
中野駅
使い勝手抜群!中野駅周辺のおすすめランチ5選|定食、ラーメン、カフェランチも。気分次第でよりどりみどり!
サブカルの色が濃い一方でビジネスパーソンも多い中野は、グルメ処も豊富で多種多様。体にやさしい定食が恋しい、さくっとラーメンをすすりたい、カフェでゆったり食後のコーヒーも味わいたい……などなど、シーンに合わせて選べる安心感がある。
今回は、そんな多彩なお店のなかでもこだわりと思いやりが詰まった5店舗をピックアップ。それぞれの魅力に満足できること間違いなしだ。さて、今日はどんな気分?
この記事の目次
バラエティ豊富! 次回も楽しみな週替わり定食
カフェテリア「ナカノヤ NYAcafe」[中野駅/カフェ・食堂]

NYA週替りメイン定食740円。手作りのおばんざい2種とお味噌汁もついてくる。
「従来の“食堂”というイメージを払拭して、地域の憩いの場を目指しました」と、取材に対応していただいた清野裕海さん。開放的な店内では、おしゃべりに花を咲かせたり、1人ゆったりと食事したり、老若男女が思い思いに過ごす様子が印象的だ。

NYAドリップコーヒー(M)300円。
また、専門店『珈琲や』を手がけるJINフードビジネスコンサルティングが運営母体とあってコーヒーにもこだわりあり。どんなニーズにも応えてくれるオールマイティな店なのだ。

一面がガラス張りで、陽の光が差し込む明るい店内。

店頭にはコーヒーの生豆も並ぶ。

中野区役所新庁舎1階。西側の入り口から入ればすぐだ。
カリーとチャイで本場のスパイスを堪能
Rainbow Spice Cafe Chai Stall[中野駅/カレー]

ダブルカリー1050円(ポークビンダルーを選んだ場合は+100円)。写真はネイクォリとポークビンダルー。
本場インドのスタイルで作るカリーは4種類から選ぶことができる。各カリーはそれぞれ違う配合で10種以上のスパイスを調合した特製マサラを使用。今回選んだのはネイクォリとポークビンダルーだ。ネイクォリはインド・チェティナッド地方のシェフ直伝で、バターチキンよりも軽やかな味わいで食べやすい。インド西岸の町・ゴアの名物カリーであるポークビンダルーはワインビネガーの酸味と青唐辛子の辛味がマッチしてくせになるおいしさだ。ターメリックライスは、新潟県の友人が作るコシヒカリを四分づきして使っている。

ドーナツをシロップに漬けたインドのスイーツ、グラブジャムン500円とマサラチャイ600円。

マサラ抹茶チャイ610円(奥)とマンゴーラッシー600円。

テイクアウト窓口に立つ関さん。

店内にはテーブル席のほか1人用の席も。
空間とともに味わう野菜たっぷりの一皿
LOU[中野駅/カフェ]

自家製サラダボウル1500円とミニスープ500円。取材時はハニーマスタードチキンのサラダとミネストローネだった。

コーヒーミルク(アイス)650円。波照間島の黒糖を使ったやさしい甘み。
また、人気のサラダボウルはタンパク質もビタミンもとれて、管理栄養士だった宏美さんならではの気遣いも感じられる。どちらも旬の食材を使用し季節によって内容も変わるので、訪れるたびどんな内容になっているか楽しみだ。メニューは朝も昼も共通で、ランチタイムから少し遅れても注文できるところがうれしい。

松島大介さん(写真中央)、姉の松島宏美さん(写真右)とスタッフのみなさん。

松島さんの実家が宝石店を営んでいた場所で開店。

インテリアがユニークで、いつまでも眺めていられそう。
DATA
毎日食べたい! 体を労わるやさしい定食
手しおごはん 玄[中野駅/定食]

手しおごはん定食1350円。ごはんは白米と雑穀米から選べる。
『手しおごはん 玄』は、国産の食材を使った安心安全がモットーの体にやさしい定食をいただける店。「基本を大切に、お米を研いだり炊いたりするところから慎重に気を配っています」とは、店長の野林正寛さん。基本に忠実ながらちょっとした工夫や変化もあり、あたりまえのものをあたりまえに食べられることのありがたみを感じられる。

「学生の頃から通っていたお客さんが、働き始めても変わらずに来てくれることも多いんですよ」と野林さん。
お昼時は店の外に列ができることも多いが、待ち時間の目安を伝えるなど心配りを欠かさない。そんな優しさもまた、毎日食べたくなる理由のひとつなのだろう。

異国の街角のような中野レンガ坂にある。

落ち着いて味わえる店内。

ちょっとしたおそうざいメニューも豊富。
DATA
魚介豚骨のダブルスープにはファン多し
麺屋はし本[中野駅/ラーメン]

らーめん1000円。チャーシューはほろりと崩れるやわらかさだ。
バランスのよい魚介豚骨のダブルスープは中太の麺ともよく絡み、コクがあるもののくどくはなく、出汁の風味がしっかり支えてくれる。修業先で得た知見も活かしつつ、自身の工夫も加えた一杯だ。「無化調だからごまかしがきかない。今日はサバが強めだなとか、常連さんは日による違いも楽しんでくれていますね」。そう朗らかに話しながらテキパキと麺を茹で、あっという間に提供してくれる一連の手さばきはさすがだ。

辛味らーめんは1100円。写真は別添えにしてもらった辛味唐辛子。

釣り好きで、定休日はたいてい海へ行くという橋本さん。

早稲田通りを越えた先に店がある。

店内はカウンター7席。
DATA
取材・文・撮影=中村こより
上記の情報は2025年6月現在のものです。
※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
※表記されている価格は税込みです。