阿佐ケ谷駅武蔵境駅日野駅

中央線沿線生まれのクラフトビールをお店で堪能しよう

ようやく少しずつ“いつも通り”に近づいて、この夏は外食を楽しむ機会も増えそうだ。そんな時、キンキンに冷えたのをギューっとやる「とりあえず生」もいいけれど、造り手の想いがこもった、個性あふれるクラフトビールもまた魅力。
フルーティな香りや軽やかな飲み口のものから「これがビール!?」と驚くような個性派も少なくない。料理とのペアリングを楽しんだり、来るたびに違う味わいとの出合いがある、そんなレア感もマイクロブルワリー(小規模醸造所)の魅力のひとつ。中央線沿線の奥深いクラフトビールの世界へいざ出発!

この記事の目次


イチ押しメニューとのペアリングでさらに広がるクラフトビールの楽しみ方

BAR&DINING River Side[日野駅/ダイニングバー]

「TOYODA BEER」 ビアスタイル:ラガー
日野市生まれの「TOYODA BEER」は、少し特殊な歴史を持つ。日野市でビールが初めて作られたのは、今から130年以上さかのぼった1886年(明治19)のこと。日本が近代化の歩みを進める中、誕生したのが多摩地域最古のビール工場で、少なくとも1894年(明治27)までビールが造られていたという。
2013年度に行われた発掘調査と蔵の調査で煉瓦造ビール貯蔵所の跡や当時のラベル、瓶の破片などが見つかったことをきっかけに、TOYODA BEERの復刻プロジェクトが立ち上がったそう。日野市産の大麦100%で作られたPREMIUM TOYODA BEERは、シャンパンボトルにコルク栓という明治時代と同じスタイル。限定1000本が販売された。(現在は販売終了)
歴史的な経緯を持つTOYODA BEERは、クラフトビールとしては珍しくラガー系。コクがあり、すっきりとした喉越しと飲みやすさが特徴だ。今回訪ねた「BAR&DINING River Side」は、市内に3店舗しかないTOYODA BEERの樽生が楽しめる貴重なスポットだ。
こちらの看板メニューはスペアリブのトヨダビール煮1408円。TOYODA BEERとトマトで3時間以上煮込んだスペアリブはホロっと身離れも良く、とろけるよう。口に運べばほんのりとビールの香りが広がり、食が進む、進む。
オーナーの内田滋之さん曰く「香りや味のバラエティが豊かなクラフトビールは、料理とのペアリングを意識するとより楽しめます。ペアリングのコツは、ビールの原産地と同じ国や地域の食材や料理を合わせること」。ドイツのビールならドイツ料理を、アメリカのビールならアメリカの料理を合わせると良いという。TOYODA BEERで煮込んだスペアリブをつまみに、TOYODA BEERで一杯。まさに間違いないペアリングだ。

DATA


ブルワリー併設! 開放的な癒やしの空間で楽しむできたてビール

26K(ニーロクケー)Brewery [武蔵境駅/複合店舗]

タルト専門店やデリ、焙煎珈琲店など、感度の高いショップが一堂に集まる高架下の人気施設「ond craft food+」。共有スペースで思い思いのメニューを楽しめる、いわゆるフードコートスタイルのスポットだが、実は敷地内に「26K Brewery」も併設。わずか3坪の醸造所で設備も小さいため、 “小ロット多品種”でラインナップがどんどん入れ替わる。武蔵野の水や、夏には市内4カ所の畑で栽培された生ホップを使うなど、地域に密着したビールを製造している。
写真左から
「シューティングスター吉★祥★寺」 ビアスタイル:IPA
「井の頭セゾン」 ビアスタイル:セゾンIPA
「境南町セッションIPA」 ビアスタイル:セッションIPA
ビールは入口横の「public counter」でオーダー。常時5種類のタップから好きなビール(ショート250ml 600円、レギュラー350ml 880円)をセレクトする。また、いろいろ試したいなら小さめグラスで3種のビールを飲み比べる「ビアフライト」(170ml×3 1080円)もいい。

ひとり飲みならそのまま「public counter」のカウンターへ。BARのようなムードでちょっと大人の時間を味わえる。ジューシーなヴァイスヴルストソーセージ1本650円やスパイシーな水餃子6個入り640円なども合わせて楽しみたい。
みんなで賑やかに過ごすなら、イートインスペースのテーブル席で。ナチュラルウッドのテーブルが置かれ、窓から見えるグリーンが良く映える、癒やしの空間だ。ond内にある「マーコールデリ」の惣菜を3品選べるおつまみデリ3品715円を、少しずつシェアしながら楽しむのも良し。
写真左から
「はるかぜオレンジウィート」 ビアスタイル:ウィートエール
「シューティングスター吉★祥★寺」 ビアスタイル:IPA
天気が良ければぜひテラス席へ。心地良い風を感じながら飲むクラフトビールは言わずもがな、格別の味わいだ。

「カフェとして利用される方も多いですし、デリやタルトを買いに来たついでにビールを楽しんで行かれる方もいらっしゃいます。ビール自体もアルコール度数を抑えたもの、フルーティな味わいのものなど、ライトに楽しめる“飲み疲れしないビール”を揃えています。今までクラフトビールをあまり飲んだことがない方でも気軽に楽しんでいただけると思いますよ」と、26K Brewery醸造担当の平槇駿一さん。

DATA


常時20種! 個性豊かなラインナップはクラフトビールならでは

【閉店】阿佐ヶ谷20(トゥエンティー)TAPS feat.ビール工房[阿佐ケ谷駅/ビアバー]

2010年12月に1号店「高円寺麦酒工房」をオープンし、その後も阿佐ヶ谷や荻窪、中野、新宿など、中央線沿線を中心に続々と店舗を展開する「ビール工房」。クラフトビールという言葉が世間に浸透する前からいち早く、都内で店内に併設した醸造所で自家製ビールを製造してきたブルワリーだ。
阿佐ヶ谷店が2019年にリニューアルし「阿佐ヶ谷20TAPS feat.ビール工房」と改称。その名の通り、店内に20のTAPがずらりと並ぶ様は壮観! 夏にぴったり、スッキリ爽やかな酸味の「塩レモンサワーエール」、クリーミーで滑らかな口当たりの「高円寺Cream」など、各店舗に常駐する醸造スタッフが思い思いに設計した個性あふれるビールが10種オンタップ。ビール工房のショーケースのような役割を果たしている。

さらに全国から厳選したゲストビールも10種。ボディや香り、苦味などをグラフ化したものが載ったメニューも用意されているので、好みの味にたどり着きやすいのも嬉しい。早い時には数日でタンクが入れ替えになることも。新しいビールも随時開発されるので一期一会の出会いをぜひ楽しみたい。
写真左から
「喜多見 BLACK」 ビアスタイル:ブラック
「新中野 アンバーセゾン」 ビアスタイル:アンバーセゾン
「高円寺 Cream」 ビアスタイル:ペールエール
「クラフトビールは作り手の個性によって味わいも幅広いのが魅力です。飲む人の好みも千差万別ですが、初めてならまずはヴイツェンやヴェルジャンホワイトなど、軽い飲み心地のものをお勧めします。小麦で作るビールはソフトでさっぱりしているので飲みやすいと思いますよ」というのはビール工房を運営する「SAKE-YA JAPAN」の柴健宏社長。
「喜多見 塩レモンサワーエール」 ビアスタイル:サワーエール
料理は手前右から時計回りに本日のカルパッチョ890円、食べたら病みつきバッファローチキン490円、チリチーズフライ790円、チキンとチーズのブリトー790円。自分が飲んでいるビールとの相性をスタッフに聞きながらメニューを選ぶのも楽しい。

DATA

中央線ビールフェスティバル
2022summer

~3年ぶりのカンパイ!多摩地域のクラフトビールが武蔵境に大集合~

あの「中央線ビールフェスティバル」が3年ぶりに開催!出店数は過去最多の15ブルワリー、今回の特集で紹介したブルワリーも出店する。多摩地域のクラフトビールを思い切り楽しもう。

【開催日時】
2022年7⽉21⽇(⽊)~7⽉24⽇(⽇)
平⽇ 17:00〜21:00(L.O. 20:45)
⼟⽇ 12:00〜21:00(L.O. 20:45)
※⼩⾬決⾏・荒天中⽌
【会場】
武蔵境駅 南口からすぐ!
第一会場:境南ふれあい広場公園
第二会場:nonowa Terrace武蔵境
【入場料】
無料
【特設サイト】
https://chuosuki.jp/event2/chuo-beer/

取材・文=篠原美帆 撮影=鈴木圭・山田ミユキ
上記の情報は2022年6月現在のものです。
※料金・営業時間・定休(休館・休園)日、イベント内容・期間などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。

Tag

シェアする

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • LINEで共有

最新の特集

中央線ミュージアムガイド

中央線が好きだ。公式X

@chuosuki

Instagram

@chuosuki

  • 【#中央線神社さんぽ】
日吉八王子神社 / 📍 西八王子駅・八王子市
 
西八王子駅から徒歩約10分の閑静な住宅街にある日吉八王子神社。八王子という地名と関係の深い神社と言われている。
 
近年、日吉八王子神社はアジサイの名所として知られるようになった。最初にアジサイが植えられたのは、平成23(2011)年のこと。代々神社に仕える一族の29代目が植え始めて、現在では約20種類、300株以上を育てている。いまではすっかり梅雨時期の風物詩になり、近隣に住む人の散歩コースとして親しまれるほどだ。
 
令和7(2025)年からはアジサイをかたどった刺繍のお守りを頒布している。かわいらしいと人気上昇中だ。そのほかにもカラフルな御朱印が人気で、6月と7月にはアジサイ柄のものが登場する。
 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央線西八王子駅から徒歩約10分
〇社務所 9時~15時、金休
〇東京都八王子市日吉町8-20
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 
記事の詳細は @chuosuki  のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪
 
#中央線が好きだ #中央線 #中央線神社さんぽ #西八王子 #八王子市 #東京都 #日吉八王子神社 #紫陽花スポット #アジサイ柄 #紫陽花の名所 #カラフルな御朱印 #梅雨の風物詩 #神社巡り #神社めぐり #神社
  • 【#中央線手みやげノート】
神楽坂 ル コキヤージュ( @le_coquillage2006 ) / 📍 飯田橋駅・新宿区
 
地元で長く愛されている隠れ家ビストロで「テリーヌ ドゥ ショコラ」をテイクアウト。大人のための上質な味わいは、コーヒーや紅茶はもちろん、ワインや日本酒のお供にもおすすめだ。
  
小麦粉を使わずしっとりと濃厚に仕上げたテリーヌには、フランス・ヴァローナ社のクーベルチュールチョコレートを使用。ひと口目にふわりと広がる香りと滑らかな食感は、クーベルチュールならではの味わいだ。 
 
4〜6人で楽しめる通常サイズのほかに、プチショコラも。ギフト缶に入った「お好み三種詰め合わせ」なら、みんなで食べ比べるのも楽しそう。誕生日のプレゼントには、真っ赤なバースデーパッケージでお祝いするのも良い。
 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央・総武線飯田橋駅B3番出口、徒歩約2分
〇11時30分~15時・18時~22時(土・日・祝は、11時30分〜16時・18時~22時)、不定休
〇東京都新宿区神楽坂2-12-10 ヒルズ神楽坂1F
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 
記事の詳細は @chuosuki  のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪
 
#中央線が好きだ #中央線 #飯田橋 #中央線手みやげノート #新宿区 #東京都 #神楽坂ルコキヤージュ #中央線スイーツ #中央線グルメ #新宿スイーツ #新宿グルメ #手土産 #手土産スイーツ #テイクアウトスイーツ #神楽坂スイーツ #神楽坂グルメ #テリーヌドゥショコラ #贈り物スイーツ
  • 【#中央線手みやげノート】
Aux Merveilleux de Fred(オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド )|@auxmerveilleuxdefredtokyo /📍飯田橋駅・新宿区
 
メレンゲでバタークリームをはさみ、周りにチョコレートチップをあしらった「メルべイユ」。日本ではまだ馴染みのないスイーツだが、フランスでは学校帰りや家族の団らんの際のおやつ、食後のデザートとして子供の頃から慣れ親しんだ人も多い伝統菓子だ。
  
Aux Merveilleux de Fredは、フランスをはじめ、ヨーロッパを中心に世界11カ国に店舗を持つパティスリー。店名にもなっているメルべイユをメインに、ワッフルやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどを揃えている。
 
全て店内で製造しているので、焼きたて、出来たてが味わえるのがうれしい。
珍しい伝統菓子やフランスの素材を使ったパンで、フランス旅行の気分を楽しもう。
 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央・総武線飯田橋駅B3番出口、徒歩約12分
〇9時〜19時、無休
〇東京都新宿区矢来町107-2
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 
記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪
 
#中央線が好きだ #中央線 #飯田橋 #中央線手みやげノート #新宿区 #東京都 #AuxMerveilleuxdeFred #オーメルベイユドゥフレッド #中央線スイーツ #中央線グルメ #飯田橋スイーツ #飯田橋グルメ #手土産 #手土産スイーツ #テイクアウトスイーツ #メルベイユ #フランスのお菓子 #フランスの伝統菓子
  • 【#中央線ミュージアムガイド】
市谷の杜 本と活字館( @ichigaya_letterpress ) / 📍 市ケ谷駅・新宿区

緑豊かな市谷の杜にたたずむ「市谷の杜 本と活字館」は、大日本印刷が運営する活版印刷と本づくりをテーマにした文化施設。館内では、さまざまな展示や体験を通して、本づくりと活版印刷の技術を楽しく学ぶことができる。

本づくりや印刷に興味が湧いたら、印刷や製本、紙加工を体験できるワークショップに参加してみよう。1時間程でポチ袋などを制作するものから、4ヵ月かけて1冊の本をつくる製本体験など内容は幅広い。予約開始とともに定員が埋まってしまうこともあるため、早めの予約がおすすめだ。実際に手を動かして印刷や製本を体験することで、身近な本や印刷物への新たな視点が生まれるかも。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央・総武線市ケ谷駅から徒歩約10分
〇10時~18時、月・火休(祝日の場合は営業)、年末年始休館
〇東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪

#中央線が好きだ #中央線 #市ケ谷 #新宿区 #東京都 #市谷の杜本と活字館 #本と活字館 #市谷の杜 #活版印刷ワークショップ #活版印刷 #印刷体験 #本作り #文化施設 #活版印刷機 #ガイドツアー #印刷所 #中央線さんぽ
  • 【#中央線ミュージアムガイド】
江戸東京たてもの園(@tatemonoen ) / 📍 武蔵小金井駅・小金井市

小金井公園を散策していると、突然姿を現す歴史と風情あふれる建物。その正体は、野外博物館の「江戸東京たてもの園」だ。「江戸東京博物館」の分館として1993年に開設され、広大な7haの敷地には、東京都内の各地から移築された文化的価値の高い建物が30棟復元・展示されている。
 
建物の内部を見学しながら、江戸から昭和にかけての建築様式や人々の生活をまるでタイムスリップしたかのように体感できるスポットだ。
 
園内を散策していると、春には桜、秋には紅葉など四季折々の美しい風景が楽しめるのも野外博物館ならでは。歴史と自然が調和した園内で、東京のヒストリーを体感してみよう。
 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央線武蔵小金井駅北口から徒歩約27分、または、バス約5分、小金井公園西口下車、徒歩約5分
〇4~9月:9時30分~17時30分、10~3月:9時30分~16時30分、月休
※入園は閉園時間の30分前まで
〇東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 
記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
 
あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪
 
#中央線が好きだ #中央線 #武蔵小金井 #小金井市 #東京都 #江戸東京たてもの園
#たてもの園 #博物館巡り #中央線さんぽ #レトロな建築 #タイムスリップ感 #昭和ノスタルジー #歴史散歩 #小金井公園 #江戸東京博物館 #野外博物館
  • chuosuki 【#中央線ミュージアムガイド】
東京ステーションギャラリー (@tokyostationgallery )/📍東京駅・千代田区

東京駅の丸の内北口改札を出てすぐの場所にある美術館。駅を単なる通過点ではなく文化の場とするべく1988年に誕生、 2012年にリニューアルオープンした。

館内は、1階がエントランス、2・3階が展示室になっている。 まず3階の展示室に入ると、壁一面が真っ白な空間が広がっていた。「丸の内駅舎の北端には八角形の塔が2つ建っていますが、その1つを展示空間として活かしています」と教えてくれたのは学芸員の半澤紀恵さん。2階の展示室は雰囲気がガラリと変わり、レンガ壁がモダンな雰囲気。創建当時の構造レンガを広範囲で見られるのはこの美術館だけだ。

展示室以外に注目したいのは八角塔に位置する螺旋階段。天井を美しく飾るシャンデリアとステンドグラスは、開館当時から使われているもので、現在も大切に使い続けられている。2階回廊の常設展示や、ミュージアムショップ 「TRAINIART(トレニアート)」への立ち寄りも忘れずに。

電車や新幹線の待ち時間に、気軽にアートの楽しさや新しい知識と出合える 「東京ステーションギャラリー」。ミュージアム入門には、まさにぴったりの美術館だ。
 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
○JR中央線東京駅直結
○10時~18時(金は~20時)、月休。
※入館は閉館30分前まで。入館料・休館日は展覧会によって異なるため、展覧会の詳細ページを確認。
○東京都千代田区丸の内1-9-1
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 
記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。
あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、 ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪

#中央線が好きだ #中央線 #東京 #中央線ミュージアムガイド #東京駅 #東京都 #東京ステーションギャラリー #美術館 #ミュージアム #中央線ミュージアム #ミュージアムをとことん楽しむ入門編 #ミュージアムショップ #TRAINIART #東京駅周辺 #中央線おすすめ #東京駅おすすめ
  • 【#中央線神社さんぽ】
貫井神社 / 📍 武蔵小金井駅・小金井市

天正18(1590)年創立とされ、400年以上の歴史がある貫井神社。貫井神社の御神体は境内から湧き出る清らかな湧水で、1年通して枯れることがなく、古くから水神様として地域の人々に大切にされてきた。「境内のどこかに住む白ヘビを見ると幸せになれる」という伝説があり、巳年である令和7(2025)年にはメディアに取り上げられて、参拝者が急増中。

拝殿内には大正時代に奉納された、白ヘビと拝んでいる人の奉納画が飾られている。拝殿右側からのぞきこむと奉納画を見ることができるので、参拝の際にはぜひチェックしてみよう。

境内に住んでいると噂される白ヘビは、近年も総代を務める人が目撃したそう。参拝したら境内を注意深く観察しながら歩くと、白ヘビに出会えるかも。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央線武蔵小金井駅南口から徒歩約25分。バス利用の場合は、武蔵小金井駅北口から京王バス「小平団地」行き、または「国分寺駅北口」行きで約3分の「東京経済大学入口」下車、徒歩5分
〇社務所 9時~16時、月休
〇東京都小金井市貫井南町3-8-6
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

記事の詳細は @chuosuki  のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪

#中央線が好きだ #中央線 #中央線神社さんぽ #武蔵小金井 #小金井市 #東京都 #貫井神社 #白ヘビ #伝説 #見たら幸せになれる #東京の名湧水57選 #土鈴 #干支の土鈴 #テレビで紹介 #神社巡り #神社めぐり #神社
  • 【#中央線手みやげノート】
シャララ舎( @shalalasha ) / 📍 吉祥寺駅・三鷹市

少しかじって光に当てるとキラキラと反射する美しい琥珀糖。基本の原材料は寒天・砂糖・水とシンプルで、結晶化した表面はシャリシャリ、中は柔らかい食感。本来はお茶席のお供として、抹茶の味わいを損ねないよう、控えめな甘さとほのかに香る穏やかな味わいが特徴のお菓子だ。だが、シャララ舎の琥珀糖は少し違う。あくまでも主役の存在感がある。

店主はかわいいものが大好きだという尾高みつえさん。子供の頃に読んだ絵本に出てきた“キラキラの実”に夢中になった尾高さんは、大人になって琥珀糖の存在を知り、独学で研究を重ね、“キラキラの実”=琥珀糖を完成させた。

琥珀糖そのものを楽しむために、リキュールやフルーツペーストなどを使い、カラフルで素材感、果実感が際立つ味わいに仕上げている。ネコやゾウの形をした琥珀糖はプレゼントや手みやげにおすすめ。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央線吉祥寺駅南口(公園口)、徒歩約15分
〇13時〜19時、火〜金休
〇東京都三鷹市井の頭3-31-4
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪

#中央線が好きだ #中央線 #吉祥寺 #中央線手みやげノート #三鷹市 #東京都 #シャララ舎 #中央線スイーツ #中央線グルメ #吉祥寺スイーツ #吉祥寺グルメ #手土産 #手土産スイーツ #テイクアウトスイーツ #琥珀糖 #琥珀糖専門店 #琥珀糖好き #絵本の世界 #琥珀糖専門店シャララ舎
  • 【#中央線手みやげノート】
御菓子処 俵屋( おかしどころ たわらや | @tawaraya_kichijoji ) / 📍 吉祥寺駅・武蔵野市

1855 (安政2) 年、京都の福知山にて創業。30年程前に吉祥寺に移転した老舗和菓子店だ。伝統的な技術を継承して作る甘納豆や季節の和菓子とともに、愛らしい動物をモチーフにした洋菓子も店頭に並ぶ。

中でも印象的なのは、動物型の最中皮にフィナンシェ生地を流して焼き上げた動物最中フィナンシェだ。うさぎ(木苺)、ふくろう(抹茶小豆)、さる(ショコラ)、リス(くるみ)の全4種。通常、フィナンシェは風味の強い発酵バターを使うことが多いが、あえて純正バターを使用することで、最中皮や素材の味わいが引き立っている。

手みやげには、この動物最中フィナンシェ4種に加え、ぞうさんクッキー、リスのマドレーヌがセットのどうぶつギフトボックスがおすすめだ。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
〇JR中央線吉祥寺駅西口(アトレ本館口)、徒歩約4分
〇11時~17時、月・火休(祝日の場合営業)
〇東京都武蔵野市御殿山1-7-7
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

記事の詳細は @chuosuki のプロフィール欄のURLから、中央線が好きだ。WEBサイトをご覧ください。

あなたが好きな中央線沿線のスポット・お店などがあれば、ぜひ #中央線が好きだ を付けて投稿してください♪

#中央線が好きだ #中央線 #吉祥寺 #中央線手みやげノート #武蔵野市 #東京都 #御菓子処俵屋 #俵屋 #中央線スイーツ #中央線グルメ #吉祥寺スイーツ #吉祥寺グルメ #手土産 #手土産スイーツ #テイクアウトスイーツ #吉祥寺和菓子 #動物最中フィナンシェ #井の頭の森クッキー缶

おすすめ記事

 

BEER BULK J(ビア バルク ジェー)

立川駅

ファンキー原田本店[立川駅]

奥多摩駅

VERTERE[奥多摩駅/ブルワリー]

三鷹駅

OGA BREWING(オージーエー ブルーイング)