おいしいスポットが豊富な立川駅周辺には、テイクアウト可能なお店やお持ち帰り専門店も多数。お気に入りの場所で初夏の風に吹かれながら味わえば、より一層おいしく感じられるはず!
がっつりランチからワンハンドフードにデザートまで、ピクニックを彩る選りすぐりのテイクアウトグルメを買い集めよう。
立川の特産品を味わえる、名物・うど稲荷ずし
入船茶屋[立川駅/寿司]
立川名物うど稲荷ずし弁当650円。
立川で創業70年以上の寿司店「入船本店」がルーツで、もとは寿司割烹だった『入船茶屋』。20年ほど前に宅配・持ち帰りの専門店となった際、立川の特産品であるウドを使ったメニューとして考案されたのがうど稲荷ずしだ。「それ以前も穂先の天ぷらなどウドを使った料理は出していました。変わり種としてうど稲荷も考えたのだと思います」と濱中和幸さん。立川市が都内の生産量トップレベルの東京うどは、地下で育てられ、くせがなくやわらかいのが特徴。細かく刻んできんぴらのように甘辛く炒めたうどを酢飯に混ぜ込んであり、シャキシャキとした食感もいいアクセントだ。メディアでもよく紹介され、「テレビを見て来た」という遠方からのお客さんも多いとか。5個入り900円などのほか、助六タイプのうど稲荷ずし弁当なら、細巻きや玉こんにゃくもあわせて楽しめる。
酢飯は甘めで、ウドの味付けとよく合う。
店は立川駅南口からすぐの諏訪通り沿い。
「うなぎも人気ですよ」と濱中さん。
事前に電話しておけば待ち時間なく受け取れる。
ご飯にもお酒にも合う手作りシューマイが絶品
日曜シューマイ[立川駅/シューマイ・ちまき]
シューマイ8個760円と、特製ちまき600円、上ちまき450円。
手づくりしたシューマイのおいしさに気づいてハマったのが、開業のきっかけ。コロナ禍に国立のカフェ『circus』の店主から声をかけてもらい、日曜日に間借りでシューマイを作って販売するように。やがて手作りの味が評判を呼び、2025年に立川でこの店をオープンした。「よく比べられるギョウザとは違う魅力があると思う」と店主が話すシューマイは、豚肉も野菜もすべて国産にこだわって丁寧に蒸し上げる。看板メニューの日曜シューマイ単品90円はゴロゴロと入ったレンコンの食感がくせになる一品だ。皮の代わりにもち米で包んだもち米シューマイ1個100円、日曜シューマイをカリっと焼いた焼きシューマイ1個100円(販売は3個〜)、さらに期間限定の変わり種もあって、食べ比べも楽しい。
この日はシューマイを4種類を2個ずつ詰めてもらった。
国立市在住のイラストレーター・五味健悟さんが手がけた掛け紙のイラストがかわいらしい。
現在も月2回は国立『circus』で間借り営業している。
オリジナルの豆皿1200円も販売。
香ばしい炭火焼き! 大満足のグルメバーガー
OLD NEW DINER[立川駅/ハンバーガー]
テリヤキベーコンチーズハンバーガー2130円。
車好きでアメ車にも乗っていたという田中伸行さん。アメリカ文化にも興味を持つようになり、駒沢『AS CLASSICS DINER(エーエスクラッシクスダイナー)』などで経験を積んでこの店をオープンした。人気メニューのテリヤキベーコンチーズハンバーガーは、ビーフ100%のパティに肉厚なベーコンも加わってボリューミー! 照り焼きソースからベーコンに至るまで自家製で、炭火で焼くからこその香ばしさがたまらない。バンズはオーブンで焼いているため、外側がパリッと、内側はふんわりと仕上がっているのも特徴だ。「ピクニックに持って行くなら、比較的味の濃いメニューが冷めてもおいしいのでおすすめ。照り焼き系は最近特に人気です」と田中さん。
立川通沿いの角地。ウッディな外壁と赤い車が目印!
オールディーズのBGMが流れる店内は、まさに古き良きアメリカンダイナーの趣き。
田中さんが手にするのはオリジナルグッズ・テリヤキスウェット。
オリジナルのキャップやパーカーなど、アメリカ好きに刺さりそうなグッズも。
青果問屋直営、ザクザク食感の練りパイ
Adam’s Awesome PIE[立川駅/パイ]
アップルパイ550円。季節によってりんごの種類や味付けを工夫する。
りんご問屋として創業し、70年の歴史を誇る青果問屋「根津(ねつ)」による直営のカフェ。2代目の根津盛行(ねつもりゆき)さんは「カフェをやりたい!」と3代目の息子さんと一緒に飲食店事業への挑戦を決め、2016年にオープンした。主役はカリフォルニアスタイルのアップルパイで、ザクザクした食感が特徴的。これは根津さんが学生時代にアメリカを旅した際に出会い、長年忘れられなかった味なのだとか。「ヨーロピアンスタイルだとバターを折り込んで層にする折りパイですが、アメリカでは練りパイがメジャーなんです。そこにアレンジを加え、当店ではりんごを半生で焼き上げています」と根津さん。昭和記念公園内の『Ti STORE Cafe』でもこのアップルパイを購入できるほか、ピクニックセットの貸し出しもあるのがうれしい。
根津さん。店内には、りんごの木箱を積み上げた柱も。
ハンバーガーセット1480円。ハンバーガーにもリンゴのソテーが使われている。
広々とした店内。多摩モノレールが走るサンサンロードに面したテラス席もある。
店舗はビルの2階。
山中湖にある名店のケーキが立川でも味わえる
PAPER MOON green springs[立川駅/ケーキ]
りんごがたっぷり使われたアップルパイ1540円は満足感あり!
山中湖にあるケーキが自慢のカフェ『PAPER MOON』2号店として、2020年からGREENSPRINGSの一角に店を構えている。本店と同じラインナップのケーキを楽しめるほか、タルト類は立川限定のメニューも用意。季節に応じて旬のフルーツを使ったものが常時4〜5種類揃う。なかでも人気メニューのアップルパイは、ジューシーなりんごそのものの味をじっくり味わえるフレッシュさが印象的だ。「これからの暖かい季節には、さっぱり味わえるレモンカスタードパイもおすすめです」とスタッフの桶屋美帆さん。「大人が心地よい時間をすごせる空間」がコンセプトで10歳未満の子供の入店ができないが、テイクアウトを利用すればファミリーで味わえるというのもポイントだ。
ショーケースのなかにケーキがずらり。焼き菓子も販売している。
店内の一角には雑貨も並び、バスケットを購入するという手も!
テイクアウトしたパイをバスケットに入れてもらえるピクニックバスケットセット(GREENSPRINGSの敷地内のみ利用可)。
店舗の近くにはベンチやテーブルも多く、テラス席のように利用できる。
取材・文・撮影=中村こより
上記の情報は2026年3月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。