田区丸の内1-9-1
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  • 【#中央線神社さんぽ】
貫井神社 / 📍 武蔵小金井駅・小金井市

天正18(1590)年創立とされ、400年以上の歴史がある貫井神社。貫井神社の御神体は境内から湧き出る清らかな湧水で、1年通して枯れることがなく、古くから水神様として地域の人々に大切にされてきた。「境内のどこかに住む白ヘビを見ると幸せになれる」という伝説があり、巳年である令和7(2025)年にはメディアに取り上げられて、参拝者が急増中。

拝殿内には大正時代に奉納された、白ヘビと拝んでいる人の奉納画が飾られている。拝殿右側からのぞきこむと奉納画を見ることができるので、参拝の際にはぜひチェックしてみよう。

境内に住んでいると噂される白ヘビは、近年も総代を務める人が目撃したそう。参拝したら境内を注意深く観察しながら歩くと、白ヘビに出会えるかも。

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〇JR中央線武蔵小金井駅南口から徒歩約25分。バス利用の場合は、武蔵小金井駅北口から京王バス「小平団地」行き、または「国分寺駅北口」行きで約3分の「東京経済大学入口」下車、徒歩5分
〇社務所 9時~16時、月休
〇東京都小金井市貫井南町3-8-6
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  • 【#中央線手みやげノート】
シャララ舎( @shalalasha ) / 📍 吉祥寺駅・三鷹市

少しかじって光に当てるとキラキラと反射する美しい琥珀糖。基本の原材料は寒天・砂糖・水とシンプルで、結晶化した表面はシャリシャリ、中は柔らかい食感。本来はお茶席のお供として、抹茶の味わいを損ねないよう、控えめな甘さとほのかに香る穏やかな味わいが特徴のお菓子だ。だが、シャララ舎の琥珀糖は少し違う。あくまでも主役の存在感がある。

店主はかわいいものが大好きだという尾高みつえさん。子供の頃に読んだ絵本に出てきた“キラキラの実”に夢中になった尾高さんは、大人になって琥珀糖の存在を知り、独学で研究を重ね、“キラキラの実”=琥珀糖を完成させた。

琥珀糖そのものを楽しむために、リキュールやフルーツペーストなどを使い、カラフルで素材感、果実感が際立つ味わいに仕上げている。ネコやゾウの形をした琥珀糖はプレゼントや手みやげにおすすめ。

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〇JR中央線吉祥寺駅南口(公園口)、徒歩約15分
〇13時〜19時、火〜金休
〇東京都三鷹市井の頭3-31-4
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  • 【#中央線手みやげノート】
御菓子処 俵屋( おかしどころ たわらや | @tawaraya_kichijoji ) / 📍 吉祥寺駅・武蔵野市

1855 (安政2) 年、京都の福知山にて創業。30年程前に吉祥寺に移転した老舗和菓子店だ。伝統的な技術を継承して作る甘納豆や季節の和菓子とともに、愛らしい動物をモチーフにした洋菓子も店頭に並ぶ。

中でも印象的なのは、動物型の最中皮にフィナンシェ生地を流して焼き上げた動物最中フィナンシェだ。うさぎ(木苺)、ふくろう(抹茶小豆)、さる(ショコラ)、リス(くるみ)の全4種。通常、フィナンシェは風味の強い発酵バターを使うことが多いが、あえて純正バターを使用することで、最中皮や素材の味わいが引き立っている。

手みやげには、この動物最中フィナンシェ4種に加え、ぞうさんクッキー、リスのマドレーヌがセットのどうぶつギフトボックスがおすすめだ。

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〇JR中央線吉祥寺駅西口(アトレ本館口)、徒歩約4分
〇11時~17時、月・火休(祝日の場合営業)
〇東京都武蔵野市御殿山1-7-7
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